「平家物語」みんなの感想評価とネタバレ考察
最高美しい作品。
私は正直それほど平家物語の内容を知らずに視聴しました。それでも十分に楽しめたし学生時代の頃に勉強したことの記憶補填に繋がりました。
作画、スタッフ、完成度には頭が下がる思いです。この作品を楽しめないのは本当に可哀想。
描写が薄い
とりあえず無駄に展開が早い!
時間の流れが見えない。
2クールにして内容を濃くすべきでしたね。
まあ、作り込んでも名作と思えてもヒットしない作品はたくさんあるから2クールにしたくなかったかもしれませんが、そうであるならせめてナレーションを入れるなり、説明文入れるなどしっかりわかりやすく作るべきだったと思います。
平家物語を知らない人、平安末期を知らない人を置いてけぼりにしてる印象を受けました。
まあ、平家物語を知っている人にはウケルと思いますが、平家物語や平安末期を知らない人はポカンとして終わるかと…
興味を持った
平家物語を全く知らなかったけれど、このアニメを見て興味を持てた。
オープニング、エンディングの音楽もマッチしてるように思える。
琵琶の役回りへの批判があることを知って、なるほどと思ったが、自分ではこれで納得できた。
なんか少女漫画みたい
男装女子で?オッドアイ?不思議なちから?
この絵柄と世界観でオッドアイってすごい変だった。
このキャラ必要とは思わなかった。
なんだかなー。
特に序盤は全然乗れなくて苦痛です
アニメオリジナルのキャラクターが好きになれたらこうは辛くなかったかもしれないですが…あとエンディングは合わない上にダサい
またオッドアイか…
もう少しまともな作品だと思っていた…ドン引き
監督&音楽だけで充分に期待値が高い
たまたま深夜録画してから寝る癖から、放送予定を知らなかったが初回から全て観られて幸運だった。
山田尚子監督×牛尾憲輔さんBGM
これだけで、多元論ストーリーとBGMに期待し全て観た。日本史としての平家物語は義務教育でしか知らなくとも、比較して観る必要は無い。気になれば調べれば良い。
「ナウシカ」をはじめ、昭和期では原作ストーリーをアニメで齟齬無く表現する事が困難だった多元論的ストーリーを、アニメが上回る勢いで描写する山田尚子監督と牛尾憲輔さんの理論的で数学的な表現。OPに羊文学という攻めた構成ながらも調和する作品に仕上げた「羊文学」も素晴らしい。今回はEDも牛尾憲輔さん(+ANI)となる「unified perspective」に驚いたが、総合テーマの「位相」を配置した事で余韻を残し次回への誘導となった。最終話のみ「purple cloud」という構成にも、余韻を残しつつ全話の終わりを意識させるという、全回を通して隙の無い作品だったと思う。
「聲の形」と同様に感想は割れるでしょうね。
自己投影し「共感や正義」が好きな人には受け入れられにくいかもしれない。「客観的、現実的、普遍的」が好みな人には大当たりだろう。「聲の形」も同様だが、山田尚子監督の作品を感想する事は野暮であり難しい。作中BGMタイトルからの推察、デフォルメ描写から特異的に写実描写される草花、等々からの読解を楽しむ作品であろう。「楽しめる」には少し知識が必要となるかもしれない。歴史よりむしろ、数学、生物、物理、英単語、という理系知識との親和性が高い。「理解の正解」が必要なアニメではないので自由に解釈すれば良いのだが、「正解の提示」をされないと満足できない人には受け入れられにくいかもしれない。描写の半分を占めるBGMの好みでも左右されるかな・・・クラシック、テクノが好きなら1発でハマるが・・・
個性的!
CMで見て、「祇園精舎の鐘の声
🎶」の歌で興味をそそられ、声優さんを調べたら悠木さんや早見さんなど豪華な方々ばかりなので「これは期待できる!」と思って試聴しました。まだ第1話しか観ていませんが、予想通り面白い!続きが気になります👍儚い雰囲気の絵柄も好きですね。
清盛以外を中心とした平家の話を書こうとしたらこれしかないかも
他の方が、ビワにもっと活躍の場を、と言うコメントがあったが、平家物語は平家の惨敗と滅亡でエンディングが決まっているので、チート能力使ってあのエンディングというのは難しいかと。
何もできない。だから語る、と言うのはなかなか考えられてると思う。
歴史がそこそこ得意な人ではないと見づらいのがネックかと思う。他の指摘もあったが、戦闘シーンは敢えて諸行無常を表現すべく、極めてシンプルに語られる。
登場人物の名前はもっとしつこく繰り返して表示しても良かったかも。
キャラのセリフ振る舞いはコミカルな要素も多く(後白河など)、びわの呼び捨て喋りも批判はあったけど個人的には好きです。
かなり歴史玄人好みの深い設定で、伏線とか深読みとかそう言うのが好きではない人には合わないかも。
かつて図書館で読んだ漫画の歴史みたいな雰囲気を期待して読むと期待に沿う内容ですね。
平家物語よきかな。
平家物語をベースに、平家の人々を中心に描くのではなく、びわという少女を通して、運命に流されゆく、平家の人々の栄光と衰退を見事に描き出しているのが、自分は好きです。
この後の、檀ノ浦の戦いへと話が進み、結末はわかっていても、ストーリーがどう展開してゆくのか? びわはどうなるのか? 今後の展開が、楽しみです。
びわの存在は、フィクションだけど、びわみたいな存在はいた。
びわの存在はこの平家物語を語り継いだ人が実際にいたってフィクションを加えたノンフィクションだと思う。
平家の成り行きをこんなに詳しく知っているのって
平家に実際の身近にいた人でフィクションの存在のびわの「この事実を語り継ぎたい」って言っていたが、平家物語を語り継いだ人物も同じ思いを思っていたのだろうと感じられる。
思いがないとこんな令和の時代まで語り継げない。
通常は、大河ドラマみたいに歴史上の人物を
主人公にする方が一般的だがびわっていう、
フィクションだが、実際に語り継いだ者の視点で
観ることによって俯瞰の目で物語が観れる。
最終回のストーリーは最初から決まっている
びわが何もしていないとの批評を見たけど
「平家物語」である以上史実に介入は出来ないしするべきではないと思う
視ることは出来ても傍観者であることしか出来ないびわ
過去の物語で今後の平家一門の末路を知っている視聴者
その上で感じるもどかしさがこの作品の肝かと
大河ドラマと重ねたのが故意なのか知らないが
同じ物語を違うメディアと立ち位置で見るのは新鮮で面白い
私は傑作だと思います。
面白いのだが
出来れば登場人物に名前のテロップをつけて欲しかった。
他のキャラクターが名前を呼ぶまで誰だコイツ状態になる。
能力を生かしてよ!
めったにない平安時代のアニメとあって毎回期待してみている。
自然の作画はとても良い!
キャラは面白い顔!
何故か重要な戦闘シーンがダイジェストでビワが弾き語りするも昔の言い回しで殆どどうなっているのか解らない?絵で察するしかない。
ダイジェストだらけで時間が飛び飛びで私の感情がついて行けない。
重盛は衰退する平家を見たくないと死んだのに亡霊になって見守っている矛盾。
ビワ、未来を見る目と亡霊を見る目がありながら個人的に見るだけで何も活用しないので、むしろこの特殊能力設定いらなくないか?
「平安時代のアニメ化!主人公は女の子で目に未来が見えるチート!絶対面白いだろ!!」と、思って見始めたが・・。
まさか、このままビワは傍観者のまま「何も出来なかった(T_T)」で終わり?
最後で少しでも何かやり遂げてくれる事を期待します!
知らない人はおもしろくないかも
ちゃんと平家物語を読んでいます。そういう立場でみると、あれをこう解釈して、しかも琵琶を立ち入らせることで客観的に見せてくれる工夫をとるなんて、すごいなぁと尊敬します。映像は美しいし、琵琶の語りも恐ろしいほどの迫力。
ただ、まず、その琵琶が、あそこであの立場の人々を皆を呼び捨てにすることが、工夫とわかっていても、どうしても許容できない。琵琶のセリフで毎回ウッとなる。
あと、かなりのスピード感なので、内容を知らない人にしてみれば、わからない部分は多いのかも。
どこかの評価サイトで「平家物語ではなく枕草子とかにすればいいのに」とか言うレベルでしか古典文学知らない目線だと、古典Bの教科書レベルにうつるかもしれませんね。
セットで観るとより面白い
好きなバンドがOP曲を歌うということで期待していました。
年明けより遂に地上波で放送されたので録画して観ています。
今まで断片的にしか知らなかったので大変面白いです。
ナレーション等一切無しに突き進んでいくので平家の家系図を傍らに置いて
観れば話がわかりやすいです。
奇しくも某大河ドラマが源氏方の視点で描かれているのでセットで観ると
また面白いです。
凄く優秀な意識高い系のスタッフが作った挑戦的な駄作
良い点
・悠木碧の演技
・作画
悪い点
・キャラデザイン
・音楽
視聴後になんも残らない
びわが平安時代に連れてって、他声優陣が現代劇に引き戻す
OP、ED曲を変えれば割と化けるかも
びわが見た平家一門の人々
平家全盛から滅亡へ向かっていく様子を、びわという少女の目を通して描いていくストーリーとなっています。独特の絵柄できめ細かい描写と自然な雰囲気が良く出ていて、すごく手の込んだ作品なのが伝わってくる出来栄えです。
後白河法皇と平清盛の対立を分かりやすくしているため、話の内容が掴みやすいのも特徴でしょう。また、びわと平家の人々との交流が和むシーンが多く見られ、これから訪れる悲しい出来事との対比をうまく作り出している気がします。
仇のはずの平家に思い入れを強くするびわの様子が、何とも言えない空気を醸しだしていますね。ほぼオリジナルキャラなのに彼女の存在が不自然に感じないのは見事でしょう。
さらにびわの目を通して平家一門のそれぞれの人となりや苦労を感じられ、京を中心とした権力の移り変わりを的確に描いているのが見事です。何度も映像化されている源平合戦をアニメではどのように描いていくのか注目しています。
美しい絵と儚いお話
日本人なら誰でも知っている「祇園精舎の鐘の声」から始まる平家物語。未来が見える能力をもった琵琶が得意な主人公(名前もびわ)のおかげで、視聴者もびわと同じ目線で平家の行く末を見守る事になるのがニクい。
重盛が亡くなり、すでに平家に感情移入してしまった視聴者としては、これからの鬱展開が辛い。びわの存在がどう影響するのだろうか?作画はずっと安定して美しい。四季折々の自然描写は、本当に美しい。(綺麗とか凄いではなく、美しいのです)
強訴のシーンで武士の甲冑姿がでたが、シンプルな戦で表現されていてこれも美しかった。壇ノ浦の戦いはどう表現されるのか楽しみです。声優の千葉繁さんの今様、悠木碧さんの琵琶歌も素晴らしいです。とても難しかったと仰っていましたが、流石です。
「平家物語」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「平家物語」の作品情報
基本情報
タイトル | 平家物語 |
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読み方 | へいけものがたり |
原作 | 古川日出男訳「平家物語」 |
アニメーション制作会社 | サイエンスSARU |
アニメ放送期間 | 2022年1月~ |
話数 | 全11話 |
アニメ放送局 | フジテレビほか |