「法廷遊戯」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
永瀬廉の演技に注目
今回はKing&Princeが主題歌で「愛し生きること」を歌っていて、永瀬廉君が主演だったので見に行きました。永瀬廉君が杉咲花ちゃんを一生懸命弁護する姿がとても印象的でした。司法に関してあまり知識がなかったので、最初は何を言っているのか理解できないことも多かったですが、物語が進むにつれて謎が解明されていくと引き込まれる感じがしました。
杉咲花ちゃんと永瀬廉君の面会シーンでの花ちゃんの演技が、とても印象的で、狂気的で恐怖を感じました。物語で大どんでん返しがあると思っていたのですが、そうでもなく一直線に真実に向かっていくストーリーでした。ラストでかかる愛し生きることは、花ちゃんの目線の歌なのか、廉君目線の歌なのかを考えたのですが、どちらとも取れて心に響きました。
清義と美鈴のこれからが幸せであって欲しいと思った映画
・主要キャストの永瀬廉さん・杉咲花さん・北村匠海くんの演技がそれぞれ素晴らしかった
・永瀬廉さんは、静かで多くを語らない主人公・清義を表情でよく演じていたと思う
・過去・現在の多くの苦しい事実を抱えながら生きていく美鈴。アップダウンの激しい美鈴を杉咲花さんは実に上手に演じていた。
・北村匠海さんは、カリスマ的存在で、ミステリアスで恐ろしい所もある馨を、巧みに演技していたと思う。
・印象に残ったセリフ…清義は罪を犯したが「私(美鈴)は生きる理由を見いだせた」というセリフ。切ない
・結末…命を懸けた馨の願いを叶えることができ、美鈴の無実が決定して清義的にはすっきりしたと思う。
・清義と美鈴のこれからは描かれていないので、清義が罪を償った後で2人が一緒に幸せに暮らして欲しいと思った。
想像していなかったラストと、杉咲花の演技力に脱帽します。
全体的にやや薄暗い雰囲気が漂う映画でした。はじめは登場人物の関係性も分からなかったのですが、徐々に明らかになってくると、沢山の伏線が見えてきて面白かったです。特に杉咲花さんの狂った演技にぞくぞくしました。
杉咲花さんはあまり知らなかったのですが、映画のはじめから徐々に狂っていく様子が上手く表現できていました。終わり方は納得できるものでしたが、ハッピーエンドが好きな私には少し物悲しい終わりでした。
映画として綺麗にまとめられており、続編を期待する感じはないです。続編が出ても全く違う映画になりそうです。主人公が変わるなど、設定だけ残す感じになりそうです。
主人公の三人の関係性がとても歪で、でも信頼関係があって複雑でした。映画を観た後に本も読んでもっと考察してみたいと思わせてくれるような映画でした。
「法廷遊戯」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「法廷遊戯」の作品情報
基本情報
タイトル | 法廷遊戯 |
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読み方 | ほうていゆうぎ |
原作 | 五⼗嵐律⼈ |
制作会社 | メディアミックス・ジャパン |
上映日 | 2023年11月10日 |
上映時間 | 97分 |
配給 | 東映 |
作品概要・あらすじ内容
「法廷遊戯」という映画は、法都大学ロースクールに通うセイギ(永瀬廉さん)、美鈴(杉咲花さん)、馨(北村匠海さん)の3人を中心に展開されます。
この映画では、彼らが参加する「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判が重要な役割を果たします。このゲームは、クラスメイトが互いに罪を申し立て合うというもので、そこで繰り広げられる心理戦と法廷ドラマが見どころです。
物語の始まりは、セイギの衝撃的な過去が暴露されることから始まります。この出来事がきっかけとなり、彼らの隠された秘密や、それぞれが抱える罪の意識が徐々に明らかにされていきます。
特に馨が仕掛けた計画は、自分の父親の痴漢冤罪事件の再審請求を達成するためのものでした。しかし、この計画は美鈴が予想外の行動を取ったことで狂い始めます。
映画は、単なる法廷ミステリーにとどまらず、登場人物たちの心の内面や複雑な人間関係を丁寧に描き出しています。また、社会的な問題や人間の心の闇にも光を当てており、観る者に「正義」とは何かについて深く考えさせる内容となっています。
最後には、セイギ、美鈴、馨の3人の間には、ただの友情以上の深い絆と秘密があることが明かされます。彼らの過去の出来事が現在の状況にどのように影響を及ぼしているのか、その真相が少しずつ解明されていくのです。
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