「消せない「私」-復讐の連鎖-」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?
復讐の先に待つものは
こういう作品は、観にくいドラマでもありますが、復讐がどうなるのか気になる!そして、前回は復讐を終えましたが、主人公と関わった人物が、巻き込まれてしまい死亡してしまいました。え?!嘘でしょう。と思ってしまいました。普通なら復讐を終えたら最終回ですが、それで終わらないのがこのドラマでした。
復讐の第二幕で、復讐された3人のうち、一人は自殺、1人は事故で死んだ?1人は入院し復讐を誓っています。今度は主人公が復讐される番なのでしょうけど、そもそも復讐された原因が悪すぎるのに、自分を棚に上げているのが腹が立ちますね。
そして、主人公の両親は実の親ではない事も判明しているので、今後どんな展開があるのか?そして、両親は自殺じゃないならだれが?親友の刑事は親友の主人公を救えるのか?
まだまだ気になる点が多いです!
復讐の果てに見えるもの
主人公・灰原硝子の悲劇的な過去と復讐の連鎖が、見る者の心に重くのしかかります。高校時代、いじめに遭い、その様子を動画で拡散された硝子。
その後、10年の時を経て、彼女は復讐を決意します。しかし、この復讐劇の描写が、時に過激で、不快にさせることも。特にいじめのシーンや暴行シーンは、リアリティがありすぎて心が痛みます。
また、加害者たちの描写にも問題が。特に、藍里を演じる吉本実憂さんの演技は上手いのですが、キャラクターが一方的に悪役として描かれているため、彼女に対する共感が持てません。
復讐の対象となるキャラクターにも、もう少し多面性があれば、ドラマとしての深みが増したのではないでしょうか。
さらに、復讐劇の展開が予測可能で、サスペンスとしての緊張感に欠ける部分もありました。復讐の方法も、やや強引で現実離れしている感じが否めません。もっと巧妙で心理的なアプローチがあれば、より引き込まれたかもしれません。
「消せない私 復讐の連鎖」は、復讐というテーマを扱いながらも、その過激さと一方的な描写によって、視聴者を遠ざけてしまう部分があります。復讐の果てに何が待っているのか、その答えを探る過程は興味深いものの、その過程での描写が重たすぎると感じました。
もう少し加害者側の心情や、復讐に至る心理の描写に深みがあれば、より感情移入しやすい作品になったのではないかと思います。
また、復讐の方法ももう少し現実的で、心理的なアプローチがあれば、ドラマとしての魅力が増したでしょう。この作品は、復讐の重さを考えさせられる一方で、その描写方法には改善の余地があると感じました。
「消せない「私」-復讐の連鎖-」の感想と評価口コミを書く(ネタバレ考察あり)
「消せない「私」-復讐の連鎖-」の作品情報
基本情報
タイトル | 消せない「私」-復讐の連鎖- |
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読み方 | けせないわたし ふくしゅうのれんさ |
原作 | 黒田しのぶ |
脚本 | 烏丸棗 |
ドラマ放送期間 | 2024年1月~ |
話数 | 全?話 |
ドラマ放送局 | 日本テレビ |
作品概要・あらすじ内容
ドラマ「消せない「私」-復讐の連鎖-」は、高校時代のいじめに端を発した壮絶な復讐劇を描いた作品です。
主人公・灰原硝子(志田彩良演)は、平凡な女子高生でしたが、ある出来事をきっかけにネット上で有名になります。しかし、その人気を妬んだクラスメイトたちによって陥れられ、彼女の醜態を撮影した動画がネット上で拡散され、炎上してしまう事件が起きます。
この一件がきっかけで、彼女の人生は一変。家も焼失し、両親も亡くなり、決して消えない「デジタルタトゥー」を刻まれた硝子は復讐を誓います。
数年後、硝子は計画的に復讐を開始。彼女は、かつてのクラスメイトである藍里(吉本実憂演)が参加する婚活パーティーに潜入し、正体を隠しながら藍里に近づきます。
藍里をアパレル社長・米沢(安井順平演)と引き合わせ、「友達」として信頼を得る一方で、裏では米沢と密かに会うなど、複雑な動きを見せます。
このドラマは、いじめやネット社会の問題を背景に、主人公が苦難を乗り越えて行う復讐を中心に描いています。
弱者が元いじめっ子たちに復讐するというスカッとする勧善懲悪ストーリーであり、リアリティあふれる内容が視聴者を惹きつけています。