「Fate/Apocrypha」みんなの感想評価とネタバレ考察
Fateシリーズが好きならオススメ
Fateシリーズ本編とは時間軸や設定がずれているため、少し話は難しいです。ですが、私自身Fate/GrandOrderというアプリを始めたのがきっかけでこのアニメを見たのですが、キャラクターの掘り下げが多くそこに見応えを感じました。
特に私が一番好きな話は第13話です。ジークがアストルフォと契約するシーンは一番感動しました。アストルフォが今まで受けた仕打ちから解放された瞬間であり、ホムンクルスであるジークが自分の意志でアストルフォを助けるという行動を起こす、物語においてもとても重要な場面です。この瞬間、ジークはひとりの人間になれたのだと思いとても感動しました。また、序盤にアストルフォがジークを助けていたので、ここで最初の伏線が回収されたのかと鳥肌が立ちました。
しかしFateシリーズ本編と設定が違うため、わかりにくい点はかなり多かったです。本来の聖杯戦争とは何が違うのかいまいち理解はできませんでした。そのため、私自身はFateシリーズの今までアニメに出なかった他キャラが目立って、そのキャラの掘り下げができる作品として楽しんでいました。アストルフォやジャンヌ、アキレウスとアタランテなど、staynightなどに出た事ないキャラが多く出たことはとても嬉しかったです。
逆に時代背景や設定など物語全体をちゃんと理解するのはかなり難しいので全員にオススメとは言い難いのですが、少なくともFateシリーズを見ている・Fate/GrandOrderをやっている人にはぜひ見ていただきたい作品です。
Fate/Apocrypha
7人のサーヴァントとサーヴァントのマスターが、赤チームと黒チームに分かれて、聖杯をかけて争う話なのですが、物語の内容上、残酷なシーンなどが少しあり、流血や殺戮としたのが苦手な方には、あまり良くないかもしれませんが、個人的には、とてもよかったです。
オープニングとエンディングの音楽も映像もアニメの雰囲気にピッタリで、キャラクター達も美男美女なキャラクターが多く個性的でとても魅力的で声優の方々の演じる声もとても良いです。
個人的に1番好きなシーンは、カウレスという男性キャラとフランケンシュタインという女性キャラの2人の関係の雰囲気が、とても好きで、聖杯戦争の勝敗よりも2人との関係が、どうなるかの方が見ていて凄く気になりました。
偶像劇が魅力!Fate/Apocryphaの感想レビュー
このFate/Apocryphaという作品は、Fateシリーズを少しでも知っている人にはぜひ見て欲しい作品です。私は最初、Fate/Grand OrderからFateシリーズをはじめ、その中でも特に好きなアストルフォが活躍すると聞いて、この作品を視聴しました。
ストーリーの展開もまず、Fateシリーズの基本的な設定の聖杯戦争の部分からしっかりと説明しており、それぞれの陣営や聖杯大戦に参加してでも叶えたい願いなどが丁寧に描写されており、どのマスターとサーヴァントも主人公にみえて、まさに群像劇を見ている気分でとても楽しく見させていただきました。
ただ、作画は戦闘シーンが所々気になる箇所もありますが、それほど悪くないと思いました。さて、私は、前述したとおり、アストルフォ目的でこの作品を見ていましたが、いつのまにか、獅子劫さんとモードレッドのコンビを応援していました。
具体的にいうと第6話という比較的早い段階で、正直自分も驚いています。そのため、この二人がセミラミスを倒してから、力尽きるシーンは涙なしには見られませんでした。
このシーンは原作の小説と違う部分がありますので、せひ原作だけではなくアニメのほうも視聴して下さい。もっとFateシリーズを楽しめると思います。
壮大な戦闘
Fate/Apocryphaはfateシリーズの中でもかなり壮大な戦いを描いていると思います。それもそのはずで設定としては、両陣営が7期ものサーヴァントを有して戦う空前絶後の聖杯大戦とされていたからです。
赤と黒の陣営の戦いの調和的な役割を果たすルーラーとして現れたのがジャンヌです。そして黒のセイバーが心臓を託したホムンクルスが、本作の主人公ジーク、この2人がこの空前絶後の聖杯大戦をあるべき方向へと導いていきます。
ジークとジャンヌの絆が徐々に高まっていく一方、戦いは激化していきます。激しい強サーヴァント同士の戦いは必見、凄まじい迫力を感じました。そんな中でジークたちに求められるのは強い意志、葛藤しながらも成長するジークとジャンヌに心打たれる作品でした。