「化物語」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
個性的なキャラ同士の会話を楽しむアニメ化物語
「怪異」と呼ばれる妖怪にまつわる物語なのですが、どうしてそういうった存在が現れたのかという事とキャラクターの人間模様を絡めて綴られていくので、様々な要素で引き込まれるストーリーが非常によいです。
作画はシンプルで、時たまキャラクターをいろいろな表現(実写映像、ポップなイラスト)やデザインしてるのが見ごたえがあります。
声優さんは人気声優さんが起用されていて、アニメが好きな方なら名前は知ってる方ばかりで演技がとても安定しています。登場するキャラクターをイメージしたり、作品を連想させるようなOP曲がどれも魅力的です。
キャラクターもカワイイ女の子が豊富で、そしてその誰もがとても強い癖をもった個性派ぞろいです。終わり方は原作があるだけに、とてもしっかり完結しています。
早すぎず遅すぎず、しっかり作品の魅力がテンポ良く描かれて終わっているので満足度が高かったです。
化物語は、物語シリーズということで続編の『偽物語』に続くのですが、ずっとシリーズとして伏線があるので、続編としてもシリーズの中の一つとしても非常に期待が持てます。
印象にのこった台詞は主人公の阿良々木暦の「友達はいらない、人間強度が下がるから」というものです。主人公が変なキャラだというのが分かりやすいのと、この言い回しが化物語らしさがすごくあり、とても好きです。
西尾維新さんの魅力がつまったアニメ
原作者の西尾維新さんの小説は、戯言シリーズを初めて読んだ時から大ファンだったので、化物語のアニメ化も非常に楽しみにしていました。
でも、西尾維新さんのライトノベルは文章量が多いし、小説ならではの言葉遊びが特徴だったため、アニメ化して原作の良さを引き出せるのだろうかと不安がありましたが、期待以上の出来でした。
阿良々木暦の周りに集まってくるヒロインも戦場ヶ原ひたぎや、羽川翼や八九寺真宵など、個性的で可愛いキャラクターばかりですが、アニメでも魅力的に描かれていて、面白かったです。
化物語以降は、物語シリーズとして、偽物語や猫物語など多くの作品が誕生したのには驚きましたが、ゲーム化やパチスロ化など、今や大人気コンテンツとなっています。
その原点とも言うべきアニメが化物語なので、まだ見たことない人はぜひ視聴してみてください。
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「化物語」の作品情報
基本情報
タイトル | 化物語 |
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読み方 | 化物語 |
原作 | 西尾維新 |
アニメーション制作会社 | シャフト |
アニメ放送期間 | 2009年7月~9月 |
話数 | 全15話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |