「風都探偵」みんなの感想評価とネタバレ考察
仮面ライダー初のアニメ化作品は見どころ満載
仮面ライダーWの続編となる風都探偵にアニメ化作品です。風の街・風都で、探偵事務所を営んでいる左翔太郎とフィリップ。ハーフボイルドの左翔太郎とフィリップは仮面ライダーに変身して、風都を脅かすドーパントと戦うことになります。
やはり、仮面ライダーとドーパントが戦うシーンは見どころ満載です。さまざまな特殊能力を持つドーパントを相手に、タイプチェンジをしながら戦うシーンがカッコよくて何度も観ても飽きません。
変身やタイプチェンジ、必殺技の声がしびれるくらい耳に残りやすくて迫力があります。物語の軸となる左翔太郎と謎の美女ときめの出会いから、今後どんな展開になるのか目が離せません。ときめに魅了された翔太郎の照れた感じもなんだかかわいいですね。
アニメ版仮面ライダーの充実度
実写作品の仮面ライダーをアニメ化するだけあって細部にまでこだわってしっかり制作にしているのを感じる作品となっています。特にキャラの動きには目を見張るものがあり、細かいところまで丁寧に描かれていて見ごたえ十分の出来です。
アニメだからこその迫力あるライディングシーンは本当に見事でした。ドーパントとのバトルシーンも凝っていて変身シーンからの盛り上がりで見入ってしまいます。敵も含めて個性あふれるキャラばかりなのが良い感じです。
そしてタイトル通りに探偵としての要素もきちんと入れており、シナリオに意外な事実があり事件をうまく演出しています。ゲストキャラだと思っていた「ときめ」が翔太朗の助手となり、2人の関係も見逃せません。さらに完成度が高くなっていくでしょうから毎回が楽しみです。
アニメで描かれる仮面ライダーWの新たなストーリー
平成仮面ライダーシリーズ第11作「仮面ライダーW」のその後を描いた青年誌連載漫画のアニメ化で、実質仮面ライダーの本格的なアニメ作品としても注目度の高い作品になりました。
探偵及び仮面ライダーとして活動する主人公・翔太郎とフィリップの前に謎の女性ときめがあらわれ、新たな事件に巻き込まれていくあらすじで、流石に登場人物のCVは本業の声優さんが担当していて、このあたりは賛否分かれるところですが、アニメの性質上これはやむを得ないといった方が正しいと思います。
所謂「ニチアサ」では出来ない描写も積極的に取り入れてはいるものの、近年多数制作されてる特撮原作のアニメの中でもかなりWの続編感が出ていて、文字通りWのファンに向けた作風に感じられました。
また、ライダーの活躍も適度に挿入されていて、ライダーVS怪人のバトルも昨今では珍しく手書きにこだわってるあたりも見ごたえを感じ、今後の展開も楽しみになってきますね。
ハードボイルド探偵×仮面ライダーアニメ!?
「風都探偵」は何も予備知識無しに、アニメ第1話を見てみました。キービジュアルを見る限り、ハードボイルド系の探偵物語かなと思っていたら、いきなり仮面ライダーっぽいキャラが出てきて、ショッカーみたいな敵と戦っていてビックリ!
え?え?どういう方向性のアニメ?という感じで、頭の中が一瞬パニックになりました。調べてみると、仮面ライダーWのTVシリーズの続編に相当する内容になっているようで、ようやく納得できました。
仮面ライダーWを見ていた世代にとっては、ドンピシャの作品となりそうで、ネット上の感想も概ね高評価でした。
出演声優は、主人公の左翔太郎を「進撃の巨人」のライナーや、「文豪ストレイドッグス」の国木田独歩役などで人気の細谷佳正さん。相棒のフィリップ役を「ハイキュー」の月島蛍や「ヒロアカ」の死柄木弔役などで人気の内山昂輝さんが務めています。
アニメ好きの人にとっては、なかなかの豪華声優コンビですが、仮面ライダーWのテレビシリーズを見ていた人からすると、若干違和感があったみたいですね。
いずれにしても「仮面ライダーW」のテレビシリーズも、「風都探偵」の漫画も人気の作品のようなので、この後の展開を楽しみにしています。
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「風都探偵」の作品情報
基本情報
タイトル | 風都探偵 |
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読み方 | ふうとたんてい |
原作 | 石ノ森章太郎 |
アニメーション制作会社 | スタジオKAI |
アニメ放送期間 | 2022年8月~ |
話数 | 全?話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |