「陰陽師(Netflix2023)」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?
雅やかな陰陽師バトル
魑魅魍魎が跳梁跋扈する平安時代を舞台に、天才陰陽師・安倍晴明の華々しい活躍を描く本作は、和風ファンタジーや伝奇もの好きにおすすめしたいです。
世捨て人な晴明が唯一心を開き友と呼ぶ源博雅のキャラクターも秀逸で、羅生門の鬼と笛を奏で勝負するエピソードでは、美しい調べに酔い痴れました。
褐色美女の蘆屋道満も意外性があって良かったです。嫌なヤツだと思わせて実は……な晴明の兄弟子、賀茂保憲のツンデレっぷりも最高でした。和歌を介し友誼を結んだ鬼と人間、彼等がすれ違い引き裂かれるまでを描いた四話と五話も泣かせます。
浪川大輔演じる晴明のしっとり落ち着いたボイス、浅沼晋太郎演じる博雅の張りのある声もキャラに合っていました。
あきまへん
作画、演出、脚本とも多分ニコニコ狙い。ダイナミックコードを思い出しました。
スタイリッシュな平安オカルトホラー
夢枕獏の同名小説のアニメ化。魑魅魍魎を調伏する泰然自若とした陰陽師・安倍晴明と、朴訥な好漢・源博雅のバディの活躍が痛快に描かれ、最後まで楽しく観れました。
過去の経験から人間を信じず、最初は博雅にもそっけなかった清明の変化には胸が熱くなります。登場する鬼や幽霊、妖怪たちも絶妙に人間臭く、第四話と第五話の種族を超えた友情には泣かされました。
女体化した芦屋道満のトリックスターぶり、悪役と見せかけ実は……な晴明の義兄・賀茂保憲のツンデレな言動にはニヤニヤが止まりません。
自然の風物の描写も上手く、四季折々の草花が咲き乱れる庭の趣には、しっとりした和の情緒を感じました。生者の欲望や死者の怨念が鬼を生み出すストーリーは業の深さを感じさせ、しみじみ余韻に浸れます。
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「陰陽師(Netflix2023)」の作品情報
基本情報
タイトル | 陰陽師 |
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読み方 | おんみょうじ |
原作 | 夢枕獏 |
アニメーション制作会社 | Marvy Jack |
アニメ配信期間 | 2023年11月28日~ |
話数 | 全13話 |
アニメ配信サイト | Netflix |
作品概要・あらすじ内容
Netflixの2023年アニメ「陰陽師」は、バク夢枕の同名小説が原作の日本のオリジナルアニメシリーズで、Marvy Jackスタジオによってアニメ化されています。
この作品は、古代日本で生きた伝説の呪術師・安倍晴明の物語を描いています。主人公の一人、源博雅は、帝都の華やかな宮廷の中で、神秘的な安倍晴明と友情を育みながら、鬼界からの難事件を解決していきます。
このアニメは、歴史と神秘主義を独特なブレンドで描き、悪魔との壮大な戦いを特徴としています。また、安倍晴明は日本の陰陽師としても最も有名な人物の一人で、このアニメは彼を中心に日本の民間伝承を再現しています。
「陰陽師」は、日本の伝統的な物語と現代のアニメーション技術が融合した作品と言えます。神秘的で伝説的なキャラクター、安倍晴明と源博雅の友情、そして鬼界との闘いを軸に、古代日本の美しさと厳しさが描かれています。
このアニメは、日本の伝説を現代的な解釈で表現し、視聴者に新しい視点からの体験を提供しています。