「最果てのパラディン」みんなの感想評価とネタバレ考察
世界観良い
神話とか神への信仰とか世界観がすごい好きだけど設定があやふやとゆうか主人公の目的がイマキチぱきっとしない
言葉が少しまじもんの厨二感が漂う。ハマる人にはドンピシャだと思う
作画はかなりいいと思う
絵が綺麗だった
アニメのみ、9話で脱落。
王道ファンタジーへの憧れと、頭の中にある要素を精一杯詰め込んで書かれた作品、といった印象です。中学生時代に友達が読ませてきた自作小説を思い出します。しかし旅立ち以降は、主人公が他のキャラクターを頭の中で評価する際の言葉選びに卑しさが滲み出てしまっていて、微妙に引くようなギャグが蓄積され、視聴継続できませんでした。宗教を題材に取り入れているわりに精神性が希薄なので、ファンタジーよりエッセイや風刺のほうが向いているのではと感じました。
序盤は絵の綺麗さを楽しみましたが、9話の作画崩れで、これは合わない…と気付かされました。本当にダメな作品なら1話で切るので、序盤の美しい映像を作ったスタッフ、9話のスタッフに感謝します。
最近の大量生産アニメ
アニメのみの感想です。原作、漫画は読んでいません
世界観は純粋なファンタジーを思わせます。呪文の意味や守護の意味等なかなか良い雰囲気 だが、大まかには最近のなろう転生物にスカイリムと少女漫画を足して2で割る様な出来、呪文の概念などは頑張っているものの戦闘シーン等は薄っぺらい。 見せたい部分だけしか見えてこない。筋肉がーと言う割には主人公はめっちゃ細い、最初に手に入れた槍もやたら強い、主人公の葛藤も綺麗事で深みも何もなく直ぐに道が照らされる一本道、女性作家なのでしょうかやたらと綺麗スッキリ見せる。
もちろん骨太な作品を期待している訳ではないが、笑などで誤魔化していないだけに余計に鼻に付く。
少女漫画的と言ったのは、主人公と親達以外の人の描き方が薄っぺらい、ハーフエルフは長命の設定だがあまりにも愚かでこれまでの人生観や苦労が全く見えない、また主人公は15歳ながら大人過ぎるしコミュニケーションがスムーズ過ぎる。
原作はどうか知らないが特に印象にも残らない作品
アニメだけ見ました
序盤はけっこうおもしろかったです。
終盤はちょっと微妙に感じました。主人公が立ち直るシーンが特に。浅い。
原作ファンです
アニメ視聴からからファンになり、原作とコミック版も全部購読してます。そのイメージで再度アニメ版を改めて観ると、主に演出の物足りなさが際立ちますね。アニメ版はストーリこそほぼ忠実になぞってますが、まるでダイジェストのように流れてしまっているのが残念です。原作で感動したシーンや登場人物達のセリフ、心理描写などがそっけなく扱われている感があります。1クール12話で「1章+2章」を完結させようとするのは、さすがに無理と思います。せめてあと6話程余裕があれば、もっといい作品になったでしょう。
ちょっと過剰なレビューが多すぎませんか?
10話まで視聴しました。
ちなみに原作は読んでません。
重厚な世界観!戦闘シーンに圧倒!
身内が評価してるんでしょうか…
星1にしてボロカス文句を言うような作品でもありませんし、星5にして褒めまくるような作品でもない。
異世界転生は擦りに擦られたジャンルなんで2021年に作られる作品ではないかなって少し思います。
百聞は一見にしかずです。まずは見ましょう。
ハマる人にはハマる筈です。
丁寧すぎる本格ファンタジー
本作は1クールも終わりに近づいていますが、最新話でやっとタイトルである最果てのパラディンの意味が伏線として回収されました。この最果てのパラディンは主人公であるウィルが結成したチームのことを指し、パラディンはウィルのことです。
やっと1クール終わりで本作のテーマが明らかになると言う、つまりは本作はすごく丁寧に作り込まれた作品だなと思います。前半に至ってはウィルが冒険に旅立つまでのブラッド達との話がずった描かれていて、話は進展するのかと不安に思ったりもしました。
しかし今にしてみれば、細かい描写によりウィルが持つ使命や思いがより綿密にわかり、最新話で見せたパラディンとしてのウィルのかっこよさや凄みをより強く理解できると感じられ、巧みな話の構成であるなと思います。
制作会社の実力不足か
漫画版の画力に対してアニメ版の作画がクオリティ低過ぎる。
安っぽい少女マンガのようで漫画版の重厚で所々陰鬱な雰囲気には程遠い。
主人公の声も声優さんの実力とは関係なくキャラに合っていない。
小説版、漫画版のファンは見ない方が良いと思う。
アンデットに育てられた転生者の未来
転生モノとしてはかなり真面目に作られています。ところが、その真面目さゆえに転生要素が必要なさそうなのが気にかかるところですが。この作品の魅力は奥行きのあるストーリーとなります。
主人公のウィルが3人のアンデットに育てられるというのが、とても変わっているのですが、アンデット達はかなりの常識を備えており、人間味溢れているのが面白い所です。
アンデット達はそれぞれの分野スペシャリストですので、教えるということには説得力があり、それによってウィルは成長していくのが共感しやすい点となります。
3人をアンデットにした原因である不死神スタグネイトとの対決が中盤の見所で、ウィルの能力も凄かったのですが、それよりも駆け引きを丁寧に描いていたのが印象に残りました。
この闘いの結末にはいろいろな感情が湧いてきます。それを踏まえた上でウィルの旅立ちとなっていくのが、なかなか見事な展開だと感じました。新たな出会いがウィルをどこに導くのかを注視しています。
ウィリアム・G・マリーブラッド
廃墟の街に赤ちゃんとして連れられてきたウィリアムは、前世の記憶があるのを3人に隠しているのを気にしていたが、他のマリーやブラッド、オーガスタスも何か秘密を持っていてそれが何か気になりました。
マリーがお祈りをしている時に見てはいけないと言われていたのに見てしまって、灯火の神グレイスフィールに火を浴びせられ、じっと耐えているマリーを助けようとウィリアムが手を火傷しましたが、そのお陰で後に来る死神スタグネイトに対立出来る力になったので良かったなと思いました。
死神スタグネイトの戦いのあとでブラッドとマリーが死者の国へ行ってしまうのは悲しかったです。金の猛者のガスがお金を渡してびっくりしましたが、旅は大変な事になるだろうなと思いました。
かつて英雄だったアンデッドたちに育てられた少年が上王を倒す術を探す為に旅立ち、成長する
最果てのパラディンは、キャラクターデザインが物語にとてもマッチしています。
少年ウィルは、日本から異世界転生した存在です。ウィルはアンデッドであるブラッドやマリーやガスに育てられていき、彼らが持つ剣術・神官魔法・魔術などの知識と技術を身につけて成長していくという過程は、不可思議な「家族構成」ではあるものの、温かさを感じさせてくれました。
しかし、ブラッドやマリーやガスは、200年前にデーモンの上王を討伐する為に戦って倒しきれず、不死神スタグネイトによって不死になって、上王の封印に成功するが、スタグネイトが彼らを眷属にする為に再び現れました。
ウィルと3人のアンデッドの幸せな生活が一変してしまう流れが寂しく感じられました。スタグネイトとの戦闘が終わって、灯火の神グレイスフィールによってブラッドとマリーが不死の力から開放されたところは、これも一つの幸せなのかもしれないと思いました。
ウィルは育ての親から巣立ち、新しい旅に出て、人が住んでいる街を探し、その道中で出会ったのが猪を狩っていたハーフエルフのメネルドールでした。メネルドールを初めて見た時、女性かと思ったら男性だったので、ファンタジー作品にしては珍しいと感じました。
ウィルとは対象的に俗っぽさがあるキャラクターで、ある村を襲撃した所をウィルによって捕まり、結果的にウィルが交渉して、メネルドールを戦力として買う事になりました。
この辺は、ウィルが前世の失敗を反省しながら、上手に交渉をするようにしており、人間的にもウィルは成長している事が伺えます。