「ドクターストーン/Dr.STONE(1期~2期)」みんなのネタバレ考察と感想評価
近い将来ありうる未来
ダイナミックでスリリングで、素晴らしかった。続編ものすごく期待してます。印象に残ったのは、十字架の偽物のお墓に、司くんが千空君の仲間が埋めた携帯を見つけそうになって、結局見つかった時は、物凄くドキドキしました。
見ている時に、「見つからないで…。」と思ってましたが、結局見つかってしまった時は、肝を冷やしました。あとは、最終回で冷凍庫を作る所ですが、詳しくは言えませんが、あんなやり方とは思いませんでした。
コールドスリープって、お話の中だけかと思いましたが、まさかマンガの中で、その話があるとは思いませんでした。近い将来自分の中にも起きるのか? と想像しましたが、まだ、信じられそうに有りません。
科学ってすばらしい
現代の生きやすい時代から、何も無くなってしまって世界になってしまったのにも関わらず、科学で一から色んなものを作り、生きやすい時代に近づいてきているストーリーに感動しました。
物が溢れている現代、科学が好きな千空と、何もない時代で武力だけで帝国を作ろうとする司の対戦がすごく好きです。
特に千空が戦うために作った携帯電話で、司帝国の一人を仲間にし、それ以外にも戦うために色んなものを作る千空の楽しそうな姿を見て、本当に私たちは何もない世界では絶対に生きられないなと感じました。
特に携帯電話で大樹と会話できた時の千空が、目に涙を浮かべていたのは本当に感動しました。千空のおかげでまた3人が繋がれた時は、科学って面白いなとしみじみ思いました。
人類再生科学アニメ
突然地球に現れた隕石によって、人類が石化、約3700年後に石化から解放され世界を再生していくアニメですが、一から物や薬を作りあげていく工程が面白いです。限られた材料で、食器や武器、ガラスの容器など作っていく。
材料を集めるのも大変、機械がないので手作業で木材などを使い、機械まがいのようなものを作る。現代の物づくりがいかに機械に頼っているのがよくわかります。
銃など科学を使って次々と便利な物を作ろうとする主人公・千空と、科学を否定する獅子王が対決していく。科学で戦争を起こしてきたと言う獅子王の気持ちも少しわかるし、銃のない世界に、また武器を作ろうとする千空もどうなのかとも思います。
大人はいらないと、石化した大人の石像を壊す獅子王は許せませんが、いろいろなことを考えさせてくれるアニメです。
面白いだけではなく勉強になる
謎の光の影響で人類が石化して、3000年以上経過してから、物語の主人公である千空が目覚めるのですが、そこから科学の力で文明を発達させていく過程が非常に勉強になります。
抗生物質や携帯電話、さらには車など何もない原始の状態から、さまざまなものを作り上げていくところが、物語を楽しめながら学べるメリットです。そして何よりすごいのが、物語のタイトルに込められた思いです。
Dr.stoneのタイトルにはこんな意味も込められていたのかと、物語が進むにつれてさまざまな見方が増えていきます。2期のラストでは、大けがを負った司をコールドスリープで一度眠らせて、治療法を見つける宣言をしました。
今後のストーリーの中で、石化の謎にどのように迫っていくのか楽しみです。
見どころ満載
全人類が空一面の奇妙な光線により石化して、1から科学の力で人類を救うという、今までになかった面白いストーリーです。この物語の主人公である石神千空が、膨大な科学の知識を生かして、1から文明を気づき上げていく姿はとても感動的です。
特に新しい科学の発明を作る際に、前回利用した技術を応用して使っており、よく考えられているなと思いました。一番印象に残っているシーンは、2期の最終話の千空のライバルであった司の冷凍保存するシーンです。
今後の展開で司はどうなってしまうのかとても気になります。この物語で好きなキャラクターは、千空の仲間のゲンです。
理由は、冷静に状況を見極め、みんなを引っ張っていく姿も好きなんですが、意外にも友情に厚い面も持ち合わせており、そのギャップがとてもいいキャラです。ギャグ要素もあり、子供も楽しめる作品なのでぜひ見てみてください。
学びあり!
この作品は、今まで見たことのないストーリー性のアニメで、一から文化を作っていくというものです。
科学の力で発電機やコーラを作ったりしちゃって、アニメ一期の最後には電話も作ってしまいます。電話がどんな仕組みでできているか知っていますか?考えたこともないでしょう?
Dr.stoneを見れば分かりますよ!
人間心理・メンタリズムの技や豆知識も教えてくれちゃいます。この作品はこういった知識を身につけることができます。でもそれだけではありません。ストーリーもしっかりと作り込まれていて面白いです!
千空のお父さんが出てきた時はワクワクが止まりませんでした。仲間との絆が困難をぶち壊していく感じが「なんかすごくいいな」っと思ってしまい、学生時代に部活していたあの頃が蘇ってきました。非常に面白い作品でした。
科学王国vs司帝国の白熱バトル!
主人公の石神千空は、頭脳明晰で、科学の知識と技術に関しては、彼の右に出るものはいないキレ者ですが、口が悪かったり思ったことをずばりという性格に、はじめはあまり好感が持てませんでした。喋り方もなんとなく嫌みったらしいし、人を小馬鹿にしているようでした。
しかし、敵か味方か不明瞭だったメンタリストのあさぎりゲンに、何もない石の世界でも科学技術を駆使し、飲みたいとせがまれていたコーラを、何も告げずにトンッと用意しておくシーンで、千空のやさしさと男らしさを感じ、そこからすっかり虜になりました。
また、コハクやクロムたちの暮らす村の名が石神村という名で、千空の父が託した大きな大きな遺産であったこと、そして父と仲間たちが遺したレコードからリリアンの歌が流れるシーンは、何度見ても鳥肌が立ちます。
音楽や科学、ときにはハッタリを通して、敵である司軍へ挑み、司の心さえも動かしていく。話数が進むたびに発展していく文明と友情がとても面白かったです。
いささか大人には物足りなさを感じた
作品の題材が科学を担当しているだけあって、とことん現代科学の法則を盛り込んであり、その科学の内容を漫画化をしているようでありました。
石鹸やガラス、プラスチックなどといったような身近な題材を科学に沿って漫画化しているので、練りこんで考えられているなと思うと共に、さすが少年漫画と呼ばれる所以を感じられた。
また、子供はこういったところから学んでいき、また勉強を好きになってもらいたいという大人の切なる願いが秘められている。そのような感じもした。またジャンプっぽさを感じるのはキャラクターの口癖にもある。
「そそるぜ!」などといったような言い回しや、「100億%」というちょっと頭の悪そうな数字の数え方なども分かりやすく、そして子供っぽさも残しているというところに、子供には人気が出そうではあるが、いささか大人には物足りなさを感じた。そのような作品であった。
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「ドクターストーン/Dr.STONE(1期~2期)」の作品情報
基本情報
タイトル | Dr.STONE |
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読み方 | ドクターストーン |
原作 | 稲垣理一郎・Boichi |
アニメーション製作会社 | TMS/8PAN |
アニメ放送期間 | 第1期:2019年7月~12月 第2期:2021年1月~3月 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
声優(CV)・キャスト | 千空役:小林裕介 大木大樹役:古川慎 小川杠役:市ノ瀬加那 獅子王司役:中村悠一 クロム役:佐藤元 コハク役:沼倉愛美 金狼役:前野智昭 銀狼役:村瀬歩 ルリ役:上田麗奈 氷月役:石田彰 |
あらすじ・ストーリー
世界中の人々が謎の石化現象に見舞われてから、数千年後。文明が滅んだ石の世界(ストーンワールド)にて、超人的な頭脳を持つ、科学少年・千空が目覚める。
千空は仲間の大木大樹の石化を解き、科学の力で世界を取り戻すことを決意する。石器時代から現代文明で、科学史200万年を駆け上がる前代未聞のクラフト冒険譚が、いまここに開幕!