結城友奈は勇者である 大満開の章(3期)

結城友奈は勇者である大満開の章
(C) Project 2H
4.7
Rated 4.7 out of 5
5つ星のうち4.7 (合計3レビュー)
★567%
★433%
★30%
★20%
★10%

「結城友奈は勇者である 大満開の章(3期)」みんなの感想評価とネタバレ考察

満開した花のように綺麗で残酷な作品

Rated 5.0 out of 5
2022年9月22日

鬱多めの戦闘美少女ものです。タイトルだけでほのぼのしているように見えますが、結構見ていてキツイ内容です。まだ学生であるはずの女の子達が強大な敵に立ち向かい、心身共にボロボロになっていくのはこたえました。

悪い状況から必死に立ち向かっているのに好転していかないのが歯痒いです。花をモチーフにした技名やエフェクトが多いですが、花が満開したら普通その後どうなるか気づいたとき愕然としました。

戦闘中の凄惨さ以上に、真綿で首を絞めてくるような展開にはハラハラします。それでも強く明るく生きているキャラ達がとても魅力的です。

特に友奈は良い娘でパワフルで友情を大切にする、超王道な主人公です。最後にはどうにかしてくれるんだろうなという安心感がありました。ラストは意見が分かれると思いますが、私はとても好きなおわり方でした。

佐野子

未来を救った少女たちの物語

Rated 5.0 out of 5
2022年6月11日

物語の舞台はバーテックスと呼ばれる天の神の襲来により四国のみ人間が生存し地の神の恩恵を受けた少女たちがバーテックスから四国を守り続けた300年後の世界。

作画やキャラクターの個性が生かされてとてもよかった。音楽はOPもいいですがEDの方が好きです。一番好きなキャラクターは乃木園子で、選んだ理由はかわいいし頭が良いのにアホな子だからです。

一期も出ていたが、本格的に出てきたのは二期からなので嬉しかったです。少女たちの独特の言い回しやつっこみは少女アニメが嫌いな人でも受けれやすいのではないかと思います。一期と二期でバーテックスの脅威がなくなり少女たちのお役目が解放されたが、地の神である神樹の加護を失ったことで、人類に多くの課題が残されることを示唆する話。

三期では二期で描かれなかった物語の裏話に注目し描かれ、主人公たちのその後が描かれている。本編から五年が過ぎた未来で、日本の復興に向けた五人の姿が描かれました。続編はもうないと思います。二期で終わりの展開でしたし、三期は裏話でしたので四期はないでしょう。

印象に残ったセリフは乃木園子が恩師の安芸先生に向かって「全力でつぱっしるから乗り遅れるなよ」のセリフ。好きなシーンは、ラストの結末で未来に向けて東郷さんと友奈が、バイクに乗りながら未来へのバトンを託す笑顔で終わる所。

通行人

繋がる物語、受け継がれる少女たちの想いに感動!

Rated 4.0 out of 5
2022年4月2日

一期のゆうゆうは主に主人公、結城友奈とその仲間たちのお話。しかし、この大満開の章では友奈たちとはまた違った役を担う、いわば裏の視点はどうなっているの?を題材にしているような物語です。

後半では歴代勇者の話が明かされたりとハラハラ、ドキドキが止まりませんでした。てっきり、二期(大満開の章)は友奈たちのその後と、これからのことのような話かと思っていたので度肝を抜きました。

まず、三好夏凛がどうやって勇者になったかが描かれています。そこからライバル認定の楠芽吹と他勇者候補生たちの葛藤や恐怖がもろに伝わる描写が多く、苦痛の表情が見ている私たちにまで伝わるような描き方をしているので感情移入間違いなし!

歴代勇者の話に入ると乃木若葉も登場。これまでの歩みが見られ、こうやって勇者システムは作られていると、一期からすべて見ている方はなるほどと納得がいき、はじめての人でも勇者とは何かがわかるのでおすすめです。

一人ひとりに過酷な話がついてくるのも魅力の一つですね。

もっちー

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「結城友奈は勇者である 大満開の章(3期)」の作品情報

基本情報

タイトル 結城友奈は勇者である 大満開の章(3期)
読み方 ゆうきゆうなはゆうしゃである だいまんかいのしょう
原作 Project 2H
アニメーション制作会社 Studio五組
アニメ放送期間 第1期:2014年10月~12月
第2期:2017年10月~2018年1月
第3期:2021年10月~12月
話数 第1期:全12話
第2期:全12話
第3期:全12話
アニメ放送局 毎日放送ほか

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