【パリピ孔明】アニメ感想評価とネタバレ考察！面白い？つまらない？

タイトルの内容に尽きるのだが、ＫＡＢＥ太人とかいう、三國志の登場人物の誰を元ネタにしているのかさえよく分からんキャラが出るまではかなり面白かった。そこまでなら間違いなく星５を付けていた。

しかし、ＫＡＢＥ太人が登場してから明らかにつまらない…というか、きちんとした形で策略を使っている感じの展開ではなくなってしまったし、勧誘から加入までが長すぎる。

そして、多くの視聴者が一番見たいであろう英子の活躍や孔明との絆も、ＫＡＢＥ太人登場からだんだん薄れていってしまい、気がつけばサブキャラの方に照明が当たってしまうはめに……。

なぜこういう構成にしてしまったんだろうかねぇ……。

ちなみにこのアニメはドラマ化もされたけど、ドラマの方もＫＡＢＥ太人登場からつまらなくなって草が生えた。

結局いらないキャラなんだろうね、このＫＡＢＥ太人っていうのは。

ＹＡＩＢＡでいうところの十兵衛、ドラゴンボールでいうところのセルみたいなものかな。

ここからつまらなくなったとはっきり分かる存在。

現代にトリップした孔明が主人公のため、見る前は三国志の知識がないと理解が難しいかなと思ったのですが、三国志の知識がなくても楽しめる作品でした。

歌手の女の子を有名にすべく孔明が策を練るのですが、三国志で使われたような策をもとにしているので、三国志好きも楽しめると思います。

作画は今どきのアニメ絵できれいで見やすいです。洋服や髪型にもこだわりが感じられて、キャラもかわいいです。

人気歌手を目指す話なのでライブシーンがあるのですが、歌うシーンは声優ではなく歌手を起用しているので、本当に歌がうまくて音楽もとてもいいです。

おなじキャラで声優と歌手を起用することにより普通の声と歌声と多少違いがでるものの、違和感はありません。

暗いシーンはあまりなく、わかりやすく笑えてすっきりできるアニメです。

諸葛孔明が現代に転生し、世話になったヒロインのギャルの軍師として、クラブミュージックでのし上がっていく過程を描いていくという変わった題材が印象的な作品です。

一見現代に転生した孔明が現代社会を満喫する話になるのかと思いましたが（1話やOPとかではあながち間違っていないのですが）、孔明が生前の軍師としての才能を生かして、マーケティング戦略やマネジメント能力を中心とした話になっているのには意表を突き、そのあたりも本作の独特なテーマが強調されてる印象になりました。

また、世代的に置鮎さんが主人公役というのも少し灌漑深かったですね。キャラ的にも孔明とヒロインの瑛子の風変わりなバディものになっていて、それぞれのキャラもいい感じに描かれてる印象でした。

始まりは天才軍師と名高い孔明が急に渋谷に迷い込むという急展開。そこで出会うのが無名のシンガーEIKO。EIKOの歌に心動かされた孔明が、軍師として彼女の歌を多くの人に届ける。

という言葉に要約してしまうとこんな感じではあるのですが、1話でEIKOの歌を聴いた瞬間の衝撃がすごい！！とにかく引き込まれる歌声でした。歌をあてている96猫さんの圧倒的歌唱力で物語に説得力があります。

夕方の部屋、差し込む夕日とEIKOの歌、1話のここのシーンを見て今期全話見ることを誓いました。基本的にはキャラクターのコミカルなやり取りやも多く観やすいです。そして何より孔明の策略が良い！

天才と名高い孔明ですが、その頭脳は現代においても遺憾なく発揮されました。2-3話では三国志上で孔明が使ったとされる計略と絡めた話になっていって、三国志が好きな方はより楽しめるのではないかと思います。

エンディングの気分上々↑↑のカバーもパリピ孔明のタイトルに合って楽しいです。

パリピ孔明は週刊ヤングマガジンに連載されている漫画が原作で、2022年1月時点で累計部数が55万部を突破している人気作品です。

もうタイトルからして面白そうですが、「パリピ」と「諸葛亮孔明」という真逆とも言える組み合わせが最高です！三国志時代に天才軍師として名を馳せた孔明が、若かりし日の姿で東京の渋谷に転移する所から物語が始まります。

ちょうどハロウィン真っ只中で、諸葛亮孔明の姿をしていても違和感なく、受け入れられるという設定は良く出てきていると思いました。

その際に出会ったシンガーソングライターの月見栄子は、夢を諦めかけてしましたが、何と孔明が軍師として、栄子の夢をサポート！孔明がどんな策略を駆使して、栄子の夢をサポートしていくのかが非常に楽しみです。

何気に三国志時代の話も出てくる(泣いて馬謖を斬るなど)ので、三国志好きの人なら、なおさら楽しめる作品と言えそうです。中国や海外の反応も気になりますね！

声優は主人公の諸葛亮孔明をテニプリの手塚国光役などを演じている置鮎龍太郎さん、もう一人の主人公・ヒロイン？となる月見英子役を本渡楓さんが演じていますが、役にピッタリという感じです。

エンディング曲の「気分上々↑↑」もまさにアゲアゲという感じのノリの良い曲で、見ていて楽しくなるアニメとなりそうです。アニメ第1話から惹きつけられるストーリーで、この後の展開から目が離せそうにありません。