SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)

SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)
(C) 円谷プロ (C) 2020 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会
4.0
Rated 4.0 out of 5
5つ星のうち4.0 (合計5レビュー)
★520%
★460%
★320%
★20%
★10%

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」みんなの感想評価とネタバレ考察

SSSS.GRIDMANとは違う少年少女の青春物語

Rated 4.0 out of 5
2021年8月6日

前作SSSS.GRIDMANとの関係性は最初は不明瞭でしたが、後半登場するグリットナイト同盟の2人が、前作に登場したある人物だそうで実質的な続編とも言えます。

とはいえ、実の所、前作のとの繋がりははっきり説明されるわけではないし、本筋としても重要ではないので前作を見ていなくても殆ど問題ない内容となっています。ウルトラシリーズの客演に近いものと考えていいと思います。

本作の魅力は蓬、夢芽、暦、ちせといった内々に問題を抱えた登場人物であり、物語の性質上、ロボットアニメの爽快感よりも登場人物の鬱々気味な描写の方が印象に残ります。

特に夢芽の姉との確執と死の謎が印象的でしたが、10話で現れた怪獣により過去の記憶の世界に囚われた際に、夢芽の姉の死の真相も判明すると同時に記憶の世界とはいえ、その死、事故死を阻止した事でそのわだかまりも解けたのが強く印象に残りました。

結局の所、本作の主軸は蓬達の内面の話だと思います。しかしロボットバトルものとしての魅力がないわけではなく、ダイナゼノンと怪獣のバトルは格好よく描かれていたと思いますし、最終話である12話では蓬達や敵である怪獣優勢思想の絶叫が凄まじく、今までのフラストレーションを吹き飛ばすものを感じました。

最終的に怪獣達もダイナゼノンも蓬達の世界からいなくなり、蓬達の物語は終わりますが、シリーズとしての新たな展開はあるらしく、そこでは本作とは違う登場人物による魅力のある物語が描かれるだろうと思います。

SheepWS

ロボットアニメと見るとかなり面白い

Rated 4.0 out of 5
2021年8月2日

ダイナゾーンというロボットを操ることになった4人が、怪獣使いの奴らと戦うアニメです。この作品の系譜であるグリッドマンとかなり似たテイストになっています。よもぎが訓練をサボったことにより、ロボットをあまりうまく扱えない姿には笑いました。

ただ手だけをバタバタ振りましているシーンがすごく可愛らしかったです。こういうコミカルなシーンも至る所に散りばめられているので、一見の価値ありだと思います。

後半になるとロボットの扱いにもなれてきて、いろいろな人たちがロボットを操ったりするので、それはそれでとても面白いです。でも、やっぱり初めの頃の操縦が下手な時の方がハラハラ感はかなりありましたね。作画の崩れも全くないので安心できます。

ララ

怪獣と巨大ロボットのバトル

Rated 4.0 out of 5
2021年6月19日

特撮志向が強かったグリッドマンと比べると、ダイナゼノンは巨大ロボットとしてのバトルが目立ちました。合体変形ロボも古くからあるジャンルですので、それを現代風にアレンジしたのは目の付け所が良かったと感じます。

グリッドマンの続編として、怪獣とのバトルが特撮では飽きが来たかもしれません。メインの登場人物であるガウマ隊と怪獣優勢思想は、それほど対立構造にはなっていないのもこの作品の特徴でしょう。

馴れ合いとはいかないまでも、なんとなく一緒に行動しているシーンも多く、怪獣優勢思想のキャラに思い入れを持った人も多かった気がします。

ただし怪獣は倒さなければならないのは、はっきりとしていましたので余計な葛藤などなく、すんなりとバトルシーンに入れたのはうまい点だと思います。

ガウマが主役と言ってよいのですが、途中から参戦したナイト君の成長や活躍はグリッドマンを見た人にとってはうれしい内容だったでしょう。グリッドマンは出ませんでしたが、ダイナゼノンも個性的で十分満足いく内容でした。

複数の謎を残して終わってしまったのは少し残念ですが、続編である程度は明らかになってほしいです。蓬や優芽が続編に登場するとは思えませんが、うまく補完してほしいです。

前作のキャラとうまく融合させたバトルシーンは、見ごたえがあり非常に満足しました。続編ではどんな世界を舞台にするか楽しみです。

宗太

前作との関連性が気になる作品

Rated 3.0 out of 5
2021年6月14日

2018年にOAされたアニメ「SSSS GRIDMAN」の続編にあたる作品で、謎の青年ガウマとの出会いをきっかけに、高校生の蓬達がダイナゼノンというロボットで怪獣との闘いに巻き込まれていくあらすじとなっています。

後半戦にあたる第6話から前作のライバルキャラクターであるグリッドナイトもレギュラー化し、改めて続編である事が強調されました(別世界ではあるようですが)。

キャラクター的にはガウマの何処かズレたキャラが癒しにもなっていたので、最新話で寿命があとわずかか?と思わせる描写があったのは気になりましたね。

他にも前作GRIDMANが一部のキャラを活かしきれなかった感が否めなかった一方、本作のメインキャラ5人が、ダイナゼノンに乗れる設定にしたのはよかったと思います。クライマックスでグリッドマンが登場するかどうかも気になりますね。

Shinya0544

ストーリーが面白くて、自然とその世界観に吸い込まれる、魅力満載のアニメです。

Rated 5.0 out of 5
2021年6月14日

SSSS.DYNAZENONについてですが、自分は初期のシリーズから観ていましたが、ストーリーが面白くてずっと観てしまいます。

物語についてガウマ、麻中蓮、南夢芽なのですが、この関係から始まり、次々と新キャラクターが出てくるのですが、蓮はガウマに付きまとわれている中、南夢芽と言う女の子の噂が流れていて、蓮、南夢芽が気になる存在でいた。

彼らの目の前に怪獣が現れ、蓮達は戦い、ストーリーが次々と進展して行くのだが、作画について全てが良いですね。色ずかいや、ヒトコマ、ヒトコマ、丁寧に描かれていて、素晴らしい作品だと思います。

声優について、キャラクターと声優一人一人合っているので、観ていて違和感が無いです。むしろ、迫力が凄いです。テンションが上がります。音楽について、エンディングも良いのですが、オープニングが良い曲ですね。

後、初期のSSSのオープニングも本当に好きです。テンション上ヶになりますね。もう何10回聴いています。(笑)続編に対する期待について、勿論、ありますね。何話かに響祐太、新条アカネ等が、出てくるの期待していますよ。

好きなシーンについて全部好きですが、やっぱり、ガウマが蓮を追いかけ回しているシーンと、麻夢芽と蓮が出会うシーンですかね。それが、今に繋がっているわけですから、印象深いです。

自分自身、直接で観たりしますが、必ず録画して、また観ます。そのぐらい、見所満載で、最高のアニメだと思います。

水溜まり君。

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」の感想を書く(ネタバレ考察あり)

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」の作品情報

基本情報

タイトル SSSS.DYNAZENON
読み方 ダイナゼノン
原作 グリッドマン
アニメーション制作会社 TRIGGER
アニメ放送期間 2021年4月2日~6月18日
話数 全12話
アニメ放送局 TOKYO MXほか
声優(CV)・キャスト ガウマ役:濱野大輝
麻中蓬役:榎木淳弥
南夢芽役:若山詩音
山中暦役:梅原裕一郎
飛鳥川ちせ役:安済知佳
ジュウガ役:神谷浩史
オニジャ役:内田雄馬
ムジナ役:諏訪彩花
シズム役:内山昂輝
ナイト役:鈴村健一

あらすじ・ストーリー

フジヨキ台高校一年生の麻中蓬はある日の帰り道、『怪獣使い』を名乗る謎の男ガウマと出会う。突如現れる怪獣と巨大ロボット ダイナゼノン。

その場に居合わせた南夢芽・山中暦・飛鳥川ちせと共に怪獣との戦いに巻き込まれていく。

引用元:「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」公式サイト

PV予告動画