「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」みんなの感想評価とネタバレ考察
素晴らしい
前半だけの話だけでレビューするなら星3が妥当だろう。だが、後半の怒涛の伏線回収が素晴らしい。私はシュタインズ・ゲート、シュタインズ・ゲートゼロも合わせて1日で見たためほぼ全ての伏線が分かり頭にとてつもない衝撃が走った。記憶を消してもう一度みたいアニメ1位。
もちろん伏線回収だけでなくギャグやストーリー、キャラの魅力などなどほぼ全てにおいて完璧だろう。強いて言うなら前半が少しダルいだろうか。まあ、この手のアニメは仕方の無いことだろう。以上から、私は星4と星5で迷ったが、最終的に星5をつけさせて頂いた。
最初の方は我慢してみた方が良い。
このアニメを見始て最初の数話はかなり痛いアニメだと思うことが多く何度も見るのをやめようかなと思いました。しかし話が進むにあたり主人公や仲間への印象がかなり変わりました。ストーリーもどんどんシリアスになっていき最初の痛いオタク感しかないアニメが、シリアスで重いアニメへと変化していき最後は好印象な作品になっています。
ニトロプラス原作のSF物語
タイムワープ物をここまで今風かつ10代のアニメ向けに描けるのかと感動した一作になります。元々原作で非常に楽しんだのでアニメ版も見るようになりましたが、原作のテイストを崩さずテンポよく話が進んだと思います。
前半の設定とか話などを見るのがチョットだるいかもしれませんが、後半のシナリオ展開とテンポには惹かれる人も多いのではないでしょうか?
前半部はネラー用語やオタクな感じの会話に意味を理解し悶える紅莉栖が可愛く、また鈴羽やまゆりのコスプレシーンなどのサービスショットもあり、ひたすらSFチックな重たい話だけでなく、間に入るキャラの可愛さも楽しめるポイントだと思います。
しかし、ベースがSFのタイムリープ物と言うことで万人には勧められず、★3つとしました。
ストーリーの中にばらまかれる伏線、そして怒涛の回収。続編のシュタインズ・ゲートゼロも併せてどうぞ!
自分を狂気のマッドサイエンティストと名乗る中二病患者の大学生・岡部倫太郎、天才ハッカー(?)でありオタクである橋田至、岡部の幼馴染でふわふわした楽天家の少女・椎名まゆり、若き天才研究員・牧紅莉栖……等々。
様々な個性豊かなキャラクター達。そして並行世界をテーマにした練り込まれたストーリーは見ていて圧巻です。キャラクター一人一人のドラマの描写が素晴らしく、アニメという限られた時間の中で良く表現できているなと思います。
元々はアドベンチャーゲームであるため、かなりの情報量がありますが、上手くコンパクトにまとめ上げているように感じました。
声優陣も豪華です。宮野守さん(岡部)、関智一さん(橋田)、花澤香菜さん(椎名)、今井麻美さん(牧瀬)などなど、今となっては超有名な声優さんの少し昔の演技も見どころかもしれません。
私は作画に関しては、ひどすぎなければこだわらない方なので、参考にならないかもしれませんが、特に目立った崩壊は無かった気がします。OP、ED、挿入BGMも壮大であり、ロジカルで聞いていて好きになります。
終わり方に関しても、何度も何度も失敗して、それでもといい結果へと手を伸ばす姿、そこに至るまでの経緯含めて素晴らしいものです。個人的に好きなシーンとしては、岡部倫太郎の高笑いはいいですね(笑)。
これだけで結構MADも作られたりしていますが、やはり彼は中二モードが一番しっくりきます。あとはあと漆原ルカも好き、だが男だ……。
続編(というより別の時間軸?)であるシュタインズ・ゲートZEROで、色々とすべてつながるのも見ていて面白いです!シュタインズ・ゲートの方が気に入れば是非そちらもどうぞ!
以下ネタバレ要素強くなります。
今を変えることで、未来が大きく変わっていく。無数に存在する並行世界と、その中でどの時間軸を手にするのか……岡部倫太郎はリーディングシュタイナーをもってしまったが故、物語の中で葛藤し、悩み抜いていきます。
もし、自分が知らない時間軸へ移動する力を持ったら……なんて多分1回は誰でも考えたことあるんじゃないかなと思います。
私だったら少しずつ自分の都合のいいように、影響が出すぎない範囲で変えていってしまうところですが、岡部倫太郎は一度はそういう道をたどりながらも、色々なものに別れを告げ、変える前の世界へと自分を戻していきます。この間の描写が素晴らしいなと感じました。
何かが救われれば、何かが零れ落ちてしまう……そういった意味でも、この作品に受ける影響は強いんじゃないかなって思います。
以上になります。ご閲覧ありがとうございました。
諦めない
主人公の岡部はタイムマシーンを作ることに成功し、色んな世界線を渡っていける能力を持っています。それをリーディングシュタイナーと言い、いかにも厨二病くさい名前です。タイムマシーンを作ってしまったばかりに、色んな事件に巻き込まれていきます。
ヒロインのまゆりが必ず殺されてしまう運命を何度もやり直して救おうとします。ですが何度やり直してもその運命は変えられられず、岡部は精神的に病んでしまいます。この時の岡部の声を担当している宮野さんの演技は素晴らしすぎます。
もう1人のヒロインのクリスを犠牲にすれば、まゆりを助けることができることが分かり、決断を迫られます。どちらも救うことができる、いわゆるこのアニメの題名ともなるシュタインズゲートを目指して奮闘する姿が面白いです。
タイムマシンに対するロマンがある
このアニメはタイムマシンがメインのテーマとして掲げているので、みていてとても心踊る感じになりました。主人公はすごくつかみどころのない感じのおっさんみたいな人なんですが、すごく魅力的に写っています。
やっぱり話ととっかかりはすごくわかりづらい描写から始まるのですが、その先を見ていくとかなり心を掴まれてしまいます。主人公の周りにもタイムマシンを作る仲間たちがいて色々な助言をしてくれるので、みていてとても楽しい気持ちにさせてくれます。
主人公のバディみたいな女の子のキャラクターがすごく好きですね。ヘンテコな主人公の性格を熟知しているような感じで、転がし方がとてもうまいです。こういうキャラクターがアニメに一人は欲しいところです。
SFの傑作
何十年か前の作品に多く見られる、いわゆる「タイムリープもの」のSF作品ですが、平成にやるとこうなるのか!と感心しました。
主人公を演じる宮野真守さんの二面性バリバリな演技も素晴らしいですし、まゆしぃの「トゥットゥルー!」は、アニメを観ていない人達にも放送から数年ほど、幅広く知名度があったように思います。
ストーリー自体はかなり複雑ではありますが、だからこそハマる人にはものすごくハマる作品に仕上がっています。
昔のSF作品に触れたことがある人なら、おそらく結末近くまでの予想はつくと思うのですが、それでもクライマックスに差し掛かったときには倫太郎の決断一つ一つに、思わず涙が出てしまうはずです。
キャッチーさと複雑さを両立して面白く仕上げている傑作だと思います。
とにかくストーリーが秀逸
タイムリープものですが、そういうのが特別好きではないという方も面白く見られると思います。
ただ、私はガジェットや脳科学など、この作品のサブ的な要素もとても好きなので、最初から楽しく視聴しましたが、あまり興味のない方には序盤はちょっとしんどいかも知れません。ただその分後半は一気に面白くなるかと。
キャラも1人1人がとても立っています。キャラクターを覚えるのがめちゃくちゃ苦手な私ですら、モブはともかく主役級のキャラは誰ひとりとして「そんな人いたっけ?誰だっけ?」となる人がいません。
終わり方も、それまでに散りばめた伏線をきれいに回収して終わるので、「え、あの話結局どうなったの?」というもどかしさがないです。スッキリしてて良い。
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「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」の作品情報
基本情報
タイトル | STEINS;GATE |
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読み方 | シュタインズゲート |
原作 | 5pb./Nitroplus |
アニメーション製作会社 | WHITE FOX |
アニメ放送期間 | 2011年4月~9月 |
話数 | 全24話 |
アニメ放送局 | テレビ埼玉ほか |
声優(CV)・キャスト | 岡部倫太郎役:宮野真守 牧瀬紅莉栖役:今井麻美 椎名まゆり役:花澤香菜 橋田至役:関智一 阿万音鈴羽役:田村ゆかり フェイリス・ニャンニャン役:桃井はるこ 漆原るか役:小林ゆう 桐生萌郁役:後藤沙緒里 天王寺裕吾役:てらそままさき 天王寺綯役:山本彩乃 |
あらすじ・ストーリー
舞台は2010年夏の秋葉原。
厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。
世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが… 悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
引用元:「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」公式サイト
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