「ビルディバイド#000000」みんなの感想評価とネタバレ考察
カードバトルの裏に隠れていたストーリー
設定はかなり凝っており、2期を通じて見終わると、なるほどと思わせる内容になっていました。冷静に考えると、冒頭から主人公・蔵部照人の謎の多さがかなりの伏線になっていたのを思い出します。
彼の直情的でいかにも主人公的なキャラクターが、物語の背景をうまくぼかしていたのはなかなか見事なものです。もちろんこの作品の見所である派手なカードバトルも、物語の全貌をうまく隠すのに使われていたようですが。
バトルが熱いのはやはり王道でそちらに目が行ってしまいますね。1期と2期もうまくつないでおり、設定だけでなく登場キャラクターをうまく使って終盤に向けてかなり盛り上がる展開にしていたので、かなり見れる作品に仕上がっていました。
キャラそれぞれのトラウマなどを解消し、成長させていった流れは個人的に気に入っており、通してみれば面白い作品だと感じます。
史上最高
史上最高レベルのクソアニメ
どうしたらここまでつまらないアニメを作れるのか。
男性主人公版のシンプルなWIOSS
遊戯王やWIOSSの様なカードバトルを題材にしたアニメ作品だが、両作品に比べると登場人物が少ないので、敵か味方といった人間関係はわかりやすい。
WIOSSシリーズとの比較になりますが、WIOSSシリーズと違って主人公は男性であり、男性目線で視聴できて、WIOSSシリーズのように登場人物の大半が女性ということはないので、女性社会の陰湿な暗部な描写はあまりないように感じられる。
当初主人公は無愛想でマイぺースな印象を受けるが、物語が進んで周囲の人物と関わりを持つことで次第に仲間意識にも目覚めていき、助けたいという感情が芽生えていき、1期は晩華 桜良を助けることができず、妹であるキッカとの戦いに勝利しただけで終了してしまうので、2期では、この2人が何とか救われるようにしてもらいたいことと物語の黒幕(ラスボス?)との決着も是非とも付けてほしい。
どちらかと言えば夕方向けな?カードゲームアニメ
トレーディングカードゲームを原作としたアニメで、TCG「ビルディバイド」に支配された街を舞台に主人公・照人のかなえたい願いをかけた戦いを描くあらすじです。
所謂「遊戯王」などに代表されるカードゲームの販促的な作品なので、元のカードゲームをやっていない(そもそもカードゲーム自体やっていない)という人は、多少付いていきづらい感は否めません(とはいえこのジャンルのアニメでは常に付きまとう話ですが)。
一方で、主人公の何処か厨二病的なキャラクターと、それにツッコミを入れるヒロインの掛け合いは面白く、キャラクター面では可愛い感じになっている印象です。
一方でカードゲームの販促という点では時間帯を若干間違えてしまった印象が否めませんでした。(主にプレイする小学生くらいの層をターゲットにするなら夕方のほうが良かったのでは?とも思いました)。
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「ビルディバイド#000000」の作品情報
基本情報
タイトル | ビルディバイド#000000 |
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読み方 | びるでぃばいど |
原作 | 河本ほむら、武野光 |
アニメーション制作会社 | ライデンフィルム |
アニメ放送期間 | 第1期:2021年10月~12月 |
話数 | 全12話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |