魔女の宅急便

魔女の宅急便
(C)STUDIO GHIBLI INC
4.8
Rated 4.8 out of 5
5つ星のうち4.8 (合計4レビュー)
★575%
★425%
★30%
★20%
★10%

「魔女の宅急便」みんなの感想評価評判!ひどいつまらない?面白い?

お年頃の女の子の気持ちがたくさん詰まった映画

Rated 5.0 out of 5
2024年5月15日

魔女と出だしから魅力的なタイトルで、始まってすぐにその世界観に引き込まれます。子供の頃は魔女見習いのキキに思いをのせて見ていましたが、大人になって見ると修行に旅立つ娘を見送る母親の気持ちに視点が変わりました。

自分の娘もいつか手を離れ、自分の世界で様々な経験をしながら成長し、生きていくのだろうな…と。トンボのちょっと冷やかすような感じに最初はムッと思いましたが、お年頃の男女らしいやりとりなのかな、と思います。

私の好きなキャラはやはり人気のジジです。ちょっぴりおてんばのキキを冷静に見つめ、親でもない、友達でもない、ジジならではの関係性でキキを見守ってくれています。最後に喋れなくなってしまうのは寂しいですが…。

また声優陣も豪華なのも見どころです!

ここここ

観た時の年齢やシチュエーションで随分印象が変わる物語

Rated 5.0 out of 5
2024年5月13日

架空の国で『魔女』が存在する世界の物語です。美しい海辺の町にやってきた修行中の魔女見習キキが、巡り合う人たちと過ごす日々を丹念に描いています。子供の頃に見たときには、ただただ空を飛べることや、ラストにむかうドラマチックな展開にワクワクしましたが。

大人になるにつれて、差し挟まれるさまざまなポイントが見えてきました。キキがぶつかる小さな人生の壁や、誰かとの出会い、彼らが一人で働いて生きている『魔女』であるキキを見ている好奇心や善意など…一筋縄ではいかない人生のあれこれ、教訓めいたことが投げかけられています。

歳を重ねるにつれて青い海と空に囲まれた古い街の明るさに惑わされずに、そこに散りばめられた、さまざまなことが見えてきます。「落ち込んだりもするけど、私は元気です」というキキの言葉は、沢山の人に向けた応援のメッセージです。

りりす

魔女修行の旅に出るキキ

Rated 5.0 out of 5
2024年5月13日

主人公の魔女見習いキキが、どんなときも誰かの為に一生懸命頑張る姿が印象的で、見ていてたくさんの元気をもらえました。

特に好きなシーンが、この作品のラストであるキキがトンボを助けるシーンです。それまでのキキは、今までのように上手にほうきで飛ぶことができなくなってしまい悩んでいましたが、トンボを助けるシーンではきちんと飛ぶことができ、トンボを無事に助けることができます。このラストシーンは、毎回キキの成長に感動してしまい、涙なしでは見ることができません。

また、この作品は音楽も魅力的で、松任谷由実さんの「ルージュの伝言」が特に心に残っています。リズミカルな音楽と松任谷さんの歌声が、魔女の宅急便の世界観にあっていて良かったです。

azumin2

ジブリ作品でも見るべき代表作の一つ

Rated 4.0 out of 5
2024年3月9日

家系が魔法使いという少女キキが、使い魔のジジと特定の年齢になったので修行がてら他の町に行くところから始まります。

いきついた町ではパン屋の宅配をしながら生計を立てていきますが、その先で出会う数々の人物はどれも魅力がある人達ばかりです。

終盤ほうきで飛べなくなってしまう所もありますが、そこからのクライマックスへの展開も胸熱です。

キャストはまだ素人を使っていない段階なので安心して見れます。因みに主人公のキキは名探偵コナンでおなじみ高山みなみさんで、男の子ポジションはこれまた同じくコナンを始めとした、高橋留美子作品でおなじみの山口勝平さんだったりします。

そして音楽も名曲だらけなので、しっかり見てる世代には音楽聴いただけで色々記憶がよみがえる人もいるレベルです。良作なので、どの世代が見てもハズレはないと思います。

たか

「魔女の宅急便」感想評価と口コミレビューを書く(ネタバレあり)

「魔女の宅急便」の作品情報

基本情報

タイトル 魔女の宅急便
読み方 まじょのたっきゅうびん
原作 角野栄子
監督 宮崎駿
脚本 宮崎駿
上映日 1989年7月29日
上映時間 112分
配給 東映

作品概要・あらすじ内容

「魔女の宅急便」は、13歳の魔女キキが黒猫ジジとともに新しい町での一人立ちを目指す物語です。キキはコリコの町でパン屋に居候し、自分の魔法を活かした宅急便サービスを始めます。

この映画は、キキの成長と自立、さまざまな人々との出会いや絆を描いています。例えば、初めての配達中に遭遇する困難、飛行クラブの少年トンボとの友情、そして魔法の力が弱まるという試練など、キキの心の成長が丁寧に描かれています。

映画では、キキが自己疑念と戦いながらも周りの人々との関わりを通じて内面的な強さを見出していく様子が感動的に描かれています。特にトンボとの関係は、キキにとって大きな成長のきっかけの一つとなります。

また、魔法が使えなくなるという困難に直面したとき、キキは自分自身と向き合い、内面の強さを見つける旅をします。

この映画は単に魔女としての成長だけでなく、一人の少女が自分の居場所を見つけ、自己実現を果たしていく普遍的な物語として多くの人々に愛されています。

キキの魔法とは別の、「人々との絆」や「自己信頼」という「新しい魔法」を見つけていく過程が、観る者の心に深く響きます。

PV予告動画

https://youtu.be/BmwleS7KL5w?si=87Wr7amYXcf0V-qn