「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」みんなの感想評価とネタバレ考察
ラップなんて、と馬鹿にしちゃいけない王道バトルアニメ
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-は、ラップを通して脳に影響を与えることができるタイトル通りの「ヒプノシスマイク」を使ったバトルアニメです。
イケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュクの4チームが、ディビジョンラップバトルでそれぞれの負けられない理由を胸に戦うというアニメです。
正直なところ、「ラップ」と言うものに対して「YOYO」とか「チェケラッチョ」みたいなイメージしかなかったのですが、実際視聴してみるとラップというものを奥深く、「韻を踏む」という行為がとても文学的でそして知的でした。
声優さんの歌唱のレベルも高く、ラップはとても難しいものだそうなのですが、誰もがキャラクターを壊さないままに、ラップで熱いリリックを繰り出していて、びっくりしました。
話の流れも敵対していた4チームだったのに、最終話付近で暴かれた共通の敵に力をあわせて戦うというもので、王道で熱い展開に胸打たれました。
しかも最後はオープニングでずっと聞いていた曲を、作中で歌うという流れが、昔見た朝の戦隊ものや魔法少女のアニメのようで感動しました。ラップなんて…と思っている方に是非一度視聴して頂きたいアニメです。
わけが分からない
巷で絶大な人気を誇っていることを事前情報として入手していたため、いったいどんなに面白い作品なのかと、期待に胸を膨らませて放送される日を今か今かと楽しみにしていました。
しかしながら、期待は無惨に木っ端微塵に打ち砕かれることとなりました。正直なところ、この作品のどこに面白さを見出したらよいのか、さっぱり分かりませんでした。
ストーリーとしても何ら魅力を感じられないし、更には状況が上手く飲み込めないまま突然繰り広げられるラップ、これは本当に理解に苦しみました。
そういったことから、ヒプノシスマイクは、あくまで楽曲の一部として楽しむコンテンツであり、決してアニメとして楽しむコンテンツではないことが痛いほど伝わってきました。申し訳ないけれど、時間の無駄でした。
シュールなアニメです。見る人を選ぶかも。
すごくシュールなアニメです。原作がそもそもシュールな世界観の作品なので、当たり前と言えば当たり前かもしれません。
本作は、武力に代わって「ヒプノシスマイク」と呼ばれる相手の精神に作用するマイクを用いてラップをすることで相手とバトルをする作品なのですが、「精神に作用する」と言っておきながらマイクで爆発を起こしたり、「武力に変わって」と言っておきながら物理的な暴力で物事解決したりなど、矛盾の多い作品なので、そこを笑って見られる人には面白い作品だと思います。
作風が似てるアニメとしてはダイナミックコードがあげられます。シナリオと世界観はガバガバで、真面目に見るとしんどい時もありますが、劇中で歌われるラップは完成度が高いです。
作っている人が本職のラッパーさんの場合がほとんどなので聞いていて安心できます。アニメのサウンドトラックも発売されているので合わせて聴くとよいかもしれません。
異次元バトル
名前は知っていて、すごく流行っていたことも知っていたのですが、内容は全く知らなくてずっと気になっていたので、アニメは楽しみにしていました。
ラップをしている風景はみたことがあったので、ラップの音楽系のなにかなのかなと思っていましたが、まさかラップで戦うアニメだと思っていなかったので衝撃的でした。
でもラップ詞をしっかりみると、うまくできていて感動しましたし、これが一瞬で思い浮かんでいるなら、最強の方たちだなと思いました。音楽は耳につくし覚えたくなるものばかりで、一時期ずっとはまって聴いていました。
キャラもいかにも女性人気がでそうな、かっこいいキャラが多くて、友達たちと誰が推しメンなのかという話題で結構盛り上がれそうだなと個人的に思いました。
イケメンだらけのドッカンドッカン爆発するアニメ
大人気ヒプマイがアニメ化!とのことで放送前から非常に楽しみにしていました。
CDドラマではラップバトルで攻撃を放ったあとに「ボカーン!」と爆発音がしていたのですが、ヒプノシスマイクを通した攻撃は、相手の精神に干渉して云々という設定があり、その辺はどう描写するんだろうかと気になっていました。
しかし、蓋を開けてみれば、精神攻撃とは名ばかりの、バリバリの物理攻撃で攻める各ディビジョンのキャラクター達に驚きましたが、もうここまでドッカンドッカン爆発していると逆に気持ちいい、と謎の爽快感にすら包まれました。
今回のアニメでは、途中から追加になったナゴヤディビジョンやオオサカディビジョンは登場しませんでしたが、もし今後2期があるのなら是非また見てみたいなと思う作品でした。
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「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」の作品情報
基本情報
タイトル | ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- |
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読み方 | ひぷのしすまいく |
原作 | EVIL LINE RECORDS |
アニメーション製作会社 | A-1 Pictures |
アニメ放送期間 | 2020年10月~12月 |
話数 | 全13話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
声優(CV)・キャスト | 山田一郎役:木村昴 山田二郎役:石谷春貴 山田三郎役:天崎滉平 碧棺左馬刻役:浅沼晋太郎 入間銃兎役:駒田航 毒島メイソン理鶯役:神尾晋一郎 飴村乱数役:白井悠介 夢野幻太郎役:斉藤壮馬 有栖川帝統役:野津山幸宏 神宮寺寂雷役:速水奨 |
あらすじ・ストーリー
西暦××××年。第三次世界大戦により世界は人口の3分の1を失った。人類滅亡を危惧した権力者たちは武力ではなくディベートによる戦争回避を目指した。――しかし愚かな男たちは武器による争いを止めることはなかった。
そして西暦最後の年――……。
既存の世界は女性の手により終わりを迎える。H歴。武力による戦争は根絶された。争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。その名も「ヒプノシスマイク」。このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる。
H歴3年。人々はラップを使い優劣を決する。男性は中王区以外の
イケブクロ・ディビジョン
ヨコハマ・ディビジョン
シブヤ・ディビジョン
シンジュク・ディビジョン等の区画で生活することになる。各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。
兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたディビジョンバトルが始まる。
引用元:「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」公式サイト
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