「終末のワルキューレ2期」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
コレTABOOに挑戦て捉えてええモンか?
禁忌に挑戦てゆーとカッコ良く聴こえるけど。この作品どーなんだろな?
自分は統一やないけど所謂二世てヤツで、無神論やないけど宗教は懲り懲りやて思てるイチ人間です。現実に神が存在せんと説明し切れへんコトがあるのも認めるし、信仰を支えに懸命に頑張ってはるヒトは応援したいて思てる派。
実際海外でこの作品禁書指定するくらい忌み嫌われてるて聴くし、作品の設定には少々安易さを覚えます。どれだけ内容に深みがあり、熱い展開であったとしても元々の作品設定に絶賛されにくい要素を含んでるよな。往年の孔雀王とか巻来センセも今現在みたいネットとかない時代でも何かしら叩かれてたん覚えてる。昔の作品の人類の敵は神の力を付与されたヒトや化身と人類との戦いが多かったかと思う。忖度っつーかデリカシーを感じる作風やった。今作は人類と闘うんが神そのものやから、冒瀆って批判されてることにも共感出来るわ。
(批判覚悟して…)2期冒頭の「ビビってるんでェすかァー」って煽るワルキューレの言い回しは正に”冒瀆”を上手に表現した名演技やて思う。(演技やて思うから冒瀆してるとは感じにくくしてるよーに思いました)
アニメ作品としては2期になって作画落ちたってどっかで見てんけど実際そんなことも無く、しっかりバトルアニメ。キャラの背景語りの尺が長いかな?予告で入る神々しいファンファーレカッコ良い。
終末のワルキューレとは!
「終末のワルキューレ」は、神々と人類の最後の戦いを描いた作品で、個性的なキャラクターたちの活躍が見どころのひとつです。
ストーリーの展開は非常にスリリングで、常に緊張感があります。また、アニメーションのクオリティが非常に高く、特に戦闘シーンは迫力があります。
また、本作は神話や宗教などの要素を巧みに取り入れており、物語の深みを増しています。特に、人間の弱さや神の力の偉大さなど、哲学的なテーマが多く含まれています。
ただし、一部のキャラクターの設定がやや浅いと感じることもあります。また、ストーリーの展開が急ぎすぎる部分があるという指摘もあります。
総合的に見て、「終末のワルキューレ」はスリリングなストーリーと個性的なキャラクターたちが魅力的な作品です。アニメーションのクオリティも高く、神話や宗教などの要素が深みを増しています。
1人1人の主人公に感情移入できる物語
「終末のワルキューレⅡ」は、神と人類どちらが最強かを決めるために集められたものの、熱き戦いをメインとした物語です。この物語の中でも1人1人の過去に触れて話を進めている点がこのアニメの素晴らしいところであると感じました。
また、対照的なキャラ同士を戦わせることで、視聴者側にもそれぞれのキャラの立場で感情移入が出来る良いアニメであるとも感じました。私がこの感想を強く抱いたシーンは、神側のヘラクレスと人類側のジャック・ザ・リッパーとが死闘を繰り広げたシーンです。
ヘラクレスは人を大切に思う強い「正義」を持った人物である一方で、ジャック・ザ・リッパーは母親を殺害した時に感じた「恐怖」の色に魅せられた、正義とは真逆の猟奇的殺人犯であるといった箇所が非常に対照的で、戦いにもそれぞれの特徴が現れていて見ていてとても面白かったです。
2期の終わり方も釈迦が神側であるのに対して人類側に寝返るといった終わり方で視聴者にこれからどんな展開になるのかワクワクさせる、良い終わり方であると感じました。
私は漫画の方をまったく見ていなくて、アニメだけを初めてみたのですが、アニメだけでも十分楽しめたので、初めて見る方にもオススメできるアニメです。
全力で戦う人類VS舐めプをしてくれない神
これアニメにして大丈夫なやつなの?の筆頭作品、ワルキューレお姉さまが神々を煽りまくり「ビビッてるんですかあ?」で人類滅亡エンドを回避するためにタイマンですわ!なお話。
宗派問わずの神々と時代を問わない人間が13番勝負で総当たり戦をしていきます。余計な知識はほぼ要らず、テンション高めでバトルだけが延々と続きます。
頭からっぽにして起こるトンデモな戦いを見続けていく快感はいいものです。歴史の人物の戦いがそのま推しの戦いになるのも更にいいものです。
変化球で来る歴史の偉人いや偉人と言えない人物もガンガン投入されていきますが、何故その人物が投入されたのかの背景を見ていくと更にドラマを感じられます。アニメを全話みてもまだ決着はついていないので長く楽しめる作品です。