「BANANA FISH(バナナフィッシュ)」みんなの感想評価とネタバレ考察
評判だったので見たけどあまり響かず
3話の感想と後半の感想が同じ
他のマフィアとちまちまやりあうを最後まで繰り返し
途中まで見ていまいちな人は見るの止めても良いと思う
大好きな作品です。かなりの名作。
まずこの作品は物語が非常に良くできている。不遇な環境で育った主人公が、大きすぎる困難に立ち向かっていくのだが、何でもかんでも上手くいくわけではなく、リアルな感情を感じることができる。
内容は非常にブラックな内容だが、その中に時折でてくるクスっと笑えるシーンや友情を熱く感じるシーンにはホッとさせられます。終わり方も最近の作品にはない、匂わせるような終わり方なので、人によってはスッキリしないと感じる方もいるかもしれません。
作品自体が最近のものではないが、アニメになり現代風のアレンジがされていて、原作よりも見やすい印象です。
また、オープニング、エンディングの選曲が非常にセンスを感じる。いち早くkinggnuを採用しており、作品とのマッチが最高です。とにかく観ることをオススメできる名作。観たことない人はぜひ見て欲しい。
内容が進むたびに引き込まれていく
アングラでやんちゃな若者たちの話かなと、見始めは若干の苦手意識があったのですが、話がすすめば進むほど登場人物の気持ちの背景に引き込まれていきました。最終回は号泣でした。アニメでこんなに悲しくなることあるんだなと自分の移入具合に驚きました。
原作にはアナザーストーリーがあるらしく、ぜひアニメ化してほしいです。
アッシュというキャラの設定が、美形で天才肌というフィクションならではのスペックと、出てくるキャラがほぼ男の子で、腐女子大歓喜の性格をしているキャラが多いなとも思いましたし、原作が昔のものなので2次創作が多く、平気な方なら非公式でも楽しめそうです。
それこそアッシュとエイジがただ穏やかに過ごしているだけの話をみてみたいです。
面白いけれど心苦しくなるストーリー
漫画原作で、ギャングやマフィアが登場するアニメ。アッシュは美しく、素敵なキャラクターなのですが、ギャングやマフィアが舞台ということもあり、話が進むごとにとても切なくなる物語でした。
人の死をなんとも思っていないようなシーンが多数あります。タイトルのバナナフィッシュとはなにか、徐々に明らかになる真実。
ネタバレ注意ですが、個人的にはアッシュの友達ショーターが捕まり、バナナフィッシュという薬物を打たれ、もう一人の友達の英二を刺そうとするところを目の前で拘束され見せられているシーンに心が苦しくなりました。
究極の選択を迫られてショーターを殺すシーンは涙なしでは見れません。最終回は、衝撃の終わり方でしたが、アッシュにとっては良かったのか悪かったのか…
切ないけれどそれで解放されたのかなと思います。個人的には最後は英二に会ってほしかったです。
限りある青春をきらめかせた少年たちの物語
原作既読で、アニメ化すると聞いた時は不安しかありませんでした。ビジュアルはきれいになっているし。その不安を一掃するクオリティの高さでした。原作のきれいなところをすくって、全24話ですっきりまとめたと言う感じです。
作画も安定していましたし、音楽も最高でした。このアニメでKing Gnuを初めて知り、大ファンになりました。声優も合っていたと思います。
内田雄馬さん演じるアッシュも違和感がまったくなく、野島健児さん演じる英二は、私個人が野島さんに演じてほしいと強く思っていたので、とてもうれしかったです。
ほかの声優さんたちも、とても合っていたと思います。個人的に福山潤さんと細谷佳正さんがとても良かったです。印象に残ったシーンは、アッシュが父親に会いに行くシーンと、やはりラストシーンです。
ラストは原作で読んで、衝撃的かつ美しいな、と思っていたので。アニメで観ると、そのシーンがひしひしと近づいているな、と言う時間の経過を感じることができ、つらい、悲しいと、ネガティブなことばかりを考えてしまいましたが、それでも、アッシュの心は最後に救われたんだなと思い、心が浄化されました。
続編は「光の庭」がアニメ化するのかどうか気になります。この続編漫画がアニメ化してこそ、アニメ「BANANA FISH」の本当の完結だと思うので。
これがハードボイルド
アッシュをはじめとする登場人物の魅力と、彼らの関係性がいちばんの見どころだと思います。
ハードで危なっかしい世界の中でも、友情や仲間の信頼はきらきらと輝いて見え、だからこそ展開していく謎に満ちたストーリーがよりシビアに、そして切ないものに感じられます。
アッシュと英二の絆は、今流行しているようないわゆるBL、もしくはブロマンスという言葉で片付けるには少々重すぎるほど純粋で美しかったです。いつの間にか二人にものすごく共感してしまって、最終的には二人が泣くと自分も泣いてしまうほどこじらせました。
アニメの作画や演出は原作コミックの感動をより印象的に引き立ててくれていて、本当に素晴らしいアニメ化だったと思います。
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「BANANA FISH(バナナフィッシュ)」の作品情報
基本情報
タイトル | BANANA FISH |
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読み方 | バナナフィッシュ |
原作 | 吉田秋生 |
アニメーション制作会社 | Project BANANA FISH |
アニメ放送期間 | 2018年7月~12月 |
話数 | 全24話 |
アニメ放送局 | フジテレビほか |
声優(CV)・キャスト | アッシュ・リンクス役:内田雄馬 奥村 英二役:野島健児 伊部 俊一役:川田紳司 マックス・ロボ役:平田広明 グリフィン・カーレンリース役:布施川一寛 ジェニファ役:釘宮理恵 ディノ・フランシス・ゴルツィネ役:石塚運昇 フレデリック・オーサー役:細谷佳正 エイブラハム・ドースン役:林勇 マナーハイム役:上田燿司 |
あらすじ・ストーリー
ニューヨーク。
並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。
時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。二人はともに“バナナフィッシュ”の謎を追い求めることに──。
引用元:「BANANA FISH(バナナフィッシュ)」公式サイト
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