「魔法使い黎明期」みんなの感想評価とネタバレ考察
魔法使いになるために必要な事
「ゼロから始める魔法の書」の続編にあたる作品ながら、これだけでも十分に楽しめる内容になっています。魔女の村での日常をえがいていて、シリアスのようでいてほのぼのとしたシーンが多いのが特徴です。
魔女と人間の争いで母を失った過去を持つ主人公・セブが、初期の全く無個性な状態から、魔女の村での様々な体験を経て成長していくのが見所となっています。
セブと共にこの村に派遣されたホルトやクドー、そして引率としてついてきたロス先生とのやり取りは見ていて和む事が多いです。伝説の魔女・ゼロをはじめ、登場キャラそれぞれの個性が存分に発揮されたストーリーはしっかりしていて見ごたえがあります。
魔法が特別な世界だからこそのシナリオ構成が見事で、作画も良く完成度の高さを感じる作品です。ファンタジー世界の作品としては奥深く何度も見返したくなる面白さを持っています。
未熟な魔法使い達の試練
「ゼロから始める魔法の書」の続編作品ですが、知らなくても楽しめるストーリー構成となっています。前作のキャラが思ったよりも登場していたので、アフターストリーとしても十分に見られます。
基本は主人公のセービル(セブ)の内面の成長を強く描いてるのが特徴で、登場キャラとの掛け合いが見ものです。彼を見守っているゼロやロス先生との関係はなかなか興味深いものがあり、彼女達の存在はこの作品の鍵となっています。
セブは悲しい過去ばかり背負っていて、ストーリー上でも窮地に立つことが多いです。それを乗り越えて徐々に成長していっているのをはっきりと感じることができ、序盤に比べると、かなり話し方も変わってきているのは感慨深いものがあります。
特殊な事情があり厄介者であることは変わりないですが、彼を必要としてくれる人が周囲にはいますので、それを理解しその人たちのために役に立ちたいと思ったことは大きいですね。
登場人物たちの立ち位置も段々見えてきて、ストーリーにも深みが出てきました。終盤に入りますが、ここからはセブ自身で問題を解決するシーンがあることを期待します。
なんかパッとしないんだよな…
主人公が感情薄いせいか、今一パッとしない…
話数が進み、潜在能力が分かっても補助だけで、他が活躍してる感じ?
ヒロインも主人公ラブでスルーされる所とか可愛いけど、 褐色髪短めと好みから外れ、王道が居ない。
敢えて言うと、ロリなのに過保護な師匠は良いかも(笑)
盛り上がりに欠けるストーリー展開
「魔法使い黎明期」は「ゼロから始める魔法の書」の第2部として制作された作品です。一応、前作を知らなくても視聴できるように作られているようですが、設定や登場人物を引き継いでいるようなので、やはり前作を知っていた方が楽しめそうです。
ストーリー的にはいまいち盛り上がりに欠けて、初見の人にとっては置いてけぼり感が満載です。主人公のセービルは、入学以前の記憶がないという設定のため、徐々に記憶を取り戻しながら、盛り上がる展開になるのかなと期待しています。
声優は主人公のセービルを梅田修一朗さんが担当。まだまだ出演作品数は少ないですが、「可愛いだけじゃない式守さん」でも主役の和泉くんを担当しているので、これから要注目の声優さんです。
ロス先生こと、ロー・クリスタスは岡咲美保さんが担当。岡咲美保さんは「転生したらスライムだった件」で主人公のリムルテンペストの声優を務めていた人ですが、また違った印象で新鮮でした。
今のところ、イマイチなストーリー展開ですが、前作の「ゼロの書」は原作人気も高いようなので、これから面白い展開になることを期待しています。
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「魔法使い黎明期」の作品情報
基本情報
タイトル | 魔法使い黎明期 |
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読み方 | まほうつかいれいめいき |
原作 | 虎走かける |
アニメーション制作会社 | 手塚プロダクション |
アニメ放送期間 | 2022年4月~6月 |
話数 | 全12話 |
アニメ放送局 | TBSほか |
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