ONE PIECE FILM RED

ワンピースフィルムレッド
(C) 尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
4.7
5つ星のうち4.7 (合計7レビュー)
★571%
★429%
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★20%
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「ONE PIECE FILM RED(映画)」みんなの感想とネタバレ評価!面白い?つまらない?

初めてワンピースを見ましたが感動しました

2023年8月30日

この映画が伝えたい事は「平和の尊さ」と「信じる事の大切さ」です

何回も見返したくなる出来です

あとAdoが好きな人にオススメの映画です

ウタ

25周年にピッタリな親子の物語そして社会との重なり

2022年8月24日

25周年を迎えるにあたり、初期アニメと同じ監督であったこと。これが今回大きなポイントだったと思います。アニメを継続して放映するためには視聴率が必要で、そのために奮闘した監督が、漫画の世界観を失わないための努力をしたことに敬意を払いたいです。

映像についても、アニメ最新話近辺と違和感がないような効果が加えてあったこと。そして映画公開前に出た単行本最新刊までの内容を完璧に織り込んで、単行本派、ジャンプ派、アニメ派、すべてに損をさせない構成になっていました。

物語は後付けされたものでありながら、今回のメインキャラクター、ウタはルフィの物語にはじめから存在していたと、読者が思わざるを得ない音楽家の設定。

ワンピースにしては珍しく、悲しい死で終わってしまうストーリーでしたが、シャンクスとウタの親子愛、そしてルフィとウタの兄弟愛、今後シャンクスとルフィでは語らうことのないであろうウタの死。ワンピースが始まった、第1話をおもいだしながら見てしまう映画でした。

エンディングでは過去登場したキャラクターの現在と思われる姿をみることができて、瞬きできないほどでした。今回、特別な映像電電虫とウタとの出会いで、世界にウタの歌が届くようになり、救われていく世界中の人たち。

投げられる理想、それはだんだんと押し付けられる理想、希望に変換され、ウタは必要としてくれるみんなに答えたいその一心で歌い続けました。

実際社会の表舞台で活躍する、芸能人、YouTuber、インフルエンサー、このあたりとリンクして描かれているようにも感じました。影響力のある人たちが本当の自分を見失っていないか。

そして意見や理想を押し付けていないか。難しい線引きがそこにはあると思いました。ワンピースは考えさせられるメッセージを投げかけてきます。25周年を迎え、単行本103巻では10年に及ぶ(作品内では何か月か)死闘が完結しようとしています。

25年間の読者たちへの感謝が伝わって、ワンピースの終幕を知らせる琵琶の音色が、ベベンと聞こえたような、そんな映画でした。

みつりまる

最低2回は見たいと思う映画

2022年8月21日

Adoさんの歌声と、ウタの声優名塚さんは、予告を見ていた段階では違和感を感じていましたが、いざ劇場で見てみると全く違和感を感じずスッと入ってきて、ウタの歌の歌詞の意味や心情が、歌が流れるシーンと絶妙にマッチして大迫力の映像でした。

「キラキラした可愛いウタ」の内面に渦巻く、無自覚で純粋すぎる狂気。幼少期の絶望。寂しさ。彼女の抱えていた心の闇や葛藤を思うと胸が痛みます。それを知った上で2回目を観に行くと、冒頭から涙が止まりませんでした。

どんな思いで世界に配信をしていたのか。どんな思いでライブを決行したのか。彼女をもっと早い段階で救う方法は無かったのか。シャンクスにはもっと早く来てあげてほしかった。

とても切なくて、温かい物語でした。海賊王に俺はなる。この言葉の意味がまた一段と深くなった映画だと思います。

みんじ

Adoの曲の魅力全開! 鑑賞後に曲に隠された意味に気付く

2022年8月21日

配信で世界的に有名な歌姫・ウタの生ライブを訪れた麦わら海賊団。ウタはルフィの幼馴染でシャンクスの娘だが、海賊が嫌い。大海賊時代を憂いていた彼女は、自らの「ウタウタの実」の能力で自分の歌を聞いた者を自分の精神世界に閉じ込めてずっとここで平和で暮らそうと主張する。しかし、それが皆に受け入れられないとわかると、魔王「トット・ミュジカ」を召喚する。

ウタの楽曲・全七曲は、すべてAdoが歌唱を担当。その歌唱力がウタの能力に説得力を持たせている。力の発動を示す「新時代」「私は最強」、力が暴走していく「逆光」「ウタカタララバイ」、ラスボスを召喚する「Tot Musica」、とらわれた皆を解放するためのバラード「世界のつづき」、そしてエンディングテーマの「風のゆくえ」。

それぞれに違う表情を見せるウタの楽曲に、どんどん引き込まれていった。その歌詞に隠されたウタの計画や覚悟の気持ちも伝わってきて(歌唱以外のシーンでも言及はあるが)あとからの考察も楽しい。

終わり方としてはウタの生死が曖昧なまま終了したこと、ウタにあまり救いがなかったことが賛否両論ありそうだなと思った。それでも彼女の生きざまと、ONE PIECEキャラクターたちがそれとどう向き合うかを目の当たりにするのが面白かった。

ショウ

ONEPIECEFILMREDの感想

2022年8月19日

ONEPIECEFILMREDの映画はシャンクスの娘(ウタ)がでてきており、注目を集めていた。映画の中ではAdoさんがウタの歌シーンで出演しており、曲を制作した方も有名な方が多く、映画公開前からその事も注目を浴びていました。

冒頭から話題の曲・新時代が早速流れ、ONEPIECEの映画では珍しい作中の中でも何度もAdoさんの歌が披露された。Adoさんが好きな方などはいい演出だと思ったが、単純に今までのONEPIECEを楽しみにしていた方たちは、歌ではなく戦いがもっと観たいのではないかと思われた。

映画館で見た方がライブ感があり、とてもよかった。ウタは自分のライブを聴きに来た観客や麦わらの一味などを夢の世界へと閉じ込めさせるのだが、ONEPIECEFILMREDの予告ではウタが今回の敵に回るとは全く予想がついてなかった。

古代眠らされていた今回のボス、トットムジカをウタの歌声で呼び覚ましてしまうのだが、それを現実の世界と夢の世界お互いから攻撃して倒さなければいけないシーンで、ルフィとシャンクスが同時に攻撃していたのがとてもかっこよく印象に残っている。

ウタとシャンクスの親子関係に感動した。最後のシーンのウタの歌にもとても感動した。Adoさんの歌声がウタに似合っていてとてもいい映画だと思った。

まるまる

「最終章」の序章に相応しい。最高傑作のONE PIECE映画

2022年8月19日

原作がついに「最終章」を迎えるといったタイミングで公開された本作の映画ですが、今までの映画の中で最高傑作だなと感じました。

歌唱パートが多く、ONE PIECEっぽくないという声もあり、賛否両論ありますが、歌唱パートは違和感を感じない入り方で、戦闘シーンなど盛り上がるところは今まで通りしっかり盛り上げてくれてます。

歌唱パートは、歌姫だから歌を歌うという理由だけではなく、ウタの心情を分かりやすくするために必要な場面だと思います。ウタの過去や心境が描かれているシーンももちろんありますが、それだけで完璧に理解するのは難しいかと思います。

歌のメロディや歌詞で分かりやすく表現されることで、よりウタに感情移入しやすくしてるのかと思います。特に、2曲目に歌う「わたしは最強」はウタ姫としての歌唱力の最強感と、ウタウタの能力の最強感が分かりやすく表現されており、個人的に好きなシーンでした。

また、原作では謎の多いシャンクスも意外にも登場シーンが多く、原作ファンは興奮するシーンが数多くあるところも見どころの1つです。

TOKU

とにかくウタ!ウタ!ウタ!映画ではなくライブ

2022年8月19日

タイトルの通りでとにかくウタ!!といった感じの映画でした。Adoさんの歌唱力に終始鳥肌が立っていました。映画館でなくここはライブ会場?と錯覚してしまうほど。IMAXで鑑賞したので、音響も相まって臨場感のすごい空間でした。

そしてシャンクス。小さな頃からワンピースの漫画やアニメ、映画に触れてきましたが

こんなに動く(話す)シャンクスを見たのは初めてではないかと思います。シャンクスのウタへの想いが分かったときは映画館で涙目になりました。

あとは「え?このキャラクターが活躍するの?!」というキャラクターが多数出てきたので、映画館でびっくりして声が出そうになりました。笑

ただ、私個人的にはエンドロールが一番わくわくしたかもしれません。本編終わったからといってすぐに映画館を出るのはもったいないので、最後までじっくりと鑑賞してください。

昔からワンピース見ている人、最近見始めた人それぞれ楽しめる作品ではないかと思います。

oha319

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「ONE PIECE FILM RED(映画)」の作品情報

基本情報

タイトル ONE PIECE FILM RED
読み方 ワンピース フィルム レッド
原作 尾田栄一郎
映画公開日 2022年8月6日
配給 東映

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