【理系が恋に落ちたので証明してみた2期】アニメ感想評価！面白い？つまらない？

理工学部の研究室の所属する氷室菖蒲と雪村心夜の恋愛模様を描いたラブコメストーリーです。タイトルにもあるように恋愛を科学的に証明しようとして、様々な実験を行うのがこの作品の特徴となっています。

理系という看板を外せば氷室と雪村の不器用な恋愛関係を描いているだけなのですが、あやふやでは納得できないがゆえに、真剣に好きとは何なのかを証明しようとする2人の思考や行動が突飛なのですごく楽しめます。

研究室のメンバー達とのやり取りもこの作品の魅力でしょう。バカバカしいと思いながらも皆で協力してデータを取っていく様子は、この作品の見所でもあります。シチュエーションによって、どう思うのかはなるほどと感じるものがあります。

これまでにない角度から恋愛とは何なのかを説明してくれるのは画期的です。様々な実験をへて結果を強引ながらも出しました。それでもまだこの話は続くようで、新たな実験を繰り返しながら2人の関係がより進んで行くのでしょう。

本筋である恋愛における「好き」の証拠を探すために数々の実験をしていく様子が面白いだけではなく、リケ恋の魅力は理系あるあるの要素が随所に詰め込まれていることです。

さすがにそこまではないだろと思うものから、確かにやったことあると感じてしまうものまで、いろいろな理系あるあるが詰め込まれているので、理系の方だけではなく、文系出身の方でも突っ込みながら楽しめる作品だと思います。

何気なく生きてきた中で、好きの証拠という考えたことがなかった問題に、真面目にデート実験とかを繰り返す様子も見ていて笑えます。あと理系のワードをいろいろと学ぶことができる作品でもあるので、アニメを見ていても勉強のために見ていると言い訳しやすいのも魅力の一つです。

氷室さんと雪村君の恋を証明すると研究している研究内容に、お互いに照れてしまったり恋の研究をしなくても、両想いだと分かる様な行動ばかりで胸がキュンとします。

会話の中に出てくる理系用語をくまが日常に出てくる物で例えて説明してくれるので、専門用語が分からなくても見れるのが、良いですし勉強になります。

奏ちゃんは女子らしく女子会をしたいと開催したのに、何故か研究を初めてしまって面白かったです。二人だけでは無くて棘田さんが先生の為に、腹筋の研究を知り合いにやらせたと良いながら自分でしていたり、それを知っている虎輔君が、棘田さんを好きなのではないかと悩んているのが面白いです。

奏ちゃんも新しい出会いに悩んでいて、今後どんな恋やお付き合いをするのか気になるなと思いました。

このアニメは初めのうちは極端に理系が「理論と実験及び考察をやるとこうなりますよね」というコンセプトで、話が進んでいっていたのでそれなりに楽しめるアニメだと思います。

しかし、そのように楽しめるのは一期の途中までで、それ以降は理系ではなく明らかに似非理系の無茶苦茶な理論にっているのが少々悲しかったです。

つまり、社会学的な考察やら実験を自分の好きなようにいじくる方法で、彼らが自分が正しいと思える結論に近づける実験をやっていることに、誰も突っ込みを入れないという理系にあってあるまじきことをやっているのは、理系ではなく似非理系だと内心思ってしまったのです。

ただ、キャラクターデザインはイケメンと美女ばかりなので、その部分はいいです。