「神クズ☆アイドル」みんなの感想評価とネタバレ考察
歌わず踊らずファンサもしない主人公の成長記!
歌わず踊らず、ファンサもせずイケメンと言うだけで楽してお金を稼ぎたい精神の主人公ユウヤの考え方は、本当にクズだなと最初は思いましたが、神アイドルで亡くなってしまった最上アサヒの幽霊に出会い、トップアイドルを目指す為、成長してく過程をみて居ると段々ユウヤをそしてZINGSを応援したくなりました。
またアイドルの方だけでなくファン側の目線もあり、ライブやファンミ後に安い居酒屋で推しについて語るというシーンには共感を持ちました。
第8話のZINGSのカレンダー撮影の話では、普段衣装を変えないZINGSですが、カレンダーの為にファンに衣装のリクエストを取ります。そこでのファン達の限界会話がとても面白いです。
私服、水着、ハロウィン、サンタと提案してる中で”墓参りファッション”って言い出すキャラクターがいて、そこがシュールでまた面白いです。話数として10話しかない所が残念な点ではあります。
また最終回後も続編決定等の告知もありませんでしたが、来年スペシャルイベントがあるとの事で、そこでの続編決定に期待しています。
新しいアイドルのカタチが面白い
ラブライブの影響もあって、アイドルアニメって男女ともにすごく増えたけれども、このアニメの主人公である仁淀くんは、アイドルなのに全くやる気がないし、本番のステージ上でも、疲れたから帰っていい?とか平気で言うのが、本当に今までにいなかったタイプで面白いです。
ただやる気がないけれども、スペックはめっちゃ高いので、最短時間でダンスのフリを覚えるために頑張ったり、何度もやり直したくないから一回を全力でやったりと、効率重視なところは意外と見習えます。
それにファンの人たちの思考が面白すぎる。普通のファンなら、ステージでやる気の無いアイドルなんて嫌だろうけれども、仁淀くんがめっちゃイケメンなので、もはや生きていることがファンサと思ってくれていたりと、本当にアイドルとかファンとか色んな固定概念を塗り替えられる面白いアニメです。
これは「推し活」してる人は見るべき!
タイトルをこれは裏切らない作品となっています。仁淀というやる気のないアイドル(何故かファンがいる)と朝日ちゃんという幽霊がアイドルとして活躍する作品です。作画はアニメ「うらみちお兄さん」のような作風で多くの人が親しみを抱けると思います。
これだけは伝えたい!というのが2つありまして、1つは「仁淀は最後まで仁淀」ということです。大体、キャラクターって成長すると思うんですが、彼はそれが最終回までなかったのが見どころなんです!
もう一つは「男女問わず、2次元3次元問わず、推し活をしたことがある人は見た方がいい」です!一見男性アイドルものと思われる方も多いかもしれませんが、半分はファンやヲタクの様子を描いたものです。
むしろその人たちメインの回があるくらいに・・。なので、ぜひ見て欲しい作品であり、2期して欲しいと思う作品でした!
アイドル系アニメだがとても見やすい
物語は全くやる気のないクズアイドルの「仁淀ユウヤ」が、かつて神アイドルだった幽霊「最上アサヒ」と組んで、アイドル活動をしていくというもの。
恋愛要素は一切なく、ギャグがメインなのでとても見やすい。登場キャラクターも、仁淀に振り回される相方の「吉野カズキ」や、ことある事に仁淀に絡む「瀬戸内ヒカル」、仁淀の熱烈な「ヲタク三人衆」といった魅力的なキャラばかり。そんな登場人物たちの掛け合いは観ていてとても楽しい!
またアイドルアニメというだけあって歌も度々披露される。歌も悪い出来ではなく、見事にギャグとのメリハリを付けられていると感じた。ただライブシーンのCGは緩めの出来上がりで、人によってはイマイチに感じるかもしれない。
総合して、とても見やすく楽しいギャグアニメと言える。興味を持った方は是非視聴して欲しい!
CGが酷い
ストーリー自体はテンポよく進んでいくため、見ていて引っかかることは全くありません。しかしながら、歌や踊りが入るステージのシーンの残念さは見過ごすに見過ごせません。
技術が追いつかないのか、興醒め必至なお粗末なCGが記憶に焼き付いて離れず、本当にそこだけが唯一の欠点として挙げられます。
ぶっちゃけ、他は申し分ありません。キャラクターの個性がしっかり立っていて、キャラクターの数が少ないにもかかわらず、物足りなさを覚えることがないのが凄いところです。幽霊が生身の人間に出入りするという常軌を逸した行動もシンプルに面白いと評価しています。だからこそ、唯一と言ってしかるべき欠点が頭に残りやすいのだと思うに至ったわけです。
クズアイドルから神アイドルへの豹変っぷりが面白い!
神クズアイドルは、顔は良いのにお金のためだけにデビューしたクズアイドルの仁淀ユウヤと、不慮の事故で亡くなってしまった、かつての神アイドル最上アサヒがまさかのタッグ!
ユウヤに最上アサヒが憑依して、ファンサービスをしていくという設定がとても斬新です。アイドルものアニメというと女性をターゲットにした正統派の作品が多いですが、神クズアイドルはコメディ要素も強いので、男性も楽しめそうです。
仁淀ユウヤ本人は全くやる気がなくて、歌わない踊らない笑わないと、なかなかのクズっぷりですが、神アイドルの最上アサヒが憑依した途端、アイドル全開の笑顔でファンサービスするギャップが面白い!
仁淀ユウヤの声優は、今井文也さんが担当していますが、まだ若手の声優さんのようで、「神クズ☆アイドル」が初主演のようです。仁淀ユウヤにアサヒが憑依する前と後の演技を1人でこなしていると考えると、声優さんって凄いの一言です(笑)
正直あまり期待していなかったアニメですが、第1話の感想としては良い意味で裏切られました!これからも期待大♪