「はたらく魔王さま!!(1期~2期)」みんなの感想評価とネタバレ考察
1期は面白いが・・・
結構な期間を経て2022年に2期目が放送された今作、1期はワンクール内でテンポよく綺麗に纏まっており文句無く良作でありましたが、それを期待して2期目を見るとがっかりします。
まず物語として何も決着がついていない続編ありきの終わり方、主人公サイドがほぼほぼやられっぱなしどころか、勝負の土俵に立ててもいないので状態でストレスが溜まる事でしょう。
音楽と声優は1期目をそのまま引き継いでいましたので安定感がありますが、作画・演出・キャラクターデザインがかなり残念なことになっており、むしろその違いがはっきりと判ってしまう分マイナスに働いているように感じました。
続編は長いエピソードなので纏めきれるのか不安が強く、またこのスタッフでやられるのならは出来栄えも・・・、という感じです。大幅な予算増とクオリティアップの為の人員補強が成されない限りは期待できないでしょう。
安定の魔王さま
9年ぶりの2期ということで、なかなか期待していたのですが、一つだけ残念だった点があります。それは「作画」です。決してすごく崩壊しているとかではないのですが、絵柄が1期と全く違うことにショックを受けました。
SNSでもそういう声は多いらしいですね。ですが、声優さんは全く変わっていなくて9年の間を感じさせない完成度でそこは良かったと思います。
物語自体も、1話は独特な始まり方をしましたが、アルスラムスちゃんが登場してからは、いつもの魔王さまの空気感になって、いい意味でのんびり見れるような作りになっています。
実際にあるメーカーをもじったセリフもなかなか出てくるので、そこも見どころの一つだと思います。難しくないので、誰でも入りやすい作品だと思います。
1期から9年待った2期
私は「はたらく魔王さま!」をライトノベルを読んでいたので、9年ぶりにアニメの2期が決定したことにはとても驚き、喜んだ。いざ、アニメを見た時の感想としては、アニメーション制作会社が変わったせいか、少し作画が変わっていたことにショックを受けた。
しかし、真奥と遊佐のことを親として慕っているアラス・ラムスが出て来てからは、ただただ癒されるアニメに変わっていった。また、1期では真奥と遊佐、そして芦屋の3人しか使っていなかったエンテ・イスラ語を他のキャラクターが話していくのが楽しみにしている。
原作を見ている側としては、今アニメでは少ない戦闘シーンが増えてくると思うので、その時の戦闘シーンには楽しみで期待している。
魔王軍復興のために働く魔王様は普通に良い人です
「はたらく魔王さま!!」は、魔王サタンとその従者たちが、勇者との戦いに追い詰められて、彼らにとっての異世界である現代日本へと転移してきた物語です。
アニメ第2話まで見た感想として、随分と現代日本の生活に馴染んでいて、それまでの苦労が割愛されているなと感じていましたが、良く調べてみると、アニメ1期ではなく、2期でした!アニメ2期だから、ビックリマークが2個付いているんですね。
魔王が人間界に来て、魔王軍復興を目論むあたりは、最近見たアニメでは、「ジャヒー様はくじけない!」に近いものがあると思いました。
魔王サタンは、現代日本では真奥貞夫(まおうさだお)として生活していますが、魔王としての風格は全く感じられず、普通にアルバイトで働く学生にしか見えません。バイト先の後輩・佐々木千穂とも仲良くしていたりして、普通に良い人って感じです(笑)
六畳一間のボロアパートを「魔王城」と呼んでいたり、ツンデレ勇者・遊佐恵美との関係だったりとベースの設定が面白いため、魔界と人間界のすれ違いコントのように笑えます。
出演声優は主役の真奥貞夫を「鬼滅の刃」の妓夫太郎役や、「東京リベンジャーズ」の橘直人役で人気の逢坂良太さんが務めており、演技は非常に安定しています。
その他にも遊佐恵美役を日笠陽子さん、佐々木千穂役を東山奈央さん、漆原半蔵役を下野紘さんなど、豪華な声優さんが勢ぞろいしています。
アニメ1期が放送されたのが2013年だったため、当時はそれほど知名度が高くなかった声優さんも、みんな売れて、豪華すぎる声優陣になっているみたいですね。
アニメ2期から見始めたので、アニメ1期も時間がある時に振り返り視聴してみたいと思います。