【サイバーパンク エッジランナーズ】アニメ感想とネタバレ評価！面白い？つまらない？

元々はサイバーパンク2077というゲームのアニメ化で、ゲームの約1年前を描いています。物語の主人公デイビッドはアメリカの自由都市ナイトシティで底辺暮らしをしつつも、世界最大企業のアラサカアカデミーに通う普通の少年です。
ある日母親をギャング抗争で亡くし、残されたのは母の遺骨と軍事用サイバーウェアだけでした。それを友達の闇医者にインストールしてもらい、裏社会で生きているルーシーと出会ったことで、傭兵たちの仲間ができ、デイビッドは走り抜けていきます。
作画はトリガーなので、かなり癖がありますが、女性キャラは魅力的に描かれています。作画崩壊もありませんでした。声優はやはり主人公デイビッド役のKENNと傭兵仲間レベッカ役の黒沢ともよが印象に残っています。
音楽はゲームで実際に流れるBGMや音楽をふんだんに使っており、特に I Really Want to Stay At Your Houseは、アニメ視聴後だと涙腺崩壊するほど良い曲です。
キャラで一番魅力的なのは、主人公デイビッドの同僚レベッカです。正直言ってこのアニメのMVPと言ってもよいほどです。
序盤は主人公に何度も助けられる典型的なヒロインですが、物語後半になると一転して愛する人のために地獄まで付き合ってくれる最高のキャラになります。特に物語後半は話が重く陰鬱になり、レベッカがいないと視聴するのがしんどくなるほどでした。
終わり方は主人公デイビッドがサイバーサイコになりかけますが、ルーシーのおかげで正気に戻ります。しかし、アラサカ社が放った刺客アダムスマッシャーによって、レベッカが死にデイビッドも重傷を負います。
最後にデイビッドはルーシーを逃すためにアダムスマッシャーに立ち向かい散っていきました。綺麗に完結したので、続編はないと思います。
悪い点は万人にはオススメできないゴア表現と性的なシーン、下品なシーンが結構あるので、苦手な人には向いていないです。印象に残ったセリフは、主人公デイビッドの兄貴分だったメインの「走り抜けろ」というセリフです。
この言葉がきっかけでデイビッドは体の半数以上を機械化して、傭兵たちの間でも頭角を現すことになります。またデイビッドは他人軸で自分の夢や願いがありませんでした。
序盤ではお母さんに懇願されてアカデミーに通い、メインとの別れでは結果的に叶うことがなかった走り続けるという夢をデイビッドが引き継ぎます。終始他人の為に走り抜けたデイビッドが最後に願ったのは、愛する人を救うことでした。
ルーシーを月に連れていくことは叶いませんでしたが、愛する人を救うために伝説に立ち向かい散っていったデイビッドは、間違いなく名誉ある死を遂げることができました。

サイバーパンク大辞典というサイトでアダム・スマッシャーについて話していたらこのクソアニメの狂信者に絡まれた そのクソバカはアダム・スマッシャーにもファンがいるという歴とした事実を頑として認めず､全て俺の自作自演だと喚き散らしやがった。そして俺をこのアニメのアンチだとまで勝手に決めつたばかりか､アダム・スマッシャーを倒してしまうのはお前がVを育て過ぎているせいだと意味不明な説教まで始める始末! これがこのアニメを見たバカの末路だ

動きも背景もカラーリングも素晴らしい
前半はすごく面白くなりそうだったが面白くなりそうっていうラインを超えなかった。
元のゲームをすごく好きな人がその世界の余韻を味わうためのアニメで、アニメ単体で楽しめるシナリオではない。

舞台は近未来世界でサイボーグ化が一般的な街である。冒頭ではサイボーグの犯罪者が暴れるシーンから始まる。犯罪者が暴れているのはサイボーグが発症する病「サイバーサイコシス」を発症したからだ。
暴れるサイボーグはやがて特殊部隊に排除されるところで映像は終了する。主人公は貧しい生まれで母子家庭である。そのためパーツの一部を買うお金を抑える為に古い物をムリヤリ使えるようにしたり、富裕層の子にイジメを受けていたりする日常を送っている。
彼に転機が訪れたのは母親がギャングとの抗争に巻き込まれ亡くなった時、家に戻ると冒頭の犯罪者が使用していた軍用パーツを発見したことだ。彼はパーツを装着用後イジメっ子達をぼこぼこにした後途方にくれていたところを一人の女性から声をかけられる。
彼女は主人公の母親と取引をしていた組織のメンバーの一人であった。組織のリーダーから軍用パーツを返すように求められたが主人公は自分は軍用パーツとの相性がよいことを伝えて自分を売り込み、やがて仲間になることに成功する。
この作品をみる点で注意して欲しいところは、主人公メンバーがたくさん死にますし、アンダーグラウンド的な為か少々下品なところもあります。(運転手に対する時間稼ぎなど。)また、乳首も映ります。
ですが、それを踏まえてもオススメできる作品だと思います。それだけ魅力的なキャラクターがあなた達を待っております。彼らの生き様を是非見届けて下さい。
また、あるキャラクターが言った。「それは母親の夢でしょ？」という台詞も刺さる人にはささると思います。