SK∞ エスケーエイト

SK∞エスケーエイト
(C) ボンズ・内海紘子/Project SK∞
4.4
Rated 4.4 out of 5
5つ星のうち4.4 (合計5レビュー)
★560%
★420%
★320%
★20%
★10%

「SK∞ エスケーエイト」みんなの感想評価とネタバレ考察

葛藤と嫉妬からうまれるもの

Rated 5.0 out of 5
2021年6月23日

エスケーエイトは、スケートボードをメインとしたアニメである。主人公のレキはスケートボードが大好きである。レキのいる学校にスノーボードの経験者のランガが転入してくる。

レキはランガにスケートボートの魅力を伝え、スケートボートレースが行われている「S」という場所に行く。そこで刺激を受けたランガは、スケートボートを練習する。スノーボード経験者のランガは、レキが何ヶ月間も練習した技もあっという間にできるようになっていた。

さらに、レースでも勝ち、ランガは「S]で有名な人となった。そんなランガと一緒に過ごしてきたレキは、自分にはスケートボートは向いていないと感じ、スケートボートを辞めてしまう。

しかし、ランガは、レキと一緒では楽しくすべることができないと感じ、再び一緒に滑ることになる。自分がきかっけで始めたのに自分よりも才能があり、周りからも認められ、置いてきぼりになってしまう姿は切なく、私自身と重ねてしまった。

しかし、落ち込んでも周りの力でもう一度がんばろうとする姿には勇気づけられる。

はゆ

ギャップは良い

Rated 3.0 out of 5
2021年6月1日

始まって早々、初心者にもかかわらず圧巻の身のこなしで観衆の心を震わせたのに対し、日常の中では驚くほどに抜けたところが目につくという、この激しすぎるギャップは観ていて面白いと感じられて、好ましく思いました。

しかしながら、あまりにも鈍臭い部分が目立ちすぎるが故に、次第に苛立ちが増していくのは非常に残念なポイントだったなと思いました。何もしなくても板が動くと思っているみたいな考えがあったことには、呆れて言葉も出ませんでした。

「おまえさ、最初の動きはなんだったの?」

と自分が画面の中に入り込めるのであれば、直接聞いてやりたくなりました。まあ、練習を積み重ねていく中で着々と成長していく様が窺えたのは良かったかなという印象が強いため、総じて言えば悪くはないと思いました。

おとは

正反対の主人公2人がアツい青春スケボーアニメ!

Rated 4.0 out of 5
2021年4月27日

ありそうでなかったスケートボードアニメということで新鮮でした!アニメ『BANANA FISH』を担当された内海紘子さんが原作&監督をされていたのと、製作会社がボンズだったので放送開始から最終回までリアルタイムで毎週観ていました。

毎話30分もTVを観ている気がせず、気づいたらエンデングが流れているくらい、ストーリーのテンポがよかったです。何よりもアクションがかっこいいです。

大筋としては、王道の青春モノという作品です。沖縄の高校生・レキは寝ても覚めてもスケボのことばかり考えて、自作のデッキまで作ってしまう快活な熱血青年。

そこへカナダからやってきた無口でマイペースな転校生・ランガと出会い、スケボを教えることで共にどんどん熱中していくというものです。

物語で中心となるのが “S(エス)” と呼ばれるレースバトルで、ユニークなライバルが登場して、展開が盛り上がっていきます。正反対の主人公2人がバランスのよさはもちろん、各キャラクターがしっかりとキャラ立ちしていて、それぞれにしっかりと独自のスケボースタイルを持っているところが見所だと思います。

そんなのアリなの!?ということもたくさんありますが、アニメなので全然問題なし!悪役が思ったよりも酷いキャラクターなのも、ある意味良いスパイスでした。

どんどん上手くなっていくランガに対するレキの葛藤や、精神描写もしっかりされているので、観ているこちらもモヤモヤ、ヒヤヒヤしましたが、成長ストーリーとしても楽しめ、最終回は大団円で終わったのでよかったです。

本当に好きなものがあるって、素敵なことだなぁと微笑ましくなりました。

finch152

男子の友情ものが好きな方は必見!

Rated 5.0 out of 5
2021年4月27日

今までも話題作を連発してきた内海監督の新作である今作品のエスケーエイトは、今までアニメではなかなか題材としてなかったスケートボードでした。

監督が内海監督、脚本はコードギアス等でお馴染みの大河内さん、そして制作スタジオはボンズということで、豪華制作陣の並びを文字で見た時は、あらすじを読む前からワクワクしました。

ストーリーはとてもわかりやすく、主人公のレキと、彼と知り合ったことをきっかけにスケートボードの楽しさを知るランガ、そしてこの2人を取り囲む個性豊かなライバルの数々が、スケートボードバトルを繰り広げていきます。

今作品は1シーズンでありながらも目まぐるしく話が展開していき、見ていて飽きることはありませんでした。

ストーリー展開は勿論なのですが、話のメインであるスケートボードのシーンもとても印象深く、毎回作画に力が入っているように感じるほど、見ているだけでスケートボードの爽快感やスピード感を感じました。

アニメを制作する時には必ず、細かいところまでこだわる印象がある内海監督ならではのスケートボードシーンだったと思います。最終回では綺麗に話をまとめて終了しましたが、2シーズンを制作することも全然可能である未来を感じる終わり方でした。

SNS上でも熱狂的なファンが多い印象だったので、また続編で美しいスケートボードシーンが見られたら嬉しいです。内海監督の次回作にも期待します。

あおい

ランガがかっこよすぎてどハマりしちゃいます!

Rated 5.0 out of 5
2021年4月27日

声優さん目的で見始めましたが、絵がとても綺麗で作画の多さについ見入ってしまいました。

スケボアニメですが、スケボを知らない私でも気軽に見れましたし、主人公のスケボ大好きな暦が、スケボを知らないランガに一から教えてくれるので、視聴者も一緒に学びながら見れるので、すごく興味が湧いてきます。

音楽にもこだわりがあって、キャラクターがスケボ滑るときに、それぞれに合った音楽を流してくれるのでイメージしやすく、ノれること間違いなしだと思います。

ランガはカナダから来ているので、英語の発音には厳しいところがあったり、絵が上手かったり、過去スノボの経験者だったりと多彩な持ち主で、見た目もシュッとしていてとてもカッコいいです。

コメディ要素は多いものの、それぞれのキャラクターの心情なども、しっかりストーリーとしてやってくれるので見応えもあります。

サンド

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「SK∞ エスケーエイト」の作品情報

基本情報

タイトル SK∞ エスケーエイト
読み方 えすけーえいと
原作 ボンズ、内海紘子
アニメーション製作会社 Project SK∞
アニメ放送期間 2021年1月~4月
話数 全12話
アニメ放送局 朝日放送テレビ・テレビ朝日系列
声優(CV)・キャスト 暦(レキ)役:畠中祐
ランガ役:小林千晃
MIYA役:永塚拓馬
シャドウ役:三宅健太
Cherry blossom役:緑川光
ジョー役:松本保典
愛抱夢(アダム)役:子安武人
菊池忠役:小野賢章

あらすじ・ストーリー

「そのとき俺は確かに見たんだ。この沖縄に舞う、白い雪を─…」

スケートボードが大好きな高校二年生・暦レキがハマっているもの――
……それは”S”。

「Sエス」とは、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるルール無用の危険な極秘レースだ。中でも、そこで行われる「ビーフ(決闘)」に多くの人々が熱狂していた。

暦レキはカナダからの帰国子女で転校生・ランガを「S」に誘う。スケートボードに乗ったことのないランガだが、「S」の熱狂は構わずランガを巻き込んでいく。

裏の顔を持つ個性豊かなスケーターたちと繰り広げられる、サイコーでアツいスケボーレースバトル×無限の可能性が今、ここに始まる──!!

引用元:「SK∞ エスケーエイト」公式サイト

PV予告動画