「怪物事変」みんなの感想評価とネタバレ考察
様々な怪物!?が織りなすアクションバトル!!
怪物事変という名前にそそられて見始めたが、さほどおどろおどろしい感じではなく、さくさく見られるアニメでした。
様々な理由で集まった怪物と人間の、半妖なるもの達が怪物と人間が交わることによって起こる奇妙な謎や現象を、探偵として追いかけていくストーリーだったが、主人公夏羽の何があっても決して折れない心に勇気をもらった。
個性豊かなキャラクターが出てくるので、見ていて飽きも来ず、私的には晶という雪男子の少年が好きだった。虫や汚いもの、怖いものが苦手で時に失神することも多々あるが、話が進むにつれて、どんどん強く逞しい男の子になっていったのが、成長を感じられてよかった。
最終話でも夏羽の両親は出て来ず、結局夏羽や結が持っていた命結石や零結石と呼ばれる結石の種類や、他の結石の効力など気になる点が多く残ったので、続編ではそこのあたりが、しっかり描かれていることに期待をしている。
第一期だけでは気になる点が残る内容だったので、第一期だけ見たいという方には、少々不満が残るものになるかもしれないと感じた。
気持ちの良い作品です。
物語は主人公の夏羽(かばね)が探偵事務所の仲間になるところから始まります。夏羽自身怪物なのですが、自覚しておらず、探偵事務所長の隠神(いぬがみ)さんとの出会いからしてお互いワケありなのが見て分かり、引き込まれました。
感情も知識も何もない夏羽が、だんだん成長していく様子や感情が芽生える所がグッと来ます。また、悲惨な境遇だったのにも関わらず、大変ピュアな所が見ていて気持ちの良いところでもあります。
登場人物に子供が多いので、全体的に可愛い印象のキャラクターですが、作画も綺麗で戦闘シーンも迫力があります。怪物という性質上、少々グロテスクな場面もあります。
また、怪物の子供たちは皆ワケありで暗い過去があり、その過去を乗り越えていくストーリーが見どころです。
織(しき)編では母親が特殊な能力を利用されています。ここで登場するのが織の叔父である明夫です。CV石田彰さんなので、キーパーソンなのでは?と予想していましたが、見事に黒幕でした。
最近の石田彰さんは、父親役も多いので油断していましたが、やはりこうでなくては!という役所です。織編ではやはり母親との親子の絆に涙が止まりませんでした。お互いがお互いを大好きで、大切に思う気持ちが溢れていて凄く良かったです。
晶(あきら)編では親子でなく兄弟の絆のお話になります。女性しか産まれない怪物の中で珍しく産まれた雪男子(ゆきおのこ)、しかも双子です。そこで一族のしきたりなど問題を抱えていた双子の兄、結(ゆい)は晶を一族から逃がします。
一族とのわだかまりを全て一人で背負った結と何も知らない晶。この2人がぶつかり、戦うのですが、ここでの晶の成長は見ていて気持ちの良いものであります。
アニメではこの2つのストーリーが主に描かれており、その他の登場人物は所々で関わってくるのですが、まだ謎が多いです。
まずはミハイ。CV小野大輔さんでオープニング主題歌も歌われているので、主要人物かと思ったのですが、ちょこちょこと探偵事務所メンバーにちょっかいを出す程度でした。大きな力を持っていそうなので、今後の登場に期待します。
そして野火丸。警視庁に所属する怪物なのですが、裏の顔もあり、確実に何か思惑があります。アニメでは探偵事務所メンバーに対立したり協力したり、やはりよく読めない行動をしており、こちらも今後の展開が楽しみです。
最終回では隠神さんが「ようやくお前の依頼に取り掛かれるな」と夏羽と四国に向かうところで終わります。夏羽の両親を探すという依頼のためです。正直「ここで終わりなの!!??」いう感じで、とても続きが気になります。
ストーリーの気持ちよさ、作画の綺麗さ、豪華声優さんたち、オープニングのスパニッシュな感じも好きです。まだまだ続きがありそうなのでとても楽しみです。
鬼滅の刃の声優陣が多数出演!
怪物事変は声優陣が豪華なので、見始めました!隠神探偵事務所の隠神は諏訪部順一さん、蓼丸織は花江夏樹さん、飯生妖子は花澤香菜さん、野火丸(のびまる)は下野紘さん、しきのおじさん役は石田彰さんと、鬼滅の刃の声優陣が勢揃いです。
これだけでも視聴してみたくなりませんか?その他、晶役はハイキューの日向翔陽役でもお馴染みの村瀬歩さん、ミハイは進撃の巨人のエルヴィン・スミス役でもお馴染みの小野大輔さんと、結役はハイキュー影山飛雄役もこなす石川界人さんと、声優好きには溜まらないアニメです♪
特に印象に残ったのは、晶役の村瀬歩さん!晶はいわゆる男の娘役なのですが、とても男性声優が演じているとは思えないくらいの声でした。村瀬歩さんは元々声が高い声優さんですが、また新たな一面を発見した感じです。
オープニングとエンディングの曲も良し。ストーリーもキレイにまとまっていて面白いのですが、物語の中心人物がローティーン少年のショタアニメのため、好みは分かれるかもしれません。一見の価値はあるアニメです。
人間と怪物との関係
自分が怪物であるという理由から、家庭環境に難をもつ子供が、犬神探偵所というところに居させてもらう代わりに、怪物に関する様々なトラブルの解決を手伝うお話。人間と怪物の関係の話であるという点がとても面白いです。
タイトルの伏線回収も最終話で行われていて、歴史的な背景に結びつけているところがとても良かったです。
最終回は主人公の夏羽の両親に会えるかもしれないというところで、「おれたた」エンドなので、すごく続きが気になります!そして、また行く先が四国というのが、より興味が湧きます。
話とは関係ないのですが、晶の声がものすごく好きです!声優さんが村瀬歩さんという方なのですが、まさか男性だとは思わなかったです!変な性癖に目覚めてしまいそうでした。2期が楽しみです。ぜひ見てみてほしいです!
お気に入りの怪物が見つかるはず♪
怪物に関する事件を解決していくストーリーなのかと思いきや、そういったのは数話で、基本的には探偵事務所で働く少年たちと家族との関係を描いています。怪物を描いているので、たまにグロテスクな描写もあります。(個人的に蚊の怪物はちょっと苦手でした)
人間界でひっそりと生きる怪物たちの話なので、切なかったり辛いお話もありますが、日常でのキャラクターたちの掛け合いが可愛いので、そこは癒されます。そのキャラクターたちですが、とても個性豊かで声優さんも豪華です。
主人公の夏羽は感情の起伏があまりなく(あるのかもしれませんが、常に棒読みなので、分かりづらいです)他のキャラとの会話に温度差が生まれたり、基本的には心優しいのですが、他人の感情があまり理解できないので、たまに辛辣なことを言いますが、そこが面白いんです。
そして紺も似たような感じで、真面目過ぎてちょっとおバカな解釈になっちゃうところが愛らしいです。個人的にはミハイが好きで、あんなにセクシーにグレーのスウェットを着こなせる者はいない!と思っています。
キリがいいところで1期が終わったのですが、ここからがとっても面白いと思うので、2期があることを期待しています。
怪物(ケモノ)たちが織りなす友情と家族愛
物語は怪物(ケモノ)という不可思議な力を持った子どもたちが、事件を解決しながら家族を探す話で、作画はとても綺麗。
オープニングの音楽もとても映像と合っていてかっこいい。キャラクターは性格が真っ直ぐで常に自分向き合い戦っているようなきがする。そして嫌味がなく、家族愛に溢れている。
夏羽は不死の体を持ち、頭を落とされても死なない。そして命結石という怪物の長の印の石を持っている。真っ直ぐで単純な性格が女の子に受け、紺と綾が夏羽をめぐって取り合いする話がとても好きだ。
しかし、夏羽以外の家族は見つかったが、夏羽の家族はまだ見つかっておらず、保護者代わりの隠神と共に両親を探しに旅に出るところで最終回を迎える。2期がすごく楽しみである。
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「怪物事変」の作品情報
基本情報
タイトル | 怪物事変 |
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読み方 | けものじへん |
原作 | 藍本松 |
アニメーション製作会社 | 亜細亜堂 |
アニメ放送期間 | 2021年1月~3月 |
話数 | 全12話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
声優(CV)・キャスト | 夏羽役:藤原夏海 織役:花江夏樹 晶役:村瀬歩 隠神役:諏訪部順一 ミハイ役:小野大輔 紺役:花守ゆみり 飯生役:花澤香菜 野火丸役:下野紘 岩木山雪里白那之五役:石川界人 |
あらすじ・ストーリー
ずっと昔より、特殊な能力を持つことを隠し、人との距離を適度に保ちながら、人間の社会に溶け込んで暮らしていた怪物(けもの)。しかし、最近では人と深く関わりを持ち、怪事件を起こす怪物たちが散見されるようになった。
そんな怪事件を専門に扱う探偵事務所の隠神は、依頼を受けて、とある片田舎の町を訪れる。そこには「泥田坊」と呼ばれ、迫害を受けている不思議な少年・夏羽(かばね)の姿があった。夏羽との出会いをきっかけに運命の歯車が動き出す!
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