大雪海のカイナ ほしのけんじゃ(映画)

大雪海のカイナ ほしのけんじゃ
(C) 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
4.0
Rated 4.0 out of 5
5つ星のうち4.0 (合計1レビュー)
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雪海の謎と運命を描く壮大な物語

Rated 4.0 out of 5
2023年10月14日

文明が衰退し、雪海に沈んだ世界の描写は圧倒的でした。巨木「軌道樹」から広がる世界のビジュアルは、まさに新しい世界を感じさせてくれるものでした。特に、文字が読める少年・カイナと雪海の王女・リリハの冒険は、視覚的にもストーリー的にも魅了されました。

彼らが目指す「大軌道樹」への旅路や、ビョウザン率いる独裁国家・プラナトとの対立は、息をのむような展開でした。

良かった点として、作画の美しさや声優陣の演技が挙げられます。特にカイナとリリハのキャラクターデザインや、彼らの心情を表現する声優の演技は素晴らしかったです。

一方、悪かった点としては、ビョウザンの動機や背景が深く掘り下げられていない点が気になりました。もう少し彼のキャラクターに深みがあれば、より感情移入しやすかったと思います。

また、「建設者」と呼ばれる兵器の描写や、失われた「文字」の謎解きも見どころの一つでした。しかし、その謎解きのプロセスが少し急展開に感じる部分もあり、もう少し丁寧に描かれていれば完璧だったと感じました。

ナウシカ

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「大雪海のカイナ ほしのけんじゃ(映画)」の作品情報

基本情報

タイトル 大雪海のカイナ ほしのけんじゃ
読み方 おおゆきうみのカイナ ほしのけんじゃ
原作 弐瓶勉(東亜重工)
制作会社 ポリゴン・ピクチュアズ
映画上映日 2023年10月13日〜
上映時間
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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