文豪ストレイドッグス(1期~3期)

文豪ストレイドッグス
(C) 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/2019文豪ストレイドッグス製作委員会
4.8
Rated 4.8 out of 5
5つ星のうち4.8 (合計5レビュー)
★580%
★420%
★30%
★20%
★10%

「文豪ストレイドッグス(1期~3期)」みんなの感想評価とネタバレ考察

太宰治と織田作之助のエピソードは必見!

Rated 4.0 out of 5
2021年6月24日

文豪ストレイドッグス(略して文スト)は、実在した文豪たちがキャラクター化されて、作品やペンネームにちなんだ異能力を駆使して戦うバトルアクションアニメです。

日本だけではなく、海外の有名な文豪たちも登場するので、こんな人もいたんだ!と勉強になります。また、単純にキャラクター化しただけではなく、キャラの性格や設定も実在した文豪たちをベースにしているので、どんな人物であったかも参考になります。

主人公は中島敦という少年ですが、存在感は若干薄め。やはり、文ストの実質的主役は太宰治ではないでしょうか!声優もマモーこと宮野真守さんが担当しており、宮野さんの代表作キャラクターとも言われており、人気があります。

個人的には、まだ太宰治がポートマフィアに所属していた時代の、織田作之助(おださく)とのエピソードが好きです。

織田作之助も有名な声優・諏訪部順一さんが演じており、太宰治と織田作之助の掛け合いは必見!2人ともめちゃめちゃ格好良く、エピソードも感動的です。

文豪ストレイドッグスはテレビアニメ3期まで放送されていますが、織田作之助が登場する「黒の時代」のストーリーは、テレビアニメ2期第13話から見れます。

太宰治の過去の話になるため、まだ文スト見たことがない人でも楽しめるので、ぜひ視聴してみてくださいね♪

オスクロル

文豪の名を冠した異能者達の壮絶な物語 感想の頁

Rated 5.0 out of 5
2021年6月24日

文豪ストレイドッグス、略して文ストは多くの方々に愛され知られています。

制作会社ボンズさんの元、より迫力なバトルシーンが描かれていました。キャラデザ担当の新井伸浩さんに描かれたキャラクター達は誰もが魅力的で、そのキャラ達が繰り広げる異能バトルは絶賛なものでした。

一つ一つの作画としましては、文ストの聖地とも呼ばれる横浜の風景をより鮮明に表しており、ファンの方々に多く足を運ばさせる程のリアリティーでした。

物語としましては起承転結をしっかりと構成しており、キャラクターの過去の生い立ちや立ち向かう試練等と、見てる視聴者を引き込ませる様なエピソードが数多くでした。

主人公の中島敦君が、自分が虎に変身する異能を周りから教えられず、時に異能が暴走し、育ちである孤児院を追い出され、孤立しても生きる事を諦めない、絶望しないその生き様に多くの視聴者は心を奪われたのではないでしょうか?

其れから彼を導いた準主人公の太宰治も普段は明るい性格でありながら、誰よりも辛い過去を歩んで来たのにも関わらず、同じ辛い目にあった敦君に手を差し伸べられたのは、今の現代社会に置いて、人と人を繋ぐ事を改めて教えてくれる、作者である朝霧カフカ先生からのメッセージではないでしょうか?

私は文豪ストレイドッグスの全体的なテーマとしましては、「救済の連鎖」だと思うのです。生まれの生い立ちと秘密裏にされた異能を知らずの主人公、中島敦を太宰治が助け、導き、その太宰治も過去に暗闇に閉ざされた心を彼の亡き友人・織田作之助に導かれた過去があります。

そして、こうやって今度は助けられた敦君が、太宰治の紹介の元、入社した武装探偵社で多くの人を救います。2期では好敵手の芥川龍之介と共に、町1つを救うという偉業を果たしました。

また、好敵手の芥川龍之介も壮大な過去を迎えており、当時彼の上司だった太宰治に過激ながらも指導を受け、生きる術を教授されています。此処でもまた「救済の連鎖」は繋がっていたのです。

物語の終わりに迫り来る新たな強敵、ヒョードルと名乗る、魔人と呼ばれた異能者の組織と戦闘になります。ヒョードルは中島敦を戦いの舞台に引きずりこんだ、全ての計画の黒幕でもありました。

最終話の最後では彼が送った刺客の1人である、礫岩を操る異能者イワンとの戦闘し、勝利して一時的な平和が戻って、物語は幕を閉じました。

もし、続編が放送するのならヒョードルとの決着が付くのかどうかが凄い楽しみですね。原作がまだ続いて居ますので、4期の放送も心より楽しみにしてます。

紫雨

バトル系の物語が好きな人は見るべき

Rated 5.0 out of 5
2021年6月24日

主に異能力を用いたバトルが繰り広げられるので、バトル系の物語が好きな方にはとてもオススメできるアニメです。

主人公である中島敦の声を担当しているのは上村祐翔さん、主要キャラクターの太宰治は宮野真守さんや国木田独歩は細谷佳正さん、江戸川乱歩は神谷浩史さんなど、数多くのアニメに出演されている声優です。

そして、自分が特に好きなキャラクターは、小山力也が声を担当している武装探偵社の社長である福沢諭吉です。威厳がある人物で福沢の一声で皆をまとめてしまう格好良さと、剣術だけでも強いのに体術を使える格好良さがとても好きです。

しかし、意外にも可愛いものや猫にも弱いというギャップがあるのも魅力的です。そして、放送されている中では最新作である3期の終わり方は、森鴎外と福沢の共喰い抗争は探偵社とポートマフィアが共闘して、共喰いの原因であった異能力者を倒したことで平和に幕を閉じました。

文スト好き

文豪の著作異能力バトル!

Rated 5.0 out of 5
2021年6月24日

主要キャラが教科書に載っているような有名な文豪で、聞き馴染みがあってとても面白いです。性別が変わっている人もいますが、男女関係なく多くの文豪が出てくるので、文豪を知るのにも役立ちます。

異能力を使うときの演出や迫力のあるシーンが、アニメだととてもキレイによりかっこよく描いてあります。白鯨に対するメルヴィルのセリフが演出も相まって好きです。あとは鏡花ちゃんの「もう誰も殺したくない」。声が付くことによってより鏡花ちゃんの望みを感じました。

お気に入りのシーンは太宰さんの虹色のゾウリムシ。アニメはギャグシーンをギャグに全力を振り切って最高にコミカルに描いているので、シリアスなシーンでのキャラのかっこよさが際立っていると思います。

文ストは女性キャラが滅茶苦茶強いのが好きです。モデルは男性文豪だったとしても、守られるのではなく一緒に戦う、むしろ守るっていう風に描かれているのがいいです。文豪を知る機会にもなるので、興味のある人は是非見て欲しいです。

名木トウヤ

個性豊かな文豪たちが繰り広げる様々な物語

Rated 5.0 out of 5
2021年6月24日

太宰治など実際にいた文豪たちをキャラクターとし、その文豪が書いた作品名(太宰なら人間失格)などを異能力として使っているのが、とてもユニークで面白いと思います。

はじめは探偵社とマフィアは敵対した状態でしたが、ギルド編では探偵社の中島敦とマフィアの芥川龍之介が一時的に協力して倒すなどという展開もあり、とても面白かったです。

太宰は元マフィアで中原中也とコンビを組んでいた、芥川の太宰に対する異様な執着・敦に対する憎しみ、探偵社の江戸川乱歩は探偵社員だが実は異能力を持っていないなど、探偵社はもちろん、マフィアも個性的なキャラクター設定がされていて、それが物語に深くつながっていてとても良いと思います。

3期の終わり方は綺麗に終わっていてよかったと思いますが、漫画ではまだフョードル・ドストエフスキーとの闘いは終わっていないので、続編を早くアニメでしてほしいと、とても期待しています。

文スト探偵社箱推し

「文豪ストレイドッグス(1期~3期)」の感想を書く(ネタバレ考察あり)

「文豪ストレイドッグス(1期~3期)」の作品情報

基本情報

タイトル 文豪ストレイドッグス(1期~3期)
読み方 ぶんごうすとれいどっぐす
原作 朝霧カフカ
アニメーション制作会社 ボンズ
アニメ放送期間 第1期:2016年4月~6月
第2期:2016年10月~12月
第3期:2019年4月~6月
話数 第1期:全12話
第2期:全13話
第3期:全12話
アニメ放送局 TOKYO MXほか
声優(CV)・キャスト 中島敦役:上村祐翔
太宰治役:宮野真守
国木田独歩役:細谷佳正
江戸川乱歩役:神谷浩史
谷崎潤一郎役:豊永利行
宮沢賢治役:花倉洸幸
与謝野晶子役:嶋村侑
泉鏡花役:諸星すみれ
福沢諭吉役:小山力也
芥川龍之介役:小野賢章

あらすじ・ストーリー

白虎と黒獣――中島敦と芥川龍之介の共闘がフランシス・Fとの決戦を制し、
大国より襲来した「組合(ギルド)」との巨大異能戦争は終結を迎えた。

その戦いの中で結ばれた「武装探偵社」と「ポートマフィア」の休戦協定も継続する中、彼らによって壊滅の危機から守られたヨコハマの街は、今日も路辺に日常という物語を紡ぐ。

だが、そこには、流入する海外犯罪組織の噂や、「組合(ギルド)」残党の影も見え隠れし……。

一方で、太宰治は案じていた。〝魔人〟の目覚め、新たなる災厄の始まりを。

暗渠にうごめくは、盗賊団「死の家の鼠」の頭目、フョードル・D。その恐るべき謀略が、ついに牙をむく!

引用元:「文豪ストレイドッグス(1期~3期)」公式サイト

PV予告動画