「ユーレイデコ」みんなの感想評価とネタバレ考察
個性的なキャラデザと世界観が魅力的なアニメです。
本作の魅力は、その緻密な密な世界観と、個性的なキャラクターたちです。キャラクターデザインも、ディテールまでこだわっており、夜行狩人たちの衣装や武器、化け物たちの姿など、見ているだけでも楽しいです。
また、本作には、登場人物たちの過去や人間関係にも深く触れており、物語が進み、彼らの心情や成長も描かれます。
さらに、音楽も本作の魅力の一つです。物語の世界観を盛り上げる楽曲が多数使用されており、その音楽と映像の相性も抜群です。
戦闘シーンの迫力や、キャラクターたちの掛け合いなど、アクション要素もたっぷり詰まった作品です。
ただし、作品全体としては、深みに欠ける部分もあるかもしれません。物語がやや単調になる場面もありますが、音楽や映像でそれを補うだけのものがあります。
真実は自分の目で見極めるべし
最初は現実世界とホログラムが合わさっている不思議な世界で、みんな【らぶ】を集めることに一生懸命になっている世界のアニメでしたが、物語が進んでいくうちに、みんなの目に触れさせないように隠されている真実があることや、見てみぬふりしている現実があるっていう事が分かって、凄く物語に深みが出て面白かったです。
このアニメの世界って、今の現実世界にも当てはめることが出来て、例えばユーレイデコの世界では都合の悪いものは隠されてしまうわけですが、現実世界では逆に、真実かどうかも分からないフェイクの情報が拡散されてしまう。すべての情報を鵜呑みにするのではなく、自分の目で見て真実なのかどうか見極めようっていうメッセージがあったなって思います。
ハックって・・・・
最終話の冒頭シーンで初めて知ったんだけどハックって女の子だったのね。
まるで映画を見ているようです。
まず、物語は未来の話しであり、ファンタジー的な要素が強いので、まるで映画を見ているようです。ただ、難しい言葉が多いので、公式サイトのキーワードを見るとわかりやすいと思います。
次に作画はユーレイが出てくるので、ユーレイが普通の人に見えないよということを旨く表現しています。そのユーレイが怖くないのがよいです。
それから、声優はベリィ役の川勝未来さんは新人なのですが、まだ10代でフレッシュな感じが出ています。また、フィン役の入野自由さんは映画の「千と千尋の神隠し」のハク役なので、入野さんが話すとファンタジーに引き込まれます。
音楽はオープニングの歌が印象に残る歌です。キャラはベリィは普通なのですが、他のキャラクターが個性があって、特徴もあり、覚えやすいです。
好みが分かれそうなオリジナルアニメ
「ユーレイデコ」は、「映像研には手を出すな!」を手掛けたサイエンスSARUが制作するオリジナルアニメ。
近未来的なAR・VRが絡む世界観となっており、情報都市トムソーヤ島における主人公・ベリィとハックを中心に描いた冒険ファンタジーと行った所でしょうか。
アニメ1話を見ただけでは、理解できなかったというのが、正直な感想です。
メタバース的なAR・VR世界が舞台ということもあり、ベリィはリアルとバーチャルを行き来する生活を送っていますが、リアルがバーチャル的な絵のタッチとなっているため、リアルとバーチャルの違いが分かりにくいです。
なかなかにクセが強いアニメで、作画も独特の絵のタッチとなっているため、好き嫌いの評価が割れそうな作品です。
アニメ1話の視聴者置いてけぼり感がすごかったですが、オリジナルアニメでこの先の展開が予想できないこともあり、これからの物語次第では一気に高評価になりそうな作品でもあります。
「オッドタクシー」みたいに、最初はつまらないと酷評されていたのに、最後は面白いと大絶賛されて、映画化も決まったオリジナルアニメもありますしね。オリジナルアニメは最後まで見てみないと分からない!
怪人0と0現象の謎を突き止める謎解き要素もあるようなので、今後のストーリー展開に期待しています。
「ユーレイデコ」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「ユーレイデコ」の作品情報
基本情報
タイトル | ユーレイデコ |
---|---|
読み方 | ゆーれいでこ |
原案 | 湯浅政明、佐藤大 |
アニメーション制作会社 | サイエンスSARU |
アニメ放送期間 | 2022年7月~ |
話数 | 全?話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
PV予告動画
- タグ