「コードギアス 反逆のルルーシュR2」みんなの感想評価とネタバレ考察
面白くない
終盤以外見せどころゼロ。
神アニメです!心に残る名言と作り込まれた世界観が最高です!
日本がブリタニア帝国によって占領され「エリア11」と呼称されている世界観で始まります。主人公「ルルーシュ」はブリタニア皇帝の息子という立場なのですが、レジスタンス達をひきいて黒の組織を作り、ブリタニア帝国に復讐していくストーリーです。
「ナイトメア」と言う名前のロボットに乗り込んでの戦闘シーンも魅力の一つです。ルルーシュが「ギアス」と言う特殊な力で相手を一度だけ絶対に服従させる事ができ、それを駆使し、持ち前の知性で戦略的に戦いに勝っていきます。
何と言っても僕が印象に残っているのはかっこいい名台詞です。ルルーシュの「撃っていいのは、撃たれる覚悟があるやつだけだ」は、かなりしびれました!戦争の厳しさから出た言葉で、僕も自分で行動する時はこの言葉が浮かんできます。
ラストシーンでルルーシュが死ぬ時は衝撃を受けました。アニメ好きの女の子達がショックで、学校や仕事を休んでしまったという事件もありましたね。最初から最後まで止まらなくなるほどおもしろいので是非見てみて下さい。
復讐者として生きながらも結局は最後まで「人」としての生き、死んでいった人間味溢れる主人公の物語
主人公の背景は他のアニメでもあり得る、簡単に言ってしまえば「自分達を捨て駒にした母国への復讐」ですが、潜伏、準備期間の長さや「悪でも持って巨悪を討つ」というダークヒーローっぷりが他にはない要素ではないかと思います。
ルルーシュは頭脳はずば抜けているけれど体力は無く、妹ナナリーを溺愛している人間味のあるキャラです。
そんな彼が自分すらも盤上の駒と考え戦争を進めていく姿は、日常の姿を知っているからこそ痛ましいとも感じるし、復讐心の強さを浮き彫りにしている気もします。
親友ともいえる人間と仮面越しとはいえ敵対し、自分の道を貫きつつも、結局親友を排除しきれないルルーシュの甘さともいえる優しさ。
それが裏目に出てしまう事、味方であったはずの人間に疑心を抱かせる所などは「ゼロ」という仮面を被る者としては失格ですが、人間味あるルルーシュという人間を魅力的に描いていると思います。
そんなルルーシュの神髄が第二期の最終回なのではないかと思います。自らの死を世界平和の礎とする。そんな不器用な道しか選べなかったのは、ルルーシュが結局は人間でしか無かった、ルルーシュのある種の祈りであり、生き様だったのではないかと思います。
ギアスという力で世界が回っていくのが面白い。
コードギアスの世界では、ギアスという力を使って主人公のルルーシュが父親に復讐をするというところから始まるところが斬新で面白いです。
また、親友であるスザクと学園では仲良くしているものの、実はルルーシュはゼロとして活動していて、それがばれてしまうところも、いつばれるのかドキドキハラハラさせられて良かったです。
ただ、意図せずユーフェミアにギアスをかけてしまったりして、ギアスの力の恐ろしさも感じました。終わり方は皇帝となったルルーシュが、ゼロに扮したスザクに倒されるという締め方も、ルルーシュらしい終わり方なのかなと思いました。
個人的にはハッピーエンドで終わってほしかったのですが、コードギアスの世界としては良かったです。
ただのアニメではない。考えさせられる生き様
神聖ブリタニア帝国という架空の都市が各国を侵略し、日本を占領すると日本人を「イレブン」と呼び蔑みます。
主人公ルルーシュはある日「人間に一度だけ絶対的な命令が出来る」という能力を手に入れ、「ゼロ」として世の中を変えてやろうとする、ルルーシュとブリタニア帝国との知力対決です。
とにかくこの裏をかいてかかかれて、のやりあいが面白いです。人間の汚いところがさらけ出されていて、現実の差別や戦争についても考えさせられる物語になっています。
ここぞというときに「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」と目を合わせて従わせるところはとてもかっこいいです。ルルーシュには幸せになってほしかったですが、国民の声に翻弄され、最後は悪役として死ぬことでこの世を平和にすることに成功します。
この時の親友スザクとのやり取りは忘れられません。ルルーシュは「ゼロ」の重みはスザクにしか耐えられないと分かっていたのだと思います。
ストーリー、キャラ設定ともに素晴らしい
架空の日本を舞台に、世界の3分の1を支配する神聖ブリタニア帝国の第11皇子であった主人公ルルーシュランペルージが、ある事件をきっかけに皇子という身分がなくなり、視力と歩行能力を失った妹と一緒に王宮を逃れ、自身の身分を隠し高校生活を送るところからストーリーが始まりますが、何と言ってもその主人公ルルーシュのブリタニア帝国に対して反逆を決意し、ゼロという仮面を被り、様々な策を講じ戦いを挑んでいく姿に、視聴者としてはハラハラドキドキしながら目が離せないストーリー展開に率直に面白いです。
また、主人公を含め様々な登場人物の生い立ち、抱える悩みや葛藤などの人物の設定も大変濃くストーリーと合わせて二重に面白く、素晴らしい相乗効果になっている作品だと思います。
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「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の作品情報
基本情報
タイトル | コードギアス 反逆のルルーシュR2 |
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読み方 | こーどぎあす はんぎゃくのるるーしゅ |
原作 | 大河内一楼、谷口悟朗 |
アニメーション製作会社 | サンライズ |
アニメ放送期間 | 1期:2006年10月~2007年3月 2期:2008年4月~9月 |
話数 | 1期:全25話 2期:全25話 |
アニメ放送局 | 毎日放送・TBS系列 |
声優(CV)・キャスト | ルルーシュ・ランペルージ役:福山潤 枢木スザク役:櫻井孝宏 C.C.(シーツー)役:ゆかな 紅月カレン役:小清水亜美 ナナリー・ランペルージ役:名塚佳織 藤堂鏡志朗役:高田裕司 コーネリア・リ・ブリタニア役:皆川純子 ユーフェミア・リ・ブリタニア役:南央美 シャーリー・フェネット役:折笠富美子 ミレイ・アッシュフォード役:大原さやか |
あらすじ・ストーリー
超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。
ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。21世紀の新たな伝説が今、始まろうとしている。
引用元:「コードギアス 反逆のルルーシュR2」公式サイト