【悪魔くん】アニメ2023感想評価！ひどいつまらない？面白い？

とにかく水木しげるfanは見ない方がいい。

ダークなミステリ・バディものは普通にコンセプト良かったし好きだし、実際一話はそれなりに面白かった。クールな天才児キャラは初期悪魔くんっぽくもあるし抵抗はない。

平成版の声優さんも沢山出演されていて、元祖エロイムエッサイムーがまた聞けたのもめちゃくちゃ感慨深い。……そしてちょっと草臥れた慈母系ショタ養父(推定40越え)はなかなか癖に刺さる。

ただ全体的に無駄が多く、特にラストに向けてのストーリー構成がとてもとても残念だった。

主人公がラストに向けて成長するステップアップ、相棒が力不足や自身の性質に葛藤する様、主人公の友好関係の変化などはほとんど出されず、ヴィランは謎の執着を見せるだけで結局、具体的な説明も目的も詳細不明。

正直オリジナル悪魔関連のくだりは要らないと思う。言ってる事アニメ鬼太郎のほうがガッツリやれてるし。

ラストの見せ場欲しさに盛りすぎたよね。

というかずっとあの街で収束してたのだからあの街で全部完結させてほしかった。

もし派手な絵面のためだけにあの学校を崩壊させたのなら、失礼だが中指を立てたい。あれも元祖悪魔くんの大事な仲間なのにまさか殺してないだろうな？ 制作陣アニメちゃんと観た？

他は目を瞑れてもそこで一気に許せなくなったので星は２つ。

水木しげるの世界観を作り手が

理解出来てない様に思います。

水木しげるの作品は超常的なもの

への畏怖や愛着があるのに、

この作品にはそれがありません。

どちらかと言うとデビルマンを

改悪したような作品ですね、

二代目悪魔くんが反抗期みたいで

千年王国の悪魔くんにしては凡人ふうで

残念です。

水木しげる生誕百周年を記念して製作されたアニメ。初代悪魔くん・真吾と、二代目悪魔くん・一郎の微妙な親子関係がたまりません、

見た目は一郎の方が年上なのもじわじわきます。ニヒルな一郎とお人好しなメフィスト3世の掛け合いに笑える一方、身勝手な欲望に負けて悪魔と契約した人間が報いを受ける、ブラックな結末にひやりとしました。

騒音を出すせいで隣人に嫌われてる転売屋やソシャゲ中毒のひきこもりなど、登場人物のクズさ加減が現代風にアップデートされているのも、因果応報の末路を引き立てています。

悪魔くんとメフィスト3世がお店にパンケーキを食べに行くエピソードが特にお気に入りです。大団円と見せかけラストで全部ひっくり返す、最終回の衝撃も格別でした。

世界観は、旧作に比べて現実寄り。つまり結構ダークですが、いい人もいます。それを冷めた目で俯瞰してるのが主人公の令和悪魔くん。性格悪いとの評価もあるけど、まあ微笑ましい見た目相応の頭でっかちな坊や、案外迷える反抗期。バディは良心の塊、世話焼きで前向き。

世界観がダークだと敵さんが魅力的になりますね。魔法陣はあまり分からないけど、呪文は旧作同様本物？を使うのでワクワクします。あと食べ物がやたら美味しそうなのは夜見るのに困る。

そもそもバージョンの多い悪魔くんのうちの1つ、として見て、すごい楽しめると思います！12話では少ないので続編希望。

漫画原作のダークさを全面に出しすぎで、とてもアニメ悪魔くんの続編としては見られない。

期待していただけに非常に残念。

「悪魔くん」の2023年最新アニメは、昔懐かしいキャラクターたちが新しいストーリーで蘇りました。主人公の埋れ木一郎（悪魔くん）とメフィスト3世のコンビが、不可思議な事件を解決する過程は、まさに怪奇探偵バディストーリーの醍醐味です。一郎の天才的な頭脳と、メフィスト3世の人間臭さが絶妙にマッチしています。

良かった点は、何と言ってもそのダークで神秘的な雰囲気。特にイースター島を訪れるエピソードは、その不気味さと謎解きの面白さが際立っていました。また、声優陣の演技も素晴らしく、特にメフィスト役の古川登志夫さんの声は、彼のキャラクターに深みを与えています。

一方で、物語のテンポがややスローで、理屈っぽいセリフが多い点は少し気になりました。また、作画に関しては、全体的には良好ですが、時折不安定なシーンも見受けられました。

「悪魔くん」は、オカルト好きにはたまらない魅力が詰まった作品です。新旧のファンを問わず、この独特の世界観に引き込まれること間違いなしです。ただし、ダークなストーリーが苦手な方には少々重たいかもしれませんね。