攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間

攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
3.0
Rated 3.0 out of 5
5つ星のうち3.0 (合計1レビュー)
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「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」みんなの感想評価!面白い?つまらない?

未来の戦争と心の葛藤

Rated 3.0 out of 5
2023年11月22日

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」は、草薙素子と公安9課の活躍を描いた、迫力満点の作品です。2045年の世界を舞台に、AIの進化と経済災害が引き起こす戦争を、フル3DCGアニメーションで鮮やかに描いています。

まず、良かった点ですが、作画の質が非常に高いことが挙げられます。CGによるキャラクターの動きや表情がリアルで、特に草薙素子の表情の細かさは見応えがありました。また、声優陣の演技も素晴らしく、特に草薙素子を演じる田中敦子さんの深みのある声が、物語の世界観をより引き立てていました。

一方、悪かった点としては、物語の展開がやや唐突に感じられる部分がありました。特に、シリーズを見ていない人には、登場人物や背景が理解しにくいかもしれません。また、シリーズの再編集版ということもあり、新鮮味に欠ける部分も感じられました。

登場人物の中でも、シマムラタカシとの邂逅や、ポスト・ヒューマンとの戦いは特に印象的でした。草薙素子たちが直面する葛藤や、人間とAIの境界について考えさせられるシーンが多く、深いメッセージ性を感じました。

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」は、技術的な面でもストーリーの深さでも、見る価値のある作品です。ただし、シリーズの背景を知っている方がより楽しめる内容となっています。

サイバー風子

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「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」の作品情報

基本情報

タイトル 攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間
読み方 こうかくきどうたい エスエーシーにーぜろよんご さいごのにんげん
原作 士郎正宗
制作会社 Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS
上映期間 2023年11月23日~
放映時間 126分
配給 バンダイナムコフィルムワークス

PV予告動画