怪人開発部の黒井津さん

怪人開発部の黒井津さん
(C) 水崎弘明・COMICメテオ/「怪人開発部の黒井津さん」製作委員会
3.8
5つ星のうち3.8 (合計4レビュー)
★525%
★450%
★30%
★225%
★10%

「怪人開発部の黒井津さん」みんなの感想評価とネタバレ考察

大人が観ても子供が観ても楽しめます。

2022年5月10日

アニメにしては珍しく怪人が主人公みたいな扱いで、1話目でハマりました。ヒーローが変身してない時は普通にバイトしたり、バイトの日に怪人が現れればバイトの時間を気にしながら闘い、ヒーローの出番がない時もあり、毎回楽しみです。

怪人を作る側も実はとてもイケメンがいたり、かわいいのに仕事人間で、やたら強い女の子がいたり、普通に怪人が働いていたりと、実際にこんな会社があったら仕事も楽しいかもと思ってしまいました。

こんな素敵な人達に作られる怪人も色々で、私的には全ていろんな意味でかわいいです。予算や会議の結果とかで変更になることもあり、子供には難しいけど大人なら納得してしまう所もあります。

全国各地に実際に存在するヒーローも出てきて、エンディングで本物を紹介するので終わりまで楽しめます。最終話ではライバル社同士で協力しあい平和を取り戻しますが、最後の最後でトラブル発生。トラブルが解消できたのか続きが気になります。

mito

研究員・黒井津燈香の奮闘

2022年4月5日

悪の秘密結社の怪人開発部の研究員・黒井津燈香を主人公に、悪の秘密結社で働くことを描いたコメディ要素の強い作品となっています。現代社会の風刺を面白おかしくした内容がとにかく見所です。

当然正義のヒーローとの対決もありますが、大抵は負けてしまうのもお約束となっています。それでも予算や上司に振り回されながらも、部署で懸命に働く黒井津さんの逞しさには感心させらました。

モブ役だと思っていた松山と水木の派遣コンビが終盤幹部に抜擢されるなど、予想外の展開には驚かされっぱなしです。最終回まで見るとこれまでに登場してきたキャラが役に立っており、その設定や伏線も素晴らしいものでした。

ヒーローと怪人のつながりの強さをこれほどまで感じさせた作品はなかなか見られません。そして黒井津さんが仕事熱心なだけではなく、天然な性格なのも分かり最後まで楽しませてくれました。

白滝

ホワイトな社風の悪の組織で奮闘する女性研究者

2022年2月28日

一般的な企業の慣習や日常を、悪の組織と正義のヒーローにうまく重ね合わせて風刺してコメディ作品となっています。

悪の秘密結社の怪人開発部に所属する黒井津燈香が、予算やスケジュールに悩まされながらも必死に怪人を作成し、ヒーローに挑む姿が健気で共感できます。

首領のアカシックや幹部連中に振り回されながら、少しでも成果を挙げようとしているのが結果を含めて見所です。

自分が関わった怪人はすべてヒーローに敗れてはいますが、消滅することなく、それぞれの役割を与えられ、のんびり過ごしているところが何と言っても楽しめます。

また、この組織は所属している人達に優しい組織で、福利厚生がしっかりしているのもなかなか凝った設定になっていて、ライバル組織が完全にブラック企業なので、その対比も面白いです。

ヒーローや戦闘員の苦悩など違った視点からもしっかり描いていて、どのエピソードも楽しめるのがこの作品をより魅力的にしています。

白滝

悪の組織視点というよりご当地ヒーロー紹介もの?

2022年2月18日

ヒーローと敵対する悪の組織に所属する怪人を開発する部署に勤務する人々の姿を描くという、逆張り設定が目を引くギャグアニメです。

タイトル的には現在ニチアサと称される枠でやってる仮面ライダーや戦隊みたいな世界観を思い浮かばせますが、基本ギャグアニメなためか、正義のヒーローと悪の組織がワチャワチャしてる感じの作風になっていますね(笑)。

一応悪の組織の側がメインですが、ほとんど一般企業と変わらない扱いレベルなので、逆張りとも呼びづらいかも?タイトル的にもうちょっと色んな怪人を試行錯誤で生み出すのかと思いましたが、そこまで怪人作ってない感がるのもちょっともどかしいかも?

また、現在するご当地ヒーローの登場も話題になってる作品で、ご当地ヒーロー紹介ものみたいな雰囲気になってる気がしました(笑)。

Shinya0544

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「怪人開発部の黒井津さん」の作品情報

基本情報

タイトル 怪人開発部の黒井津さん
読み方 かいじんかいはつぶのくろいつさん
原作 水崎弘明
アニメーション制作会社 Quad
アニメ放送期間 2022年1月~
話数 全12話
アニメ放送局 朝日放送テレビ・テレビ朝日系列ほか

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