攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)

攻殻機動隊
4.8
5つ星のうち4.8 (合計5レビュー)
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「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」みんなの感想評価!面白い?つまらない?

設定をしっかり理解できれば楽しい

2023年11月28日

1期をただ見てなんとなくわかるレベルではなく

映画を先に見ると設定は把握しやすいです

わかってから見るとずっと面白い

近未来SF作品の最高峰

2023年9月5日

近未来を舞台にしていますが遥か先の未来の話ではなく、現在よりも電脳化で飛躍的に進化した社会を背景にしているのが、この作品の一番の面白さだと思います。

電脳化により様々な技術革新が起きると同時に、人とAI、その関係性がより複雑になり社会問題を引き起こし、公安9課として主人公達が関わる中で多くの人間ドラマが描かれています。

作品自体は上質な海外ドラマのように洗練されていて、作画・音楽ともに高品質、基本一話完結でありながら、シリーズとして伏線が散りばめられていて、見始めると止まらなくなってしまいます。

キャラと声優も非常にマッチしていて、特に主人公である草薙素子の存在感はこの声優さんでなければ表現できず、一度見たら忘れられないキャラクターです。

このシーズンの「笑い男」にまつわるエピソードはとても印象深く興味深い話になっていますので、ぜひ見ていただきたいです。

小鹿丸子

観るといいアニメだと私のゴーストが囁いています

2023年7月31日

世界観が非常に近未来的です。2029年、人々が当たり前のように電脳社会で生きているということや、「義体(サイボーグ)」という身体能力を強化した状態で生活しているという生活そのものが現代日本と違う点で非常に新鮮です。

主人公は公安9課というサイバー犯罪やテロの抑止を行う政府組織の紅一点ではありますが、戦闘能力だけでなくハッキング技術にも長けており、男勝りな一面が勝つ場面も。

制作はプロダクションigなので作画には申し分なく、アクションシーンや銃撃戦のシーンも躍動感があるので見どころの一つです。

生きていく上で役立つ名言を数々残してくれるこのアニメですが、中でも個人的に気に入っているセリフがあります。それは「世の中に不満があるなら自分を変えろ!! それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!」です。

非常にストイックな言葉ではあると思いますが、誰かに代わってもらおうとするよりは自分が変わろうと努力した方が実を結ぶことが多いということの表れであると考えています。

ただ、小説の一節の引用があったり難しい言い回しをするキャラクターもいるのですが、解説してくれる人がいないアニメなので、ストーリを飛ばさず主人公をはじめ登場人物のセリフはしっかり聞いておかないと置いていかれることがあるのが玉に瑕です。

なので、聞き流しのような感覚よりはある程度時間を作ってしっかり観るといいアニメですのでこちらの評価とします。

りんね

公安9課最高!

2023年7月4日

もう説明の要らないくらいの名作です。近未来的な世界観が格好いいです。舞台は日本なんだけれどオリエンタルな雰囲気もあり、外国の方が好きそうな感じです。

謎のテロリスト「笑い男」の捜査、対峙がストーリーの根幹ですが、合間に1話完結の話が入るため視聴しやすいです。登場人物の個性が際立っています。草薙素子がとにかく格好いい。

全身義体化している故のパワーや能力がありながら、センシティブなところがいいです。9課のいかつい男性陣に「ゴリラ」とか言われて、ひどいと思うけれど、そんな素子に誰も適わないところがいいですね。

バディ(素子の行動はバディありきじゃないからこの表現でいいか分からない)であるバトーと素子の関係性が面白いです。上司と部下?盟友?友達?家族?恋心?いろいろ考えてしまいます。

別に一つ存在に収める必要はないと思うので、自由に考えてみます。義体化についても考えさせられます。

架空のストーリーがいつかの未来に実現するかもしれない、自分はどうするかななどと考えます。ただ観て面白い話だけでなくいろいろ考察したくなる作品って凄いと思います。

とるそ

あのマトリックスを撮影したウォシャウスキーが参考にした絶対に見るべきアニメ

2023年6月12日

全ての完成度が高いです。子供向けではなく、難しい話しなので大人向けのコンテンツだと思います。主人公の草薙素子はサイボーグですが、人間らしい欠点も存在します。

将来、人のサイボーグかが進んだら、この攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのような世界観なんだろうと思いました。同性愛描写や、少子高齢化問題や児童虐待など、現在から近未来に起こりそうな、またすでに起こっている事件。

表現はグロテスクな部分もありますが、人とはどこへ向かおうとしているのか?技術革新とは?等たくさん考えさせられる描写があります。

実在する行政機関の名前もたくさんでてくるので、よりリアルに感じられます。また、作画や声優、音楽等の全てに文句のつけようがないくらいハイレベルな作品です。

ゴロぉ~

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「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」の作品情報

基本情報

タイトル 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)
読み方 こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス
原作 士郎正宗
アニメーション制作会社 Production I.G
アニメ放送期間 2002年10月~2003年11月
話数 全26話
アニメ放送局 日本テレビ系列