「モーレツ宇宙海賊」みんなの感想評価とネタバレ考察
友達がかわいそう
第6話の冒頭で友達をおいてけぼり。これは冷めた。見る気が失せます。自分の事だけのストーリーに思える。
良質なSFが楽しめる「モーレツ宇宙海賊」
遥か銀河の彼方で女子高生が宇宙海賊船の船長になる物語です。この作品の魅力として綿密なSF設定が挙げられます。派手な戦闘テクニックなどではなく、電子線が勝負の勝敗決するような所や、宇宙船が展開するシーンなど丁寧な作画で圧倒されます。
そういった、迫力ある作画に、同じく壮大で迫力のあるサウンドが持ち味のElements Gardenが音楽を担当し、壮大な宇宙SF映画を見ているような気分になります。
また、キャスティングもよく考えられていて、主人公には当時新人だった小松未可子さんをキャスティングし、彼女が声優として成長する様子と主人公が成長する様子を重ね合わせて観ることもできます。
血なまぐさい描写や陰惨なシーンなどもないので、誰でも安心してSFが楽しめる良作だと思います。
女子高生が船長でも、海賊はできる
宇宙海賊なので、その名のとおり、宇宙で船を飛ばして海賊をしているけれども、この世界の海賊は、ワンピースみたいな海賊ではなく、きちんと国に許可も取って、大道芸みたいに海賊がお金持ちの間でのショーになっているのが面白い。
そんな海賊に突然なることになったただの女子高生だったマリカが、いきなり海賊の船長になってしまうわけだけど、両親譲りの度胸の強さが最初から見られて面白いし、途中他の大人の乗組員が、入院して海賊できなくなったときは、マリカの学校の部員のみんなが面白半分で助けに来てくれるのが最高です。
ちなみに初代の部長と、2代目部長がラブラブな関係だったと判明する事件は、服装や一連の眺め含めて必見です。あと何気に声優が、今をときめく有名な女性声優さんばかりなのが驚き。
JK宇宙海賊の茉莉香の活躍がとても楽しい
女子高生として学園生活を送りながら、宇宙海賊船の弁天丸の船長を務める茉莉香の冒険活劇という感じに仕上がっており、茉莉香が元気で良い子であるので、観ていて楽しい作品でした。
キャラデザインは申し分なく、どのキャラも設定や性格がよく考えられていると思います。続編が未だに作られていないのが残念ですが、26話もあるので、じっくりと楽しむには良い作品です。
テンションが高くても、作品バランスが保たれているという珍しい作品で、明るい感じを出しながらストーリー性と壮大さを併せ持っているので、SFアニメとしては1つの良いお手本だと感じました。
作画がきれいで、世界観が理想的なものであったので、最後まで楽しく視聴出来たのは良かったです。
実は本格的要素満載
タイトルとサムネからは「まあ、なんか可愛い女の子を海賊船に乗せて、アイドル的に見せるアニメかな」というような印象で、極々軽い気持ちで見てみたのですが、いい意味で裏切られました。
主人公が女子高生とか、公認の海賊と言いながら「海賊ショー」がその仕事だとか、オープニングタイトルが「ももクロ」だとか、軽く見るマンガ風でありながら、結構リアルな設定も随所にあって真面目に見入ってしまいました。
「私掠船免状」なんて、公認海賊というからには必要なアイテムですが、元は大航海時代の代物ですし、宇宙ヨットなんてかなり本格的な科学ものです。弁天丸の航行シーンでも、方向転換の時にスラスターが噴射されているところを見ると、設定の本気度が嬉しくなります。
女子高生が大活躍するようなマンガが好きな人はもちろん、「ちょっとそういうのは」と思われる人でも意外に楽しめると思います。
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「モーレツ宇宙海賊」の作品情報
基本情報
タイトル | モーレツ宇宙海賊 |
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読み方 | もーれつぱいれーつ |
原作 | 笹本祐一 |
アニメーション制作会社 | サテライト |
アニメ放送期間 | 2012年1月~6月 |
話数 | 全26話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
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