「キルラキル」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
初めから最後まで面白い!
主人公が可愛い女の子で舞台も学園だったので、学園バトル系かと思いきや段々と規模が広がり最終的には地球規模の壮大な戦いになっていました。
前述の通り学園バトルで敵と戦い、次に味方と戦い、かと思ったら敵は実は味方で…と飽きる暇もなく話が展開していくので、初めから最後まで面白いストーリーでした。
作画は個人的には好きなのですが、迫力や描写を優先して若干崩れたように見える作画もあるので苦手さを感じる方もいるかもしれません。
どのキャラクターもデザインから名前まで個、性的で、名前は思わず声に出したくなるような読み仮名がないと読めないようなかっこいい名前が多いです。(個人的に満艦飾マコさんの名前が格好良さと可愛さを兼ね備えていて好きです。)
アニメとしてはとても面白いのですが、話の内容的に服(繊維)を喪失させるシーンが多々あったり、戦いの終盤になってくると戦略的に服の面積が少なかったり、服自体を着ていなかったり、最終話の一部ではほぼ全員服を着ていなかったりとご家族で見ると気まずさを感じる方もいるかもしれません。
話の演出上そうなっているので不自然さやいやらしさはありませんでした。一時は主人公が敵サイドにまわってしまったりとハラハラする展開が多いですが、最終的に脅威は去ったので、ハッピーエンドが好きな自分としては良い終わり方でした。
続編はない方が幸せな世界が続きますし、『セーラー服は卒業する物』なので、これ以上ないくらい綺麗に終わっていると思うので、個人的にはあの戦いから続く新たな戦いがある続編よりも、番外編のような形の世界線だけ続いた平和な続編の方が良いなと思います(最終話で新たな脅威が全くないわけではないというのがちらついているのが怖いですが)。
最後にですが、初めから最後までとにかく蒲郡先輩の存在がチラつくお話でした。体の大きさ自体がシーンによってものすごく変わっていたり、満艦飾マコちゃんが関わってくるととにかく『満艦飾』と苗字を呼んでいてとても微笑ましいです。
絵で避けるのは勿体無い作品
作品の画風に大分時代を感じ、試聴を後回しにしていたことを後悔した作品です。
父の死の謎を解き明かすために本能寺学園に転校してきた主人公纏流子が、特殊な力を持つ「極制服」を使い、学園を支配している生徒会メンバーと戦いを繰り広げ、父の謎や自身の秘密、世界の秘密に触れていくアクションアニメです。
とにかくアツい作品で演出も言葉選びもキャラクターも全てがアツい。昭和味を感じるギャグと神作画の戦闘シーンで、息をつく暇が無いまま25話駆け抜けていきました。
序盤から凄まじいクオリティの戦闘シーンで、特に序盤の主人公対生徒会長戦はtriggerの本気が見えるほどの出来です。25話で綺麗にまとまった作品のため、次回作の期待はあまりできませんが、それが当然と感じさせるのも本作の凄さだと思います。
最近流行りの本職以外の声優さんを使った結果、作品の中でキャラが浮いてしまうことや、作品に合わない主題歌を使うことなどもなく、作品全体に漂う良い意味での古臭さを楽しめる人なら、絶対に視聴すべき作品です!
いい意味で昔のスケ番アニメ風の熱さが堪能できるアクションアニメ
2013年に放送された学園アクションアニメで、父の死の謎を探るため、生徒会長による絶対支配が行われる本能寺学園に転入した主人公・流子が、着るものに特殊能力を与える極制服を巡る戦いに巻き込まれていくあらすじです。
大ヒットを記録したロボットアニメ「グレンラガン」のスタッフが再結集した事でも話題となった本作は、作風もグレンラガンのそれに近い印象です。
とにかく作画がよく動きまくり、凄まじい熱気を感じさせる作風になっていて、いい意味で昭和のスケ番ものを彷彿とさせる作りになっていて、劇中よく登場人物が裸にさせられるもいやらしさは感じなかったですね。
一方で各話のカロリー濃度は凄まじいものの、その分食痛気味になるのも少し早くなってしまう感は否めないかも?とはいえとにかく熱く勢いのある作品が観たい方にはうってつけな作品ですね。