コタツがない家

コタツがない家
4.5
5つ星のうち4.5 (合計4レビュー)
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「コタツがない家」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?

令和の渡鬼感が面白い

2024年1月16日

ウェディングプランナーとして会社を経営するマリエと、かつてヒットを飛ばしたものの、今は売れない漫画家として自宅でダラダラと過ごすことの多い夫、屁理屈ばかりで生意気、何をやらかしてくるかわからない息子という3人家族に、母親と熟年離婚した父親が乗り込んできて、毎日ハチャメチャという感じが面白かったです。

どれも劇的な事件が起こるわけでもなく、どこの家庭でも起きているような日常の延長線上にあるようなことではあるものの、仕事では幸せな結婚式をプロデュースしながらも、現実には離婚問題も抱えているという点や、ヒモの彼氏がいる従業員の行く末など、あるあるが詰まっていて楽しめました。

特に、息子がアイドルになろうとしたり、指定校推薦を蹴ろうとしたり、父親の実家である和菓子屋を継ごうとしたり、人生に迷うところは、悩める10代の流されやすさも感じ、親とは何かを考えさせられるなど勉強になりました。

ありす

深堀家の家庭環境がリアル

2024年1月13日

母親がバリバリのキャリアウーマンで、父親がほぼニートな落ち目の漫画家という、ちょっと特殊な環境ながら、家庭内でのやり取りは、かなりリアリティがあります。

特に未だに家事は女がやるものと思い込んでいて、家にいるのに何もしない吉岡秀隆さんのダメ親父っぷりがリアルで、絶妙にイラっとさせられます。

息子も反抗期真っ最中で、思い通りにならない母親のもどかしい気持ちにもすごく共感できるし、自分も子供の頃は親に干渉されるのがすごく嫌だったなと懐かしくも思います。

家庭内にもどんどんトラブルが持ち込まれて、常にドタバタしつつも、人間関係や仕事の悩み、恋愛や結婚の在り方など、たまに真剣に考えさせられるようなシリアスな場面もあります。

最近は人との距離感に悩むことも多い世の中で、改めて人は誰かに支えられて生きているんだってことを再確認させられました。全体的に軽すぎず重すぎず、いい感じに肩の力を抜いて見られるホームコメディだと思いました。

湊海

令和の家族を描いたコメディドラマ

2023年12月6日

どこの家も玄関あけたらこんな感じなのかなぁ、と毎回おかしくて楽しみに見ています。夫役の吉岡秀隆のダメっぷりが凄すぎて最初はストレスでしたし、なぜ小池栄子役の妻が結婚したのかが理解できませんでした。

でも、優しさもある人なんだというのが回を重ねてわかってきてから、楽に見れるドラマになりました。出演している役者さんが演技が上手なので、実在する家族を見ているようです。

コメディタッチで描かれているので重たいドラマではないですが、熟年離婚、女性の社会進出、子供の進路などなど誰しもがなんらかの同じ悩みを抱えて共感したりしながら鑑賞しているのだろうと想像します。

出てくるみんなが優しいので、みている私も少しだけ優しくなった気分になれます。

ひまわりちゃん

予想を超える

2023年12月6日

このドラマを観始めたきっかけは、タイトルからしてホームドラマだと思ったことです。それと主演が小池栄子ということで、面白そうだなと・・。そんな期待に見事に応えてくれているのがこのドラマです。

まずはオープニングの主題歌に度肝を抜かれます。ちょっとヘンテコで力強くも切ない歌詞とメロディが、石川さゆりの歌声に乗ってノリノリで流れてきて一気に心を奪われてしまいます。

そして物語の展開はといえば、それはもう小池栄子、吉岡秀隆、小林薫という顔ぶれが揃っていれば、面白くないはずがありません。セリフは畳みかけるような応酬がこれでもかと連続し、観ている者をゾクゾクさせます。

何と言っても吉岡秀隆のだめ夫ぶり、小林薫の掴みどころのない父親キャラクター。そしてその2人を腹立たしく思いながらも実は大切な家族として深い愛情を示す小池栄子にホロリとします。何よりもその女性としての強さが、わたしたちを応援してくれていると感じています。

magimagi

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「コタツがない家」の作品情報

基本情報

タイトル コタツがない家
読み方 コタツがないいえ
脚本 金子茂樹
ドラマ放送期間 2023年10月~
話数 全?話
ドラマ放送局 日本テレビ系列

PV予告動画