【ヴィンランド・サガ】アニメ感想とネタバレ評価！面白い？つまらない？

父親をある意味では卑怯な手段で殺された主人公のトルフィンが、復讐相手であるアシェラッドに復讐するために、バイキングに付いていきながら成長していく物語です。

トルフィンが復讐するために鍛錬して、いつの間にか普通にバイキングの特攻隊としての戦力になっているのが面白いし、トルケルとの闘いは、本当に緊迫感もあり、迫力もあって面白かったです。

ただトルフィンの父親であるトールズは、トルフィンには人の命を奪う戦士にはなって欲しくなかったと思います。なのでアシェラッドにも完敗して、復讐という言葉にも絶望してしまったトルフィンが、これから何を心の支えにして生きていくのかが本当に気になります。

そしてアシェラッド視点で見ても、このアニメは面白い。

１０００年前のバイキングの日常、戦場の全てが幼き日より戦場で育った主人公トルフィンの視点を通して描かれる。

史実をもとにしつつ細部は想像で創作されているが、傭兵団の長にして主人公の父トールズの仇アシェラッド、当時の強国デンマークの若き王子クヌート、最強を誇ったヨーム戦士団の最強の戦バカのっぽのトルケル、あまたの魅力的人物が織りなすドラマが素晴らしい。

アニメ化については不安があるものですが、キャラクターや動きもすごく自然にいい出来でした。しかしコミックを追いかけている方ならご存じのとおり物語としては、全くの序章に過ぎないのである。当然続編への期待も高まります。すでに第二期も決定しました。どこまでがえがかれるかわかりませんが、期待しております。