デカダンス

デカダンス
(C)DECA-DENCE PROJECT
4.0
5つ星のうち4.0 (合計2レビュー)
★50%
★4100%
★30%
★20%
★10%

「デカダンス」みんなの感想評価!面白い?つまらない?

ネタバレ厳禁!

2023年10月30日

まず、この作品の魅力はだんだんと謎が解かれていくことにあります。

その為にネタバレを見てしまうと、一話で見たワクワク感が吹き飛んでしまいます。当時の私は有料動画配信サイトに登録していなかったために、Abema TVなどの最新話無料の配信サイトで最新話をみた結果、よりによって総集編や解説回に近い話を見てしまいました。

なので、当時の私が感じたワクワク感が一気に吹き飛んでしまいました。絵柄からメイドインアビスや装備品から進撃の巨人のような雰囲気、そして一話目から女の子が手を切断するシーンがありますが、そう言うのを気にしないのであれば楽しめると思います。

最後に、この作品は戦士に憧れる少女とかつて戦士だった漢の物語です。

モックバレル

斬新な展開のオリジナルアニメ

2023年9月8日

デカダンスは、未知の生命体「ガドル」によって人類が滅亡の危機に瀕してから数年が経過した世界を舞台にしています。

生き残った人々は、全高3,000Mの巨大な移動要塞「デカダンス」を建造し、そこで暮らしています。デカダンスには、ガドルと戦う戦士「ギア」と、戦う力を持たない「タンカー」が住んでいます。

主人公の少女・ナツメは、ギアになることを夢見ていますが、ある日、装甲修理人・カブラギと出会います。この二人の出会いが、世界の未来を大きく変えることになります。

デカダンスは一見すると、人類と未知の生命体との戦いを描いたアニメに見えますが、その背後には深いテーマ性があります。

特に社会階層や夢、現実といった要素が巧妙に織り交ぜられています。良かった点としては、ストーリーが非常にオリジナルであり、視聴者を飽きさせない展開が多いこと。また、キャラクターたちが持つ独自の哲学や価値観が、物語に深みを与えています。

一方で、悪かった点としては、一部のエピソードでテンポが落ちる瞬間があったこと。特に、中盤にかけては少々退屈なシーンも見受けられました。

作画に関しては、全体的に高品質で、特にアクションシーンではそのクオリティが際立っています。声優陣も非常に豊富で、特に主人公・ナツメとカブラギの声優の楠木ともりさんと小西克幸さんは、二人の心情の変化を巧妙に表現していました。

全体として、デカダンスは多くの面で成功を収めたアニメだと言えますが、一部のテンポの問題がその評価を少し下げてしまっています。

それでも、その独自の世界観と深いテーマ性、高品質な作画と声優陣の演技は、多くのアニメファンにとって見逃せない一作となるでしょう。

ピコ太郎

「デカダンス」の感想を書く(ネタバレ考察あり)

「デカダンス」の作品情報

基本情報

タイトル デカダンス
原作 立川譲
アニメーション制作会社 NUT
アニメ放送期間 2020年7月〜9月
話数 全12話
アニメ放送局 AT-Xほか

PV予告動画