燕は戻ってこない

燕は戻ってこない
(C) NHK
4.0
Rated 4.0 out of 5
5つ星のうち4.0 (合計2レビュー)
★50%
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「燕は戻ってこない」みんなの感想評価評判!ひどいつまらない?面白い?

最終話まで、リッキーの冒険を見守って!

Rated 4.0 out of 5
2024年5月12日

原作は、桐野夏生著の小説で現在、放映中のドラマで5月12日現在、2話まで放送されています。なお、見逃した方には3話までの一挙再放送、5月19日(日) 午前0:40~2:55 [NHK総合] をお勧めします。

原作小説の内容は、テレビ向けにより分かりやすく脚色されていますが、現在のところ大幅な変更はなく、映像により主人公であるリッキーの立場、不妊治療中の草桶夫妻の立場が鮮明に描かれています。

特筆すべきは、青沼役、朴 璐美 さんの演技。作中で一番うさんくさい人物である青沼を過剰なまでに、うさんくさく演じていて、キャッチコピーである「命はだれのもの?」を引き立たせていると思います。

作中の誰に感情移入できるかによって、それぞれ感じ方が変わるドラマだと思いますが、ヒエラルキーの最下層(日本にいながら発展途上国と同じ立場にいる女性)にいるわたし達の冒険に、思いを寄せてくれることを願います。

はなとこ

心に残るドラマ

Rated 4.0 out of 5
2024年5月5日

ドラマ「燕は戻ってこない」を観て、深い感動と少しの重さを背負った気分です。主人公のリキが貧困から抜け出すためにエッグドナーになる選択を迫られるシーンは、見ていて心が痛くなりました。

彼女の表情一つ一つが、その苦悩をリアルに伝えていて、見る者の心を揺さぶります。また、努力と才能を持つにも関わらず、満たされない欲望に苛まれるバレエダンサーを演じる稲垣吾郎さんの演技には引き込まれました。彼のキャラクターが持つ複雑な感情の層を見事に表現していた気がします。

「燕は戻ってこない」は、デリケートな社会問題を扱いながらも、人間ドラマとしての魅力をしっかりと保っているところが素晴らしいです。キャストの演技がどれもこれも高水準で、特に悪役ではないが問題を抱えた人物を演じるキャストの表現には感心させられました。

心に残るシーンが多く、今後の展開は見逃せません。生と死、そして人生の選択について考えさせられる作品で、エンターテイメントとしてだけでなく、何かを伝えようとする意志を強く感じました。

ドラマの虜

「燕は戻ってこない」感想評価と口コミレビューを書く(ネタバレあり)

「燕は戻ってこない」の作品情報

基本情報

タイトル 燕は戻ってこない
読み方 つばめはもどってこない
原作 桐野夏生
脚本 長田育恵
ドラマ放送期間 2024年4月〜
話数 全?話
ドラマ放送局 NHK総合

作品概要・あらすじ内容

「燕は戻ってこない」というドラマは、生殖医療をテーマにした作品です。主演の石橋静河さんがリキというキャラクターを演じていて、稲垣吾郎さんや内田有紀さんも重要な役どころで出演しています。このドラマは、桐野夏生さんの同名小説が原作で、ドラマ化にあたっては長田育恵さんが脚本を手がけているそうです。

物語の中心には、代理母という重いテーマが置かれています。リキは派遣社員として日々を過ごしていますが、代理出産を依頼されるという大きな転機に直面します。彼女がどのような選択をするのか、その心情に焦点が当てられているようです。

ドラマの舞台は現代日本。社会問題を背景に、人間ドラマが繊細に描かれているとのことで、視聴者の心を動かすストーリーになっていることでしょう。石橋静河さんや稲垣吾郎さんの演技にも注目です。