「えんとつ町のプペル」みんなの感想評価とネタバレ考察
心に活力を与えてくれる映画
1、夢をあきらめない気持ちになる
父親の言葉(雲の上には星が輝いている)を信じて、主人公とプペルが、懸命になって星を探し、最後に夢を叶える場面は感動しました。
2、色彩感覚が豊かになる
宝石をちりばめたような色彩が綺麗です。一つ一つの絵が絵画のように、丁寧に絵が描かれています。
3、視野を広く持つことの大切さを教えてくれる
えんとつ町という閉ざされた空間に住んでいると、外部との接触が無い為に、固定観念に囚われてしまいます。世界は広いということを知って、学んでいく大切さを教えてくれます。
家族で見れる映画
可愛らしい絵柄で、子供向けの作品かと思っていましたが、実際に見ていると友情や家族に人生の要素全てが詰まっている映画だと思いました。
最後の最後まで明かされなかった事実のヒントとなる映画途中の伏線も楽しめるので、2回目以降はそこを楽しみながらみるのもいいかと思いす。
個人的に1番良かったのは、やはり音楽ですね。一緒に見に行った子も帰りにはプペルの主題歌を口ずさんでしまうほど、覚えやすく歌いやすい歌で、明るい気持ちになれます。
映画初版挿入歌には、あの有名なHYDEさんが歌っている音楽も流れていましたが、そちらは思わず踊りたくなってしまうぐらい盛り上がりのある曲で、映画館の大きな音で聞くと、足が思わずリズムを取ってしまったぐらいです。
頑張ってる人が勇気付けられる映画
「信じ抜くんだ、たとえ1人になっても」というセリフの通り、物語を通して諦めずに信じ抜くことの大切さを知り、目標に向かって頑張り続けてもいいんだと勇気付けられる内容でした。
世界の映画祭で上映されるだけに美しく、奥行きを感じられる作画はスピード感があるシーンも楽しいです。
可愛いキャラと豪華な声優さんたちもしっかり合っていて、特に芦田愛菜さんの真っ直ぐ透き通った芯のある声は、主役のルビッチにピッタリでしっかりと感情移入できました。
最後に星の存在を信じて星を見れた時も、画面いっぱいの感動が味わえ、そこからエンディングに繋がるロザリーナの不思議な歌声とメロディーは、観た後もすぐに口ずさめて映画の余韻を長く楽しめます。星が広がった後のえんとつ町の続きも気になる作品です。
トライする気持ちを後押ししてくれる素敵な作品です。
えんとつ町のプペルを観て、私は今の仕事のやり方に対して前向きに捉えられるようになりました。
なぜならルビッチがみんなにバカにされながらも、ゴミ人間と呼ばれたプペルを大切に思いやり、自分が信じた道を貫いて行けば、必ずその道は開けるし、それを観て評価してくれる人は必ずいると思ったからです。
私は最近転職した今の職場で、新しい営業手法にトライしており、既存手法の人たちから時には疎まれたり、味方がいなくなってしまうことも多々感じています。
でも既存手法に頼らないで自分がこれだと信じたやり方で突き進むことで必ず結果はついてくると捉えてやってみようと強く思いました。映画の最後で雲が晴れるように、必ず成功してやるという気持ちを後押ししてくれる、そんな映画だと私は思います。
きれいな世界観に詰まる西野さんの想い!
えんとつ町のプぺルはキングコングの西野さんの作品ということもあり賛否両論、良くも悪くも話題になった作品ですが、私は普通に客観的に観ておもしろかったと思いました。
西野さんの作品、えんとつ町のプぺルなどは絵本が元なので、映画の方も画や世界観がすごくきれいに描かれていました。観に行く前は少なからず芸人、キングコング西野さんの作品という先入観や、絵本ということで子供向けかなと思いましたが、全然そんなことなくて、西野さんの夢とか世の中に対する想いだったりが、この作品を通して伝わってきました。
それと声優を担当した芦田愛菜ちゃんや窪田正孝くんが、すごく上手で良かったです。総評してこの作品が良かったのは、この2人のおかげなところもあるかもしれませんね。不覚にも感動して涙を浮かべるシーンもありましたし、おもしろい作品でした。
思春期の子が見るべき映画
キングコングの西野さんが作った絵本をもとにした作品で話題を呼びました。あの映画は、夢を見るものを罵り、無理だと決めつける現代社会への不満が込められた作品だと思いました。
現代において、将来の夢を語るのは良いことなはずです。なのに成長ととも「どうせできない」「現実を見ろ」と笑われてしまいます。もしかしたら、自分は夢を叶えることができたかもしれません、周りの反対が無ければ夢を現実にできたのかもしれません。
日本人は周りに流されることが多いです。そして挑戦者を笑います。その考えを打破する映画であり、可能性は無限だと教えてくれます。
「だれか見たのかよ、誰も見てないだろう、だったらまだわからないじゃないか」
子供向けの映画に思われますが、絶対大人が見た方が泣けます。また思春期の子たちに可能性は無限だ挑戦するのは恥ずかしいことではないと、この映画を通してわかってほしいです。
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「えんとつ町のプペル」の作品情報
基本情報
タイトル | えんとつ町のプペル |
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読み方 | えんとつまちのぷぺる |
原作 | 西野亮廣 |
アニメーション制作会社 | STUDIO 4℃ |
上映日 | 2020年12月25日 |
声優(CV)・キャスト | プペル役:窪田正孝 ルビッチ役:芦田愛菜 ブルーノ役:立川志の輔 ローラ役:小池栄子 スコップ役:藤森慎吾 ドロシー役:本泉莉奈 ダン役:國村隼 アイパッチ役:山内圭哉 スーさん役:飯尾和樹(ずん) アントニオ役:伊藤沙莉 |
あらすじ・ストーリー
信じて、信じて、世界を変えろ。
厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。
ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。
そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。
それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意する。しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかる。
それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?
引用元:「えんとつ町のプペル」公式サイト
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