盾の勇者の成り上がり
(C) アネコユザキ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
⇒盾の勇者の成り上がり3期の感想評価はこちら
⇒盾の勇者の成り上がり2期の感想評価はこちら
「盾の勇者の成り上がり」みんなの感想評価とネタバレ考察
あほな主人公にも問題ある
あほな敵に合わせて戦い結果騙されるあほな主人公
真面目に見れないレベルのガバガバ
設定だけでなく話もひどいがそのあたりも目を瞑り
騙されたことに納得し主人公が救われるほうだけ見れれば楽しめるかも
理不尽というより頭悪いのしかいない
みんなそうだけど特に悪役の頭悪いのが見てて気になる
これにやられる主人公側にも問題
希望はある
正直なところ、メンタルが弱かったり、共感性羞恥があったりする人にはとてもおすすめできません。ほぼほぼ理不尽極まりない胸糞悪い展開ばかりで、精神的なダメージを負ってしまいました。
尚文ばかりがどうしてこんな目に遭わなければならないのか、疑問でしかなかったです。そんな中、救いのように優しい希望をもたらしてくれたのは、紛れもないラフタリアでした。
とりわけ、尚文と出会ったばかりの頃のラフタリアは、本当に癒しそのものの愛らしさがあって最高でした。あっという間に成長してしまったけれど、成長してからの文句一つ出てこない美しい容貌も素晴らしかったです。
時間が経つにつれて尚文との距離感が縮まって、絆を思わせる信頼関係を築けているのが微笑ましくて印象に残りました。
前半のストレスからの後半のカタルシスは最高です
小説家になろうで連載されている作品ですが、物語前半から主人公尚文が罠にはめられ、誤解を受け様々な苦難に見舞われます。
このアニメを視聴する人はおそらく主人公のあまりにひどい境遇にストレスを感じる事でしょうし、それ故にここで見るのを止める人がいるのではと思います。
ですが我慢しつつ見続けるとその分、話が進むにつれて主人公が周りに認められ、成り上がっていく過程でのカタルシスを強く感じますし、彼を貶めた周りのキャラクターたちに対し所謂「ざまぁ」を思う存分浴びせる事ができます。
ED「きみの名前」も名曲であり素晴らしく、歌詞をよく聞いてみるとこの作品にマッチした内容でいっそう楽しく視聴することができます。
個人的にこの歌は主人公の心情を歌ったものだと思っていますが、ヒロインのラフタリアの心情を歌ったものという意見もあり、これは実際に皆さんが視聴して考えてみれば面白いのではないかと思います。
この作品ではヒロインが何人も出るのですが、私のお気に入りはやはりラフタリアというキャラクターです。これが非常に可愛らしい。主人公が助けた狸の獣人であるのですが、初登場時は小さくて可愛らしい少女です。
途中で成長して10代中~後半くらいの年齢の美しい少女になるんですが、成長した姿も可愛らしいです。主人公に対し強い好意をもち、献身的でいつも支えています。嫉妬深い所もありますが、それがかえって魅力を引き立てており、まさにザ・ヒロインという感じです。
前述したとおり複数のヒロインが出るので、彼女たちと主人公の関係をじっくり見るのも面白いポイントです。この作品は色々見所はありますが、声優の熱演もまた素晴らしいものがあります。
主人公を演じる声優の石川界人さんは非常に演技が上手く、特に前半苦しんで人間不信に陥っている時の血を吐くような叫びは真に迫っていて、主人公の心情が視聴者によく伝わってきます。
不満点はやはりアニメであるので、小説と比べ心情描写などが不足しがちになるところです。ですが書籍で補いつつ見ることで緩和されるので、両方を見ることを個人的にはお勧めします。
見ていない方はぜひ一度視聴してみてください。面白い作品ですよ。
状況は最悪からどんどん良くなる物語
異世界に召喚されて、主人公は最悪な環境の中で成長していく物語です。どん底から這い上がって来た主人公がどんどん強くなり、周りの環境も良くなっていくのを見るのは面白いです。
全体的にアニメは凄く仕上がりがいいと思います。個人的には戦闘シーンはかなりカッコイイと思います。尚文自体の戦闘が特に好きです。
内容的には異世界ファンタジーとしては申し分ないのですが、回を追うごとに少しずつハーレム要素が加わってきてる感じがします。正直あまりそこは好きではありませんが、ラフタリアが個人的には好きなので、二人の関係がもっと発展してくれたらいいなと思います。
この物語の世界自体まだまだ、謎が多いようで1期を見た感想としては早く2期が見たいと思わせるアニメです。2期ではラフタリアとの進展と新たな戦闘シーンを期待したいです。
どん底まで落ちた主人公の成り上がりものであり、続編に不安と期待を抱いてしまう作品です
小説が原作でありながら漫画、アニメと全てにおいて少しずつ視点や解釈が変わっている珍しい作品です。特に結末はWEB版と小説で違うという事でも有名な作品のため、アニメも最後まで目が離せない作品となっていました。
そんなアニメ版の終わり方ですが、私はスマートな終わり方だったと思います。
召喚された主人公が一度どん底まで落ち、周囲の誰も信じられない状態から始まりますが、アニメの最後では召喚された世界で、少数とはいえ信じられる、守りたい人達のために世界に残り生きていく覚悟と、ここから自分の物語を始める覚悟を決める、そんな主人公の心の変遷みたいなものが見える感動的なシーンでした。
とは言え、最後が綺麗な終わり方だったからこそ、どうやって続編に繋げるのかが少し気になります。原作を読んでいる身としては、アニメでああいった終わり方をした以上、次につなげるのは難しいのでは?と少しだけ思います。
ですが、そんな不安を跳ねのけてくれるという期待もあります。不安と期待、色々なものをひっくるめて続編が気になる作品です。
理不尽を乗り越えてこその勇者
この物語は勇者として4人が異世界から召喚されるのですが、主人公である盾の勇者・岩谷尚文は理不尽な裏切りに会い、冤罪によって名声がどん底になってしまいます。
尚文は人間不信に陥りながらも、様々な出会いによって、この世界を救っていくのが大筋となります。
盾では攻撃ができないというハンデを背負い、何度も絶望しながらも這い上がっていく尚文の姿は、他の異世界ものでは見られない過酷なストーリーながらも、魅力のある成長だと感じます。
奴隷として買ったはずのラフタリアが、文字通り尚文の剣として彼を助けていく分けですが、多くの困難を経て信頼関係を築いていくのが、この作品の見所です。逆境をどう乗り越えていくのかが1期の面白さと言えます。
苦しんだからこそ他の勇者たちよりもはるかに強くなった尚文が、世界の命運をかけてどう戦っていくのかが続編では注目されます。
召喚された後、すぐにどん底の急展開。そこから這い上がる主人公に込み上げるものがあります
私は主人公とその周りに集まったキャラクター、そして物語が好きです。主人公は召喚されて間もなく、謂れのない罪や噂でどん底に叩き落され、一人で困難に立ち向かう羽目になってしまいます。
そんな状況に、人間不信に陥ってしまいう主人公の気持ちには同情せざるを得なません。
しかし、一人で異世界を生きるための知恵と能力を身に着ける主人公に転機が訪れます。それは、奴隷商で手に入れた少女と卵。彼女たちが物語が進むにつれて、頼もしい仲間になっていくのです。
その仲間のお陰で、人間不信に陥った主人公の心が少しずつ前向きに、そして勇者らしく成長していく展開に胸が熱くなるものがあります。
物語の最初は、視聴していて辛い展開が多く思いましたが、後の展開からその過程があったからこその逞しさを感じるようになり、見応えを感じるようになりました。
暗く、感情を押し殺し、復讐心で生きようとする主人公に寄り添う仲間。絵も綺麗で、バトルシーンや展開は熱く、久々に続編が気になる作品でした。
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「盾の勇者の成り上がり」の作品情報
基本情報
タイトル | 盾の勇者の成り上がり |
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読み方 | たてのゆうしゃのなりあがり |
原作 | アネコユサギ |
アニメーション制作会社 | キネマシトラス |
アニメ放送期間 | 2019年1月~6月 |
話数 | 全25話 |
アニメ放送局 | AT-X、TOKYO MXほか |
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