「トラペジウム」みんなの感想評価評判!ひどいつまらない?面白い?
期待と異なる魅力を発見
アニメ「トラペジウム」を観て、思っていたものとは違う魅力に気づかされました。主人公の東ゆうが、夢に向かってひたむきに突き進む姿は、見るものを引きつけます。
彼女がアイドルになるため、北西南東の可愛い子を集めてグループを組むシーンは特に印象的で、彼女の独特な発想と行動力が光っていました。しかし、その過程で彼女がとる自己中心的な行動は、観る者を少し戸惑わせることも。
彼女の言動一つ一つに、アイドルとしての夢だけではなく、彼女自身の人間性が反映されていると感じました。
このアニメは、ただのアイドルものとしてではなく、一人の少女の成長物語としても見ることができます。後半に進むにつれて、彼女と他のメンバーたちの間に生まれる本当の絆や、互いの理解が深まる様子は感動的です。
特にラストシーンでは、彼女たちの関係の変化がうまく描かれており、終わり良ければ全て良しと言える結末に心が温まりました。
アイドルを夢見る少女たちの苦悩と成功を描いた「トラペジウム」は、多くの感動とともに、人間関係の大切さを改めて教えてくれる作品でした。個性的なキャラクターたちが織り成すドラマは、思わず誰かに話したくなるほどです。
実際、このアニメを観たことで、自分自身の日常においても大切な人との絆を大切にしたいと改めて思いました。
「トラペジウム」感想評価と口コミレビューを書く(ネタバレあり)
「トラペジウム」の作品情報
基本情報
タイトル | トラペジウム |
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原作 | 高山一実 |
監督 | 篠原正寛 |
脚本 | 柿原優子 |
上映日 | 2024年5月10日〜 |
上映時間 | 94分 |
配給 | アニプレックス |
作品概要・あらすじ内容
映画「トラペジウム」は、乃木坂46の一期生である高山一実さんの長編小説を原作としたアニメ映画です。高校生活とアイドルを目指す夢を追う東ゆうという女の子の物語を描いています。
東ゆうは自分に「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」という4つのルールを課し、別々の高校に通う東西南北の「輝く星たち」を仲間にして夢を追います。
この物語では、東ゆうの他に、南地域に住むお嬢様・華鳥蘭子や、北地域から来た黒髪ロングの亀井美嘉など、個性豊かなキャラクターが登場します。映画の制作には、監督に篠原正寛さん、音楽に横山克さんが携わり、主題歌はMAISONdesが担当しています。
原作小説は「手紙」をコンセプトに、高山一実さんが自身のアイドルとしての経験や葛藤をメッセージとして織り交ぜています。作品はアイドルを辞める時の要素である恋愛、お金、夢を各登場人物に込め、高山さんの憧れるアイドル像を反映させています。
「トラペジウム」は、アイドルを目指す少女の葛藤や夢追い人の姿を通じて、観る人に勇気や感動を与える作品となっているようです。高山一実さんのデビュー作として、またアニメ映画として、どのように観客の心をつかむのか、非常に期待が高まる作品です。