【映画：劇場版からかい上手の高木さん】アニメ感想評価！ひどいつまらない？面白い？

物語は普段と変わらない「からかい」に、少し甘いスパイスを加えた内容になっています。作画もとても綺麗で日常感溢れる、また青春の１ページを感じさせるように感じました。

その為、感情移入しやすく、また普段のアニメバージョンとは違った演出になっている印象でした。特に見所だと感じたのは映画の後半辺りからです。後半になるにつれて、２人の関係が徐々に変化していき、視聴者のボルテージを上げて行きます。

このボルテージの上がり方も絶妙で、ダイナミックに上がるのではなく、少しずつ上げて行くのが良かったです。終わり方もいつもとは異なっているのも魅力の１つです。

映画ならではの内容と言えるでしょう。何度も見返したくなるような、アニメ版を上回る「からかい」、それをしっかりと感じられる内容でした。

とにかく作画が良いのと、高木さんが可愛い！この手のお話は、下手すると学生時代の自分の黒歴史が刺激されて、恥ずかしいのと辛いのとで見れなくなることも多いですが、この高木さんシリーズにおいてはそんな心配は無用です。

むしろ青春の擬似体験ができて、疲れた社会人に取っては、癒しの時間となります。そんな高木さんが劇場版！いつもどおりのからかいに加えて、今回は子猫の飼い主探しなど、お話のボリュームもあります。

かわいい！尊い！はもちろんのことですが、それぞれのキャラの良さが十分に発揮されたのではないかと思います。可愛くて、楽しくて、ちょっと切なくて、見ていると自分も同級生になったような感覚になり、懐かしい気持ちになります。

楽しい青春を送った人も、今世では楽しい青春を送れなかった人も、楽しく見られる作品だと思います。

中学生の、まだ恋愛がわからない男の子・西片と、ちょっとおませな女の子・高木さんが繰り広げるラブコメです。テレビ版を見ていた方が今までの流れを理解した上で楽しみが倍増しますが、たぶんテレビ版を見ていない人でも十分に楽しめる作品だと思います。

大人が見ても、「自分の中学生時代も、好きな女の子に対してこんな感じだったな」と懐かしさを感じながら見られると思います。ラストは、「たぶんこうなるかな」とわかっていても、よかった、と視聴者の心が温かくなる内容ではないでしょうか。

次回作を期待してしまいますが、これが最後のほうが視聴者に色々と考えさせてくれて、また、とてもきれいな感じもします。ここまでキュンキュンするアニメ映画はありませんでした。

まずこの映画はアニメ3期のあとのお話。1期から観てたから、ずっと映画は楽しみにしてました。結論から言うと最高に観てよかった！西方と高木さんのからかいはあまり見れなかったけど、ストーリーは楽しかった。

中学最後の夏休みに2人が猫を育てる。2人の感情や成長を感じることができた胸が温かくなりました。

声優さんは高木さんは高橋李依さん、西方くんは梶裕貴さん、ほかにも好きな声優さんも多く、原作も読んでますが個人的には声はすごく合っていると思ってます。今回の映画はからかいって要素は少なかった感じでした。

もう少しからかうシーンはあってもよかったかなって思いますが、ストーリーには満足しているのでこれはこれでよかったと思います！最後のエンドロール後もめっちゃ良かった！

映画館で観てほしかったけど、この映画を観てもらえるなら何でも良いから観てほしいです。心が疲れてる方や癒しが欲しい方、青春を思い出したい方や青春を味わいたかった方、全ての人に観てもらいたいです。