【英雄教室】アニメ感想とネタバレ評価！ひどいつまらない？面白い？

シンプルにつまらない

主人公の強キャラを隠したり、赤髪ツンデレお嬢様、無口青髪キャラがいたりと某アニメと全く世界観が同じ

１話のラストも全く意味不 主人公いらなくね？

イラつく

原作が好きなのでアニメ化に期待していたのですが、少し期待とは違ったものになったかなと思っています。

ストーリーは特に原作とズレてはいないのですが、別に上級クラスになると服装自由とか原作にない設定を組み込もうとするから「誰だコイツ」っていうストーリーと絡むことのないオリキャラが大量生産。

主人公も行動に改変は特に無いにしても、主人公は恋愛やエロ系には特に世間知らずで、五歳児並みの無垢な性格のはずが、年相応のムッツリに見え違う人物に見えてしまうのも、残念に感じてしまった要因です。

二話で切ったためそれまでの印象は、セルフキャラ崩壊がひどい作品。

まず主人公、世間知らず・鈍感・純粋無垢・陽気の無双キャラという基本設定が、二話で崩壊する。

一話、涼しい顔で全裸の同級生を抱きかかえ、平然と着替え真っ最中の女子更衣室に押し入り友人に話しかけるなどのエピソードの直後、異性デート中に頬がくっついただけで急にドギマギ描写をぶっこみ、カカロットが急に結城リトと化す感じ。

アーネストは赤髪・ツンデレ・お嬢様・高い自尊心・女剣士・孤高の存在といった、やや常識的なエリス・ボレアス・グレイラット。

二話目にして「本当は友達とか欲しかった」を全面に押し出し過ぎており、初登場シーンにおける転入生である主人公が自己紹介をしているだけで、廊下で何を騒いでいるのか、と咎める行動の意味不明さが浮き彫りになっている。

ソフィは、長門で綾波レイ、というか設定がまんま綾波レイ。

クローン体である重い事実が、あっさり開示されていて興冷めである。

また、自分の意志を持たないキャラとしての基本設定を持つにも関わらず、デート中に三度、あっさりとそれを覆している点も腑に落ちない。

覆すならば、そこに至るだけの描写・理由付けが必要となるが、そんなものはない。

また、キャラ崩壊のみならず魔剣描写も何がそんなに恐ろしいのか、何を持ってして解決したのかよくわからずに話が終わっている。

勇者の過去話も、セリフ数・テンポ・熱量に対する作画描写が全く噛み合っておらず、ギャグ漫画を疑うレベルである。

原作からして、一度も読み返すことなく、プロットも何もなしに物語を書き進めながらキャラが固まっていった作品、という印象を受けるので、そんなものは見なくても良い、となった。