「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~(映画2023)」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
いつものしんちゃんとは一味違った
ある日突然しんちゃんが超能力を持つことになり、超能力を管理している組織と悪に立ち向かう物語です。
初期のしんちゃんを意識した服の色合い、3Dといった普段とは見慣れないものだったので、アニメに慣れ親しんだ身としては最初は楽しめるか心配でしたが、しっかり笑いと感動を感じました。
悪役のキャラクターがリアルな若者像で、悪役の子供時代が出てきた時は切なくて泣いてしまいました。でも悪役の子供時代にしんちゃんが登場し、心の闇を解いていくシーンは感動の意味でも泣けてきてハンカチなしでは見られません。
誰しも闇の部分はあり、そんな時にしんちゃんみたいな心強い存在がいてくれたからこそ乗り越えられてこれたのだと改めて思わせてくれました。
ちょー超能力で心も尻もアツく!
「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦」は2023年夏に起こる超能力を巡る戦いを描いた作品で、しんのすけが白い光によって超能力を手に入れる一方、非理谷充という男が暗黒の光によって悪のエスパーになるというストーリーが展開されます。
このアニメの魅力は多く、特にストーリーの深さが際立っています。予言と超能力を組み合わせた物語は非常に引き込まれるものがあり、最後まで目を離すことができませんでした。
また、しんのすけが超能力を手に入れたことで、その責任と力の使い方について考えさせられる場面が多く、キャラクターの成長も感じられました。
作画面でもこのアニメは優れています。アニメーションは非常に滑らかで、特に超能力を使うシーンではその力がしっかりと感じられました。声優陣も総じて優れており、特にしんのすけと非理谷充の対立を感じさせる演技が印象的でした。
ただし、全てが完璧というわけではありません。物語が進むにつれて、いくつかのシーンでテンポが遅く感じられることがありました。また、一部のプ物語は予測可能で、サプライズ要素が少なかったのも事実です。
それでも全体としては、楽しく、感動的なアニメでした。ストーリー、キャラクター、作画、声優、すべてが高レベルでまとまっていました。
いくつかのマイナス点はありましたが、それらは大きな問題ではありませんでした。このアニメは、クレヨンしんちゃんのファンはもちろん、超能力がテーマのアニメが好きな人にもおすすめです。