「ゴジラS.P シンギュラポイント」みんなの感想評価とネタバレ考察
面白い
まずこの作品,怪獣のシーンが最高ですよね。
暴れるシーン,戦闘シーンが本当に最高です。
あと人間ドラマも最高でありつつ考察のしがいがあるのも良かったです。(あと人間ドラマが薄っぺらいという意見もありますが個人的には別に作品の人間関係は割り切った関係でしたのであれで良かったと思いました。)
好きなアニメTOP5候補作品。
このアニメはエンタメ性,考察要素,伏線回収のどれもが最高のアニメです。
まずこのアニメ,キャラクターが頭が良いのでストレス無く見れる。しかも少しずつストーリーのピースが埋まっていく様も気持ちが良い。そしてバトルシーンも最高です。
そして考察要素は次郎系ラーメンの如したっぷりあって最高😀
伏線は最初と最後で繋がっていたのは見事です!
難しい,面白くない最悪の作品
まじでつまらない!最初からセリフの羅列が多いし戦闘シーンも既視感がありまくりで盛り上がらない。更にキャラクターに魅力が無いのでそこも辛い。そして個人的に最悪だと思う点は『ゴジラが最後にしか現れない。』だ!しかもこのストーリーの理屈的にゴジラ出なくても良いと思った!
普通
この作品はレンタルビデオで見たのですが序盤は中々に面白いですね。
あとこの作品は二人の登場人物が主人公です。
まず第1話は掴みとしては結構良いでしたね。しかもキャラクター同士の関係性もだいぶ分かるのも良かったですし,クスッと笑えるシーンもあって良かったです。
第2話はこの作品では最高の回でしたね。何と言ってもジェットジャガーと怪獣との戦いが盛り上がるだけでは無くて笑いを入れるのなんて贅沢の極み!と思いました。そして戦いが終わった後の流れがリアルで良かったです。
第3話は第2話と同じくらい面白かったです。この作品は上記の通り2人の主人公によって構成されていますがそれがAIがきっかけでお互いが知るという展開も良かったです。この回でも戦いはありますが肉弾戦ではなく頭脳戦みたいな感じで戦い方で怪獣の性質を見破ってそれを生かして戦う感じが『トレマーズ』みたいだなと思いました。
という感じで第1話は65点,第2話は82点,第3話は78点ていう感じで,この時点では
『おぉ!この作品,今の所中々面白いやん!』と思い,今後の展開への期待感を膨らませました。しかしそれは第4話で裏切られました。なんていうかこの第4話から多くのシーンが『超難しい授業を3人称視点で見せられている』気分になるんですよね。つまりこの作品は第4話で一気に失速するんですよ。これならシーズン2に分けて主人公とジェットジャガー,もう一人の主人公とある人物との奥深い人間ドラマを全面に出してその合間に理論や怪獣シーンを出して欲しかったです。そうすれば傑作アニメになっていたと思いました。
令和ゴジラの幕開けとジェットジャガーの復活
日本のゴジラはアニメでは、過去に2017年~2018年に展開していたGODZILLA三部作があったりしたが、テレビシリーズにおいては本作が初である。
GODZILLA三部作では怪獣に支配された地球を舞台とした、ポストアポカリプス的な世界観が特徴であったが、本作は日常に突然現れた怪獣災害に対し、人類がどう立ち向かっていくかを描いた作品であり、切り口としては『シン・ゴジラ』に近い。
ただし『シン・ゴジラ』が官僚や政府関係者の視点から物語を進めていたのに対し、こちらは民間企業に勤めている一般人や学生が中心となって話が進む。それに加え、本作では『ゴジラ対メガロ』に登場したジェットジャガーが物語のキーマンとして活躍する。
ジェットジャガーは、元々一般公募された怪獣を基に作られたキャラクターであったが、当時としては異彩を放つデザインであり、ゴジラと共闘するロボットとして映画内で奔走した。
一部の層からはカルト的な人気を誇るキャラクターであったが、本作では現代風にリファインされ、人が搭乗する民間企業のロボットという設定に変わった。
物語が進むにつれて、そのジェットジャガーはタイトルにあるS.P〈シンギュラポイント〉通り、シンギュラリティに目覚める展開になるが、そこから怪獣災害にどう対抗し、ゴジラと最終的にどう決着をつけるかが大きな見どころである。
昔からのゴジラの雰囲気はそのままにミステリーを混ぜ込んだ新しいゴジラは最高面白いです
「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」はテレビオリジナルアニメの完全新作で、核エネルギーと無縁の東宝側からのゴジラであれば、何をやってもいいというオーダーに制作陣が見事に答えたSF作品に仕上がっています。
日本のお祭りシーンから始まり、洋館で謎の音が聞こえると、ミステリアスな雰囲気から怖いもの見たさという心境を上手く引き出してくれます。
対処に当たった主人公のユンとハベルが原因を見つけるけど、その建物には秘密があって、地下に巨大な怪獣の骨があったのは迫力があって怖かったです。街には少しずつ異変が起こり始め、怪獣の種類もどんどん増えていって、次はどんな怪獣が登場するのかワクワクします。
ユンとハベルが勤めるオオタキファクトリーの社長が、街に残る伝説と同じだと張り切ってゴジラ退治に乗り出し、ロボットを作っていて豪快に攻めに行くのは格好良いです。
ユンが作ったAIを搭載してパワーアップしていくのも面白いし、ヒロインであるメイもユンが作ったAIと一緒に謎を解いていくのは、難しい事を話していたけど面白かったです。
怪獣を狙う怪しい人物も現れるし、インドでは怪獣を使った実験をしていて、敵なのか味方なのか判断がつかないし、ロンドンでは過去にゴジラの事を書き残していた葦原博士の研究資料を見つけるし、色々な事が起きてドキドキします。
世界中が紅塵に染められ、一緒に多数の怪獣も出現してパニックになったのは、怖かったです。メイが李博士と逃げ惑ったり、ユン達が怪獣から追いかけられたりするのは、ハラハラしました。
少しずつ謎を解き明かしてゴジラを何とかしようと、ユン達が戦う姿は危なっかしいけど、格好良いです。全ての謎を解き明かしてゴジラを倒した先に何があるのか、エンターテインメントを重視したアニメゴジラを堪能して欲しいです。
ユンやハベルにメイを担当している声優さんは若手ですが、大滝吾郎役の高木渉さんは大ベテランで多くのアニメでお声を聞いた事があります、ジェットジャガー役の釘宮理恵さんは、人気声優さんで可愛らしい声が素敵です。
BiSHによるオープニング曲はソフトロック的で破壊を連想させるけど、前向きな雰囲気を出しています。
エンディングはヒロインのメイから見た世界を表現していて、違う視点からのゴジラを楽しむ事が出来ました。アニメ作品としては一区切りついていますが、凄く面白かったので続編があると嬉しいし、出来ることならシリーズ化して続きが見てみたいです。
ド迫力で暴れまわるゴジラ怪獣たちが愛おしくなるゾ
古代の怪獣が時空間を飛び越えて、現代に出現したという設定なのでしょうか。理解できる人はいるのか?わけがわかんないよ!というのが素直な感想です。
ジェットジャガーの突然の巨大化からの、ゴジラと激しいど突き合いの末、ともに爆発消滅するとんでもラスト。無理に内容を理解しようとせず、怪獣たちの活躍を楽しむべき。
作画はよくできていて、ド迫力シーン満載です。怪獣はおどろおどろしくもカッコいい造形で、建物などは破壊されまくりますが、人間側に被害が出た様子はありません。その辺は安心して鑑賞できる作品でした。
天才技術者たちがメカゴジラを建造に取り掛かっていて、次回作を予感させる終わり方に、今度はどんな怪獣がアニメで見られるのかと、期待感が高まります。
新世紀のゴジラ開幕、キッチュなキャラデザに注目
現代風にアップデートされた怪獣もの。肝心のゴジラ登場までじらすものの、科学的な理論を組み込んだストーリー展開は知的好奇心を刺激しました。SFの考証がしっかりしてるのもマニアにはたまりません。
『青の祓魔師』の加藤和恵が担当したキャラデザもポップで可愛らしく、初見の人でも入りやすくなっています。設定が込み入りすぎて視聴者をふるいにかけているきらいはあるものの、SNSと親和性が高いパニック描写に引き込まれました。
下町の工場の頑固親父が作ったロボットが祭りを脅かす怪獣を撃退するなど、痛快な展開にワクワクします。主人公・神野銘の理系オタク全開な言動も楽しめました。物語の進展にインターネットを上手く融合させていたのを評価したいです。
タイトル的には違和感が否めなかった作品
特撮作品の代名詞というべき「ゴジラ」シリーズをTVアニメで放送するという非常にチャレンジングな作品でした。
ただ、最後まで通して観た場合「ゴジラ」のタイトルで観ると終始違和感を覚える作風だったのは否めなかったのが残念です(実際にゴジラの登場シーンは多くが進化前で、馴染みの姿になった後もシン・ゴジラの抜き焼きのようなシーンでほとんど見せ場がなかった印象でした)。
どちらかと言えばジェットジャガーSPというタイトルが正しい気がしましたが、それだと宣伝効果が弱いからか?とも思えました。
ラストでは謎の組織がメカゴジラを開発していて第2期を匂わせる形で幕を閉じましたが、ゴジラ自体が(半ば強引にな印象で)消滅した中、何に使うのか?という疑問がありました(2期があるかどうかも判りませんが)。
どちらかと言えば本作の2期というよりはスタッフを変更した別の世界観で観たい気がしました。
TVアニメ化は新鮮ながらタイトルに違和感
特撮映画の代名詞であるゴジラシリーズを初のTVアニメ化という事が、実にチャレンジ精神を感じさせる作品で、作風においても怪獣映画の雰囲気を再現している描写やBGMはこだわりを感じました。
一方で科学的な説明シーンにおいてセリフが長く、その辺りに選り好みははっきり分かれる感じは否めず、また、タイトルに「ゴジラ」と冠してるものの、実際にゴジラが動き出すのは終盤あたりで、主人公達との接点も薄く、ストーリー上においてもゴジラである必然性があまり感じられませんでした。
クライマックスはゴジラとの決戦云々が描かれるとは思いますが、前述のように主人公側との接点がほとんどないので、想像しづらい雰囲気もあります。
仮にTVアニメでゴジラシリーズを定着するとしたら、個人的にはウルトラマン的な感じでゴジラが1話ごとに敵怪獣と戦うストレートな作風が見たい気がしますね。
「ゴジラS.P シンギュラポイント」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「ゴジラS.P シンギュラポイント」の作品情報
基本情報
タイトル | ゴジラS.P シンギュラポイント |
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読み方 | ごじらしんぎゅらぽいんと |
アニメーション制作会社 | ボンズ、オレンジ |
アニメ放送期間 | 2021年4月1日~ |
話数 | 全13話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
声優(CV)・キャスト | 神野銘(カミノ・メイ)役:宮本侑芽 ペロ2役:久野美咲 有川ユン(アリカワ・ユン)役:石毛翔弥 ユング→ジェットジャガー役:釘宮理恵 加藤侍(カトウ・ハベル)役:木内太郎 大滝吾郎(オオタキ・ゴロウ)役:高木渉 金原さとみ(カナハラ・サトミ)役:竹内絢子 佐藤隼也(サトウ・シュンヤ)役:竹内絢子 佐藤隼也(サトウ・シュンヤ)役:阿座上洋平 海建宏(カイ・タケヒロ)役:鈴村健一 |
あらすじ・ストーリー
2030年、千葉県逃尾市。“何でも屋”な町工場「オオタキファクトリー」の有川ユンは、誰も住んでいないはずの洋館に気配がするということで調査へ。
空想生物を研究する大学院生の神野銘は、旧嗣野地区管理局“ミサキオク”で受信された謎の信号の調査へ。まったく違う調査で、まったく違う場所を訪れた見知らぬ同士の2人は、それぞれの場所で同じ歌を耳にする。
その歌は2人を繋げ、世界中を巻き込む想像を絶する戦いへと導いていく。孤高の研究者が残した謎、各国に出現する怪獣たち、紅く染められる世界。果たして2人は、人類に訪れる抗えない未来<ゴジラ>を覆せるのか―。
引用元:「ゴジラS.P シンギュラポイント」公式サイト
PV予告動画
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