「デュラララ!!(1期~2期)」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
キャラが多い
キャラが多くてその全てを頭に叩き込むのは容易ではないけれど、ひとりひとりまさに個性的と言って差し支えないキャラばかりだから、全く苦にならないなと思いました。
個人的には、静雄と臨也と新羅の関係性が好きかもしれません。かつては同じ学校に通う間柄だったわけで、その時から既に静雄と臨也は一触即発みたいなところがあって面白かったです。
一方で、その時から異常愛のような特質っぽい何かに魅せられていた新羅も嫌いではありません。
性格的な意味でおそらく新羅が一番の奇人にほかならないものの、そうでなければ首なしライダーとの睦まじいやり取りは見られなかったのだからお咎めなしといきましょう。首がなくても愛せるのは本当に凄いことです。
イチャイチャ
首なしライダーと新羅がイチャイチャしているのを見るのが何よりも楽しみで仕方がありませんでした。
その光景自体は大変妙ちくりんにほかならないけれども、二人の間にあるものは崇高な愛に違いなくて、そこに首があろうがなかろうが変わることはないのだろうと思いました。
首がない状態でも好きになるという理屈は分かり兼ねる部分もあるものの、性格的なところに魅力があることは見ていれば容易に理解できるところであるため、長く見ていれば割と違和感を抱かなくなるかもしれません。かく言う私がそうでした。
あとは、首がない、つまりは顔がなくても照れているのが分かるあたりが良かったのでしょうね。どうぞ末永く爆発してくださいと何度も言いたくなりました。
キャラクターが多い
とにかくキャラクターが多くて、そんでもってあっちこっちで事件が起きるものだから、都度都度状況を整理して見る必要があったのは、ちょっとばかし面倒だなと思いました。
でも、これだけのキャラクターがいながらも、誰ひとりとしてその個性が埋もれていなかったのは絶賛せざるを得ない部分でしょう。端的に言うとキャラが濃い。
個性と個性がぶつかり合うことが常となっており、特に印象的なのは臨也と静雄が真っ先に思い浮かびます。そして、日常を超越した人間離れした動きは躍動感に溢れ、ハリウッド映画さながらの見応えがありました。
果たして人間だったのか否か分かりませんね。他にも人間と定義して良いものか謎なキャラクターは複数いました。
そことそこが繋がるか!斬新な伏線回収にびっくり!
まずは、声優さんの豪華さがこのアニメの魅力でしたね。そして、何と言ってもストーリー運びや伏線回収の上手さにビックリ!私は、原作を読まずにアニメだけを見ていたので、毎回、予想外の展開にドキドキハラハラさせられていました。
面白いなと思ったのは、本来ならアイルランドにいるはずの死を司る妖精デュラハンが、日本の池袋にいるという設定です。
私は、ファンタジーが好きでアイルランドやイギリスの神話や民話に多少知識があって、デュラハンのことも知っていただけに、そのデュラハンが、池袋で猫耳ヘルメットを被った首なしライダーとして運び屋をしているというのがとても興味深く、面白く感じました。
それから、池袋の風景も、リアルの池袋の風景とまんま同じだったというのも、このアニメの魅力でした。池袋は、よく行く場所で親しみがあったので、アニメ放送後も、「あ、ここはあのシーンで使われた場所だ」と聖地巡りにも似たような感覚を味わえて楽しかったです。