「シノアリス 一番最後のモノガタリ」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?
ファンを対象とした映画
「シノアリス 一番最後のモノガタリ」を観終わって、心に残るものがありました。最終章の展開は、キャラクターたちが一人ずつ倒れていく様子が印象的で、それぞれの終わりが彼らの個性を輝かせる瞬間でした。
DODのDエンドを彷彿とさせるような、切なくも美しい終わり方が、私の心に深く響きました。確かにあの絶望感は他の作品とは一線を画していました。
この作品は明確にファンを対象としたもので、その点が非常に良く表れていたと感じます。ゲームや漫画版を知っている人ならば、もっと深い感動があったかもしれませんが、原作を知らない私でも十分に楽しめました。
最終戦の壮大さと、少女たちの軌跡が描かれたストーリーは、確かに青春の苦悩と戦いを象徴しているように思えました。
CGアニメーションの映像はシネコンでの鑑賞には最適とは言えないかもしれませんが、キャラクターの魅力はしっかりと伝わってきました。ただ、ラストバトルでの繰り返し展開は少し物足りなさを感じましたが、全体としては満足できる作品でした。
最後にピノキオとグレーテルの関係についても触れられていて、それにも心を動かされました。全体を通して、この映画はファンにとっては忘れがたい一作になったのではないでしょうか。私自身も、この作品のことは長く記憶に残りそうです。
「シノアリス 一番最後のモノガタリ」の感想と評価口コミを書く(ネタバレ考察あり)
「シノアリス 一番最後のモノガタリ」の作品情報
基本情報
タイトル | シノアリス 一番最後のモノガタリ |
---|---|
読み方 | シノアリス いちばんさいごのモノガタリ |
原作 | ヨコオタロウ |
監督 | アオキタクト |
上映日 | 2024年2月23日 |
上映時間 | 64分 |
配給 | スクウェア・エニックス |
作品概要・あらすじ内容
「シノアリス 一番最後のモノガタリ」は、スマートフォン向けのバトルファンタジーRPG「SINoALICE シノアリス」を原作としたアニメ映画です。
この物語は、ゲーム「シノアリス」のユーザーである主人公「アリス」が、ある出来事をきっかけに様々なトラブルに巻き込まれ、最終的にはビルから飛び降りてしまうところから始まります。
しかし、目を覚ますと彼女は「シノアリス」の世界、「ライブラリ」と呼ばれる場所にいました。
そこで彼女を迎えたのは、ナビキャラの「ギシン」と「アンキ」で、彼らはアリスに対し、彼女の人生がいかに最悪だったかを突きつけます。しかし、その絶望的な状況からアリスを救おうと、「シノアリス」のキャラクターズが立ち向かいます。
本作は、「NieR」シリーズや「ドラッグ オン ドラグーン」シリーズで知られるヨコオタロウが原作・監修を務め、音楽には岡部啓一・MONACAが担当しました。
また、監督はアオキタクトが務め、オリジナルキャラクターデザインはイラストレーターのjinoが手がけています。主な声の出演には、M・A・Oや上田麗奈、立花理香などが名を連ねています。
「シノアリス」は、2017年にサービスを開始し、国内で1,000万人以上の登録ユーザーを誇る大人気ゲームです。
しかし、2024年1月15日にサービス終了を迎えた後、ファンへの感謝の意を込めて、このオリジナルエピソードがファンムービーとして劇場上映されることになりました。
物語の舞台となる「ライブラリ」では、アリスが過去の絶望やトラブルに直面しながらも、ゲームのキャラクターたちと共に新たな展開を迎える様子が描かれています。
アリスの過去と現在を絡めながら、彼女の成長や変化を見守ることができます。また、ファンにとっては、お馴染みのキャラクターや世界観をスクリーン上で見ることができる特別な体験となるはずです。