「グッバイ、ドン・グリーズ」みんなの感想評価とネタバレ考察
宇宙よりも遠い場所という謳い文句がなければ絶対見ないであろう映画。
2018年のアニメの中でも一番高評価だったと言っても過言ではない。宇宙よりも遠い場所の制作陣が作るということで見に行きました。
作画や声優は有名制作会社のマッドハウスが制作しているところや、メインキャラは花江夏樹さん、梶裕貴さん、村瀬歩さん、花澤香菜さんという錚々たるメンバーでとてもよかったです。音楽も[ALEXANDROS]の曲がよかったです。
ですが、問題はストーリー面です。やはり90分という尺でストーリーを納めることができず、ラストシーン物語中盤で亡くなったドロップというキャラの故郷であるアイスランドに行くところが、駆け足になってしまったところはとても残念でした。
またヒロイン?のようなキャラもいるのですが、物語に絡んでくることもなく必要だったのかなと思いました。まだアニメで1クールかけてじっくり描いていれば面白かったと思います。
話題の声優陣と美しい映像が楽しめる青春アニメムービー
男子高校生3人の一夏の物語。誰もが経験したような夏休みのちょっぴりわくわくドキドキするような体験を美しい映像と共に楽しめる。
年齢故の少しクサいセリフも斜に構えてしまうと届かないが、真っ直ぐに受け止めるようとするとえぐるように突き刺さってくる。子供はもちろん、空虚を生きる大人に、夢を諦めた大人に、大切なモノを失くした大人に、そんな大人たちに観て欲しい作品だ。
話題の声優陣を起用してアニメとしてのクオリティも非常に高いものだったと思う。ひとりひとりのキャラ設定を濃くできれば、より作品にも深みが増したと思うが、その分95分という時間で観やすくまとめてあったので、飽きずに観ることができたのも事実である。
冒頭のシーンとラストを繋ぐ伏線も見事で予想できない結末にも驚かされた。
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「グッバイ、ドン・グリーズ」の作品情報
基本情報
タイトル | グッバイ、ドン・グリーズ |
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読み方 | ぐっばい、どん・ぐりーず |
監督・脚本 | いしづかあつこ |
アニメーション制作会社 | MADHOUSE |
映画公開日 | 2022年2月18日 |
配給 | KADOKAWA |